こんにちは。
ブログにご訪問ありがとうございます。
北区、王子駅のアロマテラピーサロン&スクール
アロマベーネ 川瀬裕子です。
前回の更新から2週間たってしまいました。
この間、サロンでのトリートメント、スクールでの新しい講座の準備などしておりました。
それについてもブログでお知らせと思いつつ、いつもパソコンに向かう夜になると、猛烈な睡魔に襲われて、ブログ書けない状態になっていました。
この眠気の原因は、最近、サロン・スクールの仕事と平行して始めたもう一つの仕事です。
朝早く家をでて、ほぼ1日立ち仕事なので、夜にはバタンと寝てしまいます。
その仕事とは、デイサービスでの介護職です。
週2回のパートですが、介護の現場に身をおいて、これは自分の天職かもしれないと思うほど、この仕事が好きになりました。
以前から病院や介護施設でアロマテラピーを行えたらどんなによいだろうと思っていました。
年齢が上がるにつれ、介護は身近なテーマになっています。
同世代の友人達は、親を見送った人が多いのですが、介護でとても苦労した人、今も渦中にいる人がいます。
お客様の中にも、介護に直面している方がいらっしゃいます。
そして、自分自身が受ける側になることも、そう遠くない未来のこととして考えるようになりました。
私自身は、両親とも介護の期間を経ずに逝ったため、このことで悩んだり、苦労したことがありません。
でも、お客様にとっても、自分も避けて通れない「年をとるということ」について、知っておきたいと思いました。
そして、アロマテラピーを使いたいという前に、まず介護の実際を知る必要があると思いました。
そこで、昨年、初任者研修を受けて、現在、デイサービスで働いています。
介護の勉強をして、一番最初に役に立ったのは、なんと自分が骨折した時でした。

車椅子にのる勉強をしていたので、車椅子を押す家族に指示をだしたり、ベッドからの移乗をスムーズに行うことができました。
習った時には、まさか自分の役に立つとは思ってもいませんでした。
そう、介護が必要になるって、いつ来るかわからないのですよね。
そして、今思うこと。
マッサージセラピストとして、やらないといけないことがあると思うようになりました。
要介護になる原因として、「関節疾患」「骨折・転倒」は、①脳血管障害、②認知症、③高齢による衰弱に次いで多く、合わせて全体の20%を越えています。
関節疾患は、なってしまってからは、マッサージセラピストの領域ではない場合が多いですが、長年の体の使い方の癖、姿勢の歪みが原因となることがあります。
筋肉がよい状態に保たれていれば、転倒することも少なくなるでしょう。

「できることなら、最後まで自分の足で歩きたい!」というのは多くの人が願うことだと思います。
現場で高齢の方と接していて、まだ元気なうちに体を整えておくことが、どれだけ大事かと思います。
膝を悪くする前に、脚の状態をよくしていたら、歩けなくならなかったかもしれません。
骨盤の後傾がひどいと、椅子に座っても滑り落ちそうで安定しません。
体の左右差が大きいと、しっかり両足に体重をかけて立てません。
正しい姿勢でしっかり動けるようにマッサージセラピストとして、できることをする。
それが、セラピストとしてのライフワークだと思うに至りました。
わたしと同世代の60歳前後の方なら、もう今から始めておけば、10年後、20年後の生活の質が大きく変わると思うのです。
年齢なりに衰えて、人の手を借りて歩くにしても、良い姿勢で、しっかり立てる人は、気持ちもしっかりしていて、全体的な活力が違います。

同世代の皆さまとともに、元気でアクティブに年を重ねていけるよう、マッサージセラピストとして研鑽に努めていきたいと思います。
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