こんにちは
香西家の暮らしごとの香西慶子です。
我が家のちかくには
芦屋の３大富豪と言われる方のお屋敷があって
そのお屋敷は森のような樹木に囲まれており
静かで涼しい空間を外から妄想しています。
きっとその一族の持ち物であったのだろうと思われる土地に
マンションが多数並ぶこの辺り。
マンションのつくりも
以前のお屋敷の門構えや石畳や石垣
植え込みやお庭を
そのまま使った瀟洒な空間のため
大阪や神戸、西宮北口などと比べると
気温が２度くらい違うのではと思うほど涼しい。
六甲山から吹く風がこのあたりの樹木の間をすり抜けて
さらに冷たい風に変わるのだと思っています。
暑い日差しの中でも
頬をすり抜けていく芦屋の冷たい風を感じたい方、
ぜひ我が家に遊びに来てください。
二十四節気七十二候でいえば
明日からは
「菖蒲華（菖蒲華咲くころ）」
七十二候の中でも一番華やいだ美しい表現ですね。
関西は入梅はしていないけれど
時々ゲリラ豪雨のように降る雨の
残った湿気で心も身体も
うまく調子に乗れていない人もいらっしゃるみたい。
実は私もその一人。
「菖蒲華」という言葉があれば少し浮き浮きした気分になれそう。
調子アップには
中医学で君主の官と言われる「心」を助ける赤いものを食べたり
湿気の好きな甘いものなどはなるべくとらないように心がける毎日・・・
ううううう・・・
食べてしまうけどね。
精油の世界では、こんな時期には「サイプレス」がおすすめです。
浮腫み対策にはジュニパーやローズマリー、ペパーミントなどもよく使われますが
下肢の浮腫みには、サイプレス。
末端から心臓に血液やリンパ液を送る手助けをしてくれます。
湿邪は、下降しやすく下部を犯しやすいという、
中医学にもぴったりと当てはまる精油です。
湿気が多い日本では、暮らしの中でも湿気対策が必須ですが
身体へのいたわりも忘れないようにね。
我が家の湿気をお家に取り込まない対策の一つは
キッチンの流しの下の収納庫の床に新聞紙を敷くこと。
そして、時々は変えること。
特に、梅雨が終わったらまず新しい新聞紙を敷き詰めます。
７月の「香西家の香りの暮らしごと」は
湿気に負けない身体を作る香りの暮らしを提案します。
サイプレスやむくみ対応のハーブティーなど、
湿気の多い季節の暮らしに役立ててくださいね。
レッスンではお風呂上がりや、浮腫みが気になった時の
マッサージオイルをご自分用にお作り頂けます。
香西家の香りの暮らしごと