湘南茅ヶ崎 人と犬猫のための心と体のケアをお伝えしている自然療法スクール&ショップ
アロマスペース ニコの姫野純子です。
三寒四温、本格的な春が待ち遠しいこの頃ですが、皆様お元気でお過ごしでしょうか。
昨年の不調の時期を乗り越えたお話を今日は書いてみました。
一昨年から昨年の前半、ぎっくり腰を何度も繰り返していた時期がありました。
整形外科に行くことはなく、いろいろな方法で治ってはいたのですが、繰り返すことで痛みのトラウマになっていました。
そんな時、子供や主人が通っていて古くからなじみのある接骨院に思い切って行きました。
初回に「先生、ぎっくり腰を繰り返すので、筋トレとかした方がいいですか?」と質問したら、先生は一言。「まずは脱力だね!」首も肩もあちこち固くなって柔軟性がなくなっていた体にとっては、何よりも「脱力」が必要でした。(心も脱力が必要だったように思います)
治療しながら丁寧に「ストレッチ」を教えて頂きました。
「筋肉の伸びを感じたら、そこで力を入れるのをやめて、脱力!」
伸ばそう伸ばそうと思い続けてストレッチを行うと、他のところが緊張。他のところを緊張させないように、ピンポイントに筋を伸ばしながら、他は脱力!うんうん。なるほど。でもどうするの?
なかなかその感覚は掴めなかったのですが、ある時、確かに筋肉の伸びを感じたところで、他の力を抜くことができました。
脱力して「必要なところだけに意識」がいくと、筋肉がより伸びていると感じました。
ストレッチって、「痛気持ちいいぐらい」という意識をもっていた運動音痴の私にとって、目からウロコの新しい発見でした。
これって、何をやることにも通じることじゃないの!
仕事をするにもやたら全身の力が入っていたり緊張したり、もっと上手に「力を入れるところ」と「力を入れなくてもいいところ」を分けていたら、心と体のストレスが軽減していたのにと思います。
心と体のバランスをとる植物や自然な療法をお伝えしている者として、自分のケアを疎かにしていたことを多いに反省しました。
治療とストレッチ、的確なアドバイス受けながら、それからコツコツ半年以上かけて体を整えることができたことに感謝です。
そして、無事に70代に。体作りのスタートラインに着きました。心もとてもクリアです!(^^)!
最近出会った言葉で、理論物理学者の佐治晴夫先生が言われた言葉が、私の中でとてもヒットしています。
「私たちの体は、およそ数十兆個の細胞からできていて、その中の数千臆の細胞は一晩で入れ替わると言われています。ということは、昨日と同じ自分はもうどこにもいません。生きるとは、毎日毎日、新しい自分で死ぬまで生きることです」
力を入れすぎることなく、健康一番!ご縁を大切に、愛犬との暮らしも楽しんでいこうと思います。