こんにちは。
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北区・王子駅のアロマテラピーサロン&スクール
アロマベーネ 川瀬裕子です。
サロンの玄関前にマートルという低木を植えてあります。
春に咲く花は、蕾が白い球形で、花が咲くとおしべが綿毛のように広がります。
そのマートル、春からどんどん枝を伸ばし、ドアを塞ぐほどになっていました。
短く整えたかったのですが、いつもは5月の始めくらいに咲く花が今年は遅く、花が咲くまではと剪定するのを待っていました。
ちょうど今花が咲いているのですが、前日の激しい雨に枝が倒れたこともあり、昨日作業することにしました。
木に近づくと何匹ものミツバチが忙しく動き回っていました。
ブンブンと音を立ててなんとも可愛らしいのです。
よくみるとお腹のあたりに黄色い花粉のお団子らしきものを抱えています。
山田養蜂場さんのHPによると
「 ミツバチにとって花粉ははちみつとともに大事な食料で、糖分が多いはちみつがすぐにエネルギーに変わる主食に相当するのに対し、花粉はタンパク質、ミネラル、ビタミン類が豊富なおかずということができます」とあります。
いったいどこから現れるのか、我が家の小さな庭にも花が咲けば、蝶やハチがやってきて、実がなれば小鳥がきます。
無農薬のハーブ農家から苗を取り寄せたマートル。
ミツバチの役に立てたなら嬉しいことです。
ネオニコチノイド系農薬の影響で数を減らしているいるというミツバチ。
ミツバチがいなくなったら、ハチによる受粉ができなくなる植物があり、生態系への影響は計り知れません。
1990年代はじめから、2007年までの間に北半球のミツバチの4分の1が消えたといいます。
ネオニコチノイド系農薬はヒトの中枢神経系への影響を懸念する声もあります。
EUではネオニコチノイド系農薬への規制を強める動きがあり、特にフランスでは、2020年には現在認めている例外使用も認めなくなるそうです。
そうした動きに逆行し、日本では食品残留基準を緩和し、ほうれんそうでは従来の13倍もの基準値に緩和したというのです。
小さな体に花粉団子を抱えて、ブーンと大きな音を立てて忙しく働いています。
「頑張って!」と応援したくなります。
マートルは、銀梅花(ぎんばいか)ともいい、ユーカリやティートリーと同じフトモモ科の植物です。
「ハーブ学名語源事典」によれば、ヨーロッパでは愛の象徴として古代ローマ時代の女神Venus(ヴェヌス、ビーナスの語源)の神木と呼ばれたそうです。
Venusはこの花を愛し、マートルの花飾りを身に付けたのだとか。
アロマベーネを訪れる方に福がありますように玄関前には縁起のよい植物を植えたくて、この木を選びました。
マートルの精油は、一般的なシネオールタイプでは、モノテルペン炭化水素類のα-ピネンと酸化物類の1,8シネオールが主成分です。
抗カタル作用、去痰作用、抗ウィルス作用、抗菌作用などがあり、呼吸器系の感染症に適しています。
今日も笑顔の一日になりますように。
ナードアロマテラピー協会資格認定校
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