爽やかな秋の日が続いています。
サロン前の植え込みも秋バージョンに植えかえました。
こんにちは。
王子駅のアロマテラピーサロン&スクール
アロマベーネ 川瀬裕子です。
NHKスペシャル「人体 神秘の巨大ネットワーク」とても面白くてワクワクしながらみました。
ホメオパシーを勉強していたとき、細胞には記憶があると教えられました。
一つ一つの臓器に固有の周波数があり、その周波数をとらえることで、病気になる前のサインをとらえることができる、とも言われていました。
尊敬する山口創先生は、「皮膚には心がある」と言われます。
番組のなかで、紹介された臓器たちのメッセージ。
心臓は、負荷がかかり、血圧が上がると「しんどい」と言い、
それに応えて腎臓は尿を排出して、血圧を下げます。
今までは脳が全身に指令をだすと考えられていましたが、
個々の臓器が意思をもつかのように、メッセージを発し、受け取った臓器は、それに応えるのだそうです。
なかでも、腎臓は、全身の調整役を担っているそうです。
なんておもしろいのでしょう。
皮膚が発するメッセージは何でしょう?
「暑い」「寒い」というのもあるでしょう。
そして、わたしが思うのは・・・
「乱暴に扱わないで!」
「やさしく触って」
あるいは、「そっとしておいて」ではないかと思うのです。
わたしがセラピストになった理由の一番の根っこが「人に触れたい」と思ったことです。
幼い子供のときに、あまり母親と触れ合った記憶がありません。
人との距離が近すぎると息苦しく、人を避けるところがありました。
それが、初めて受けたアロマトリートメントで、やさしく触れられた時、「人の手はなんて温かいのだろう」と感じました。
その時、とても無理をしていたのですが、手の温かさに触れて、生き方を変えようと思いました。
アロマテラピーを学び、トリートメントを学ぶうちに、ヒトを苦手と感じなくなりました。
いつのまにか、人に触れることが恐くなくなっていました。
これは、皮膚に直接触れるオイルをつかったトリートメントだからこそ、のことだと思います。
今わたしが、セラピストとして人に触れるのは、自分の傷を癒すためではありませんし、相手を「傷ついた人」として癒すためでもありません。
やさしく触れられることは、自分が自分を優しく扱うことを思い出させてくれます。
その時、癒しは、その方自身のなかで起きます。
トリートメントのあとで、お客様が「今までこんなふうに、自分に優しくしてこなかった」と言われることがあります。
自分に優しくあれば、頑張ることも、無理をして背伸びすることも、成長になります。
誰かの評価のためではなく、自分自身が真にやり遂げたいことのために頑張り、無理だと思えることに挑戦するのは、素晴らしいこと。
頑張らなくっていいよ、なんて思いません。
頑張ることは、喜びにつながります。
外から見ても、その人の美しさ、輝きが増していきます。
「”今のままでいい”のではなくて」、「今のあなたが思っている以上に、あなたは素敵だし、もっと素敵になれる」と私は思います。
トリートメントを受けたことをきっかけに、自分に優しくなり、大切に扱い、本来の素敵さを発揮していただけたら、そんな嬉しいことはありません。
先ほどの皮膚のメッセージ。
他の内臓というより、外に向かっていることに気づきました。
境界としての皮膚のメッセージは、外に向かうのか?
内に向かっては、どんなメッセージがあるのか?
検証していきたいと思います。
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