まさに本を愛し
マンガを愛する人ならこの本は必読なのだ
絶版品切れのために手に入らない書籍を投票により
復刊させようと言うサイト、復刊ドットコム。
復刊を願う人々が100人集まれば
サイト運営者が出版社又は著者に復刊交渉を
地道に行っていく。
裏話や業界のタブー恐れぬ数々のエピソードなど
涙なしでは読めません![]()
私は本中で”復刊を断念するケース”で
『今でも慙愧の念に絶えません』
と書かれたところを読んで
瞳が潤んでしまいました
知る人ぞ知る作家、
佐々木丸美さんの本を復刊するべく奮闘したが
ご本人の意向で承諾を得れなかった事が書かれている。
当時佐々木丸美の新刊は出ると
一日で100冊はあっという間に売れる
ドル箱だった。
私にとって
彼女の作品は
ミステリーであり
恋愛であり
哲学であり
歴史であり
超心理学であり
精神世界であり
曼荼羅であった。
胸躍らせて読んだものだった。
今だから話せるが![]()
当時自分の職場では買わず
他の本屋で買ったものだ。
今こそ売れ線の本の発売日を無視して
早く店頭に出そうものなら問屋から
(実は他の本屋さんの人が偵察に来てチクルとも言うが
)
クレームが来て注意を受けてしまうが
昔は本屋によって
いや、
本屋と言うよりも本屋の問屋(大きくは東販と日販)によって
一日早く店頭に出る本も多多あったのだ。
佐々木丸美の本は、
とある本屋では一日早く店頭に並ぶのを知っていた私は
発売日の前日こっそり買いに行ったものだった。
もちろんその日の夜は徹夜である
それほどしても佐々木丸美の本は
面白いし、そしてバイブルであったのだ。
若い頃から精神世界系の本をあれこれ読み
いろんな講演会などに行っていた私としては
彼女の本の内容は興味深く学ぶ事は多かった。
今思えば彼女の作品は時期が早かったのかもしれない。
いつの頃からか本が発売されなくなり、
どうしたものか… と思っていたら
作家と出版社との間でなにやらあったようだ。
あんなに道内作家として力を入れていたK社だというのに。
ある日K社の担当の人に
佐々木丸美先生は新刊出さないのですか?
私が尋ねると口を濁したものでした。
あとあとウワサによると精神的に疲れたようだとも
最初の担当編集者が交代され書きたい作品があるのに
出版社の意向で許されなかったとも聞く。
純粋な新鋭作家が
東京の出版社という怪物に押し潰されたのではないか。
などとも思ってしまう。
色んな作家や漫画家が消えていく陰に
編集者の当たり外れがある、とも聞く。
色々あったらしいそんな話を聞いているだけに
復刊ドットコムの運営者と
佐々木丸美ファンクラブの会長さんが
彼女の実家へ伺った時も
首を立てにふらなかったということは
いままだ彼女の心の傷は癒えていないのだろうか。
こんなに多くの人たちが佐々木先生の本を望み、待っている。
もちろん私だって。
物書きとしての使命には
読者の読み喜ぶ姿を見る、
と言うところにもあるのではないか。
もしまだ先生が物語を綴ることが
魂喜ぶのであれば
今こそ一歩乗り越え、書いて欲しい。
今こそ先生の作品がさらに多くの読者の
心の糧となり支えとなり癒しになるのではなかろうか![]()
それと先生の時代小説読んでみたい。
もし物語綴る事がすでに苦痛でなるならば…
諦めるしかあるまい…。
天沢退二郎先生の事も書かれていた。
こちらは無事復刊され、ついついわたしも購入しました。
(一体同じ本を何冊持っているのだと言う事は、なしね
)
やはりこの本の中にも光車よ、まわれ
の
続きなるものの構想あり、と書かれていました。
やはり以前雑誌ダ・ビンチでの対談のお話は
まだ生きているのね。
ああ、早く続きを読みたいです~~。
私のお気に入りの作家さんはなぜか筆が遅いかも…。
書くほうは大変だけど読むほうは勝手です![]()
- 復刊ドットコム奮戦記-マニアの熱意がつくる新しいネットビジネス/左田野 渉
- ¥1,785
- Amazon.co.jp




をしていたという印象が。 
