【何かを理由にして諦めそうになる時】 | 【ハーブ瞑想古民家暮らし】メディテーションハーバルセラピスト〜茨城県と小豆島の2拠点生活〜

【ハーブ瞑想古民家暮らし】メディテーションハーバルセラピスト〜茨城県と小豆島の2拠点生活〜

自分らしく生きる事で
夢を叶えてきた40代。
小豆島と茨城県での生活
の様子やハーブを使った自然療法などを書いています。

【何かを理由にして諦めそうになる時】


小豆島夕方の空に虹が

なんだか良い事が起きそうな予感。

毎日素敵な景色を見せつけてくれる小豆島

暖かくなり散歩が気持ち良い時期になりました。



11年前

アロマヨガインストラクターでデビューしたのは

養成講座を終えて直ぐの時。


行動せずに資格を活かせなかった数年間があった為

そこから抜け出す為にも

活動を積極的に行っているヨガの師の

『直ぐに活動をスタートした方が良いよ』

と言う助言を素直に受け取り行動しました。


その頃の私はsnsは何もしていなくて

ヨガ同期の皆んなとFacebookで繋がったのが

初めてでした。


自分が何をしていて

何を伝えたいのか?

何のためにヨガやアロマテラピーを伝えたいのか?

情熱があるうちに

直ぐに募集開始をスタートさせました。


先ずは友だちや親戚の人

そして来てくださった皆さんが

私を紹介してくださり、町役場にも出向き

講師登録などその場に出向き

やれることを少しずつやって

パートが休みの日にヨガのクラスや

アロマテラピーのクラスを開催していました。


そうして何年か過ぎた頃…

もう少し沢山の人に来て欲しい

もう少し収入を上げて

パートを手放したい。

そんな風に思う様になりました。


人はひとつ目標が叶うと次の目標が

自然に生まれてきます。

今以上に良くなりたいと思うのは人間の本能です。


しかしその向上心を履き違えてしまうと

足りないところに目が向き

もっともっとと欲しがる様になってしまいます。


お金があって、ものがあっても満足出来ないのは

この内側が満たされていないから。


人は勘違いして

お金や地位や名誉があれば幸せになれると思い

物質的な事を追いかけるあまりに

心が置き去りになり

物質的なものがあってもまだ足りない

まだ足りないと足りない何かを

ずっと補おうとします。


私自身もヨガをしたからといって完璧ではなく

外側に、ひっぱられて

他のインストラクターさんと比べてしまったり

生徒さんが増えない事を自分のクラスは

魅力がないのかもしれないと

外側からの評価を気にする様になっていた時期もありました。


そうやって悩んでいると精神的にキツくなり

また病気が再発するのではないか?

と不安の方へ意識が向いてしまい、心配なので

また診療内科の先生に相談に行きました。


しかし、その先生は

違うよ。大丈夫だよ。

と安定剤など薬は一切渡さず

安心感だけを与えて下さいました。

今思えばとても良い先生に出逢い

私はもう大丈夫。その病気にはもうならない。

と自信が持てた出来事でした。


何か不安な事があると病気のせいにしてしまっていたあの頃。

病気になる事の裏側に内側からの叫びがあり

本当の声が隠れています。

表明的には病気は悪いものと捉えがちですが


本当は休みたい

本当はわかってもらいたい

など、病気になる事で休めてわかってもらえる

という内側にはプラスな事も発生するので

知らぬ間に病気を理由に

依存している場合もあります。


今となってはあの時

病気になれば気付いてもらえる

という感情があったことに気付きました。


人生には良い事も悪い事も起きて

それが当たり前。その出来事をどう捉えていくかで

人生の見え方は劇的に変わっていく。


人はそのままの方が安心だと思い込み

変わろうとすると元に戻す力も働き

何かしら起きるものです。


出来ない理由を無意識に探し出すのです。

しかし、そこを乗り越えたかった私は

繰り返していたパターンに気付き

病気への執着を手放し

自分との信頼感を少しずつ取り戻し

私は一歩一歩成長していきました。


外側ではなく内側の自分の心

そのがブレブレだと

やりたい事も人からの評価などの為や

自分の満たされない溝を埋める為になってしまい

うまくいきません。


幾度となく活動を辞めようか?と思うこともありましたが、それでもやり続けて

ある時心からこれで良いんだ。

と思える出来事がやってきました。


乗り越える壁が大きいほど

それを乗り越えた時の成長は凄まじい。

今となってはそれに気付いていますが

あの頃は

どうにか不安から解放されたい

そんな風に思っていた様な気がします。


自分自身としっかり繋がって

ブラされながらも自分自身の中心に戻る習慣を

私は少しずつ学んでいくのでした。


続く…