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アロマベーネ かわせゆうこです。
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昨日はEテレ「100分de名著」でカミュの「ペスト」の回の再放送をしていました。
「ペスト」を読んだのは学生の頃で内容は忘れてしまったのですが、暑苦しくけだるい空気と無力感を感じたのを記憶しています。
今、ベストセラーになっているとのことですが、久しぶりに読み返してみたくなりました。
ペストが書かれたのは、第二次世界大戦の後で、ナチス占領下のフランスでレジスタンス運動に参加していたカミュが、そこで感じた不条理を疫病の蔓延した街における人間を通して描いた作品なのだと初めて知りました。
印象的だったのは、ペストはわたしたちの心の中にあるということです。
カミュの描いた物語は、感染症の蔓延や独裁政治といったある特殊な状況のことではなくて、いつの時代にも誰の心にも通じる普遍性があります。
カミュが人間というものを何かの信条によりゆがめることなく、まっすぐにみつめたからなのでしょう。
そして絶望的な困難な状況のなかで求められるのは、 「人の誠実さ」であり、「自分の職務を果たすこと」 なのだと言います。
まるで今のことを言われているようでドキッとさせられます。
今のこの世界の状況は、わたしたち一人一人が人としてどうあるかを問い直す時なのだと改めて思います。
そしてこのようななかでも植物は、春を迎えて芽をだし、花を咲かせ、幹を太らせています。
橙に新芽がでてきました。
この木に咲く花はネロリになります。
甘くてすばらしい香りのネロリの花、今年はたくさん咲いてくれるでしょうか。
これはナードの農場で根分けしてもらったスペアミント。
今年はナードの農場研修もすべて中止になりました。
このスペアミント葉っぱがものすごく大きくて、とても元気です。
花壇の奥のほうに植えたスペアミント、冬の間に地下茎をのばしていて、春になったら離れたところからも生えてきました。
そのうち、花壇中に広がりそうです。
小さな鉢植えを買ってきたさくらんぼの木、こんなに幹が太くなりました。
花が終わってさくらんぼの実がついています。
昨年買ったボローニャの鉢植え、今年も花がつきました。
ボローニャはミカン科で、葉をちぎるとさわやかな香りがします。
植物のたくましさを見ていると力づけられます。
寒い冬の間に根に栄養を蓄え、枝に芽をつけます。
今は多くの人にとって冬の時期でしょう。
この冬をどうしのぐか、知恵をだし、人の助けも借り、できることがあれば人を助け、乗り切っていきたいものです。
現場で働いてくださっている医療従事者の皆様に感謝と敬意をささげます。
今日も笑顔の一日になりますように。
アロマテラピーサロン&スクール
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