女性の81.2%はイケメンより「いいニオイ」な男が好き!?
『日経ウーマンオンライン』の記事によると、出会いの場で「見た目は好みだけどにおいがくさい」男性と「見た目は好みではないけどいいにおい」の男性のどちらを選ぶか尋ねてみると、前者が18.8%だったのに対し、後者が81.2%と、圧倒的に“いいにおい”を選ぶ人が多かったそうです。
一般的に男性よりも美容に興味のある女性は、“男性にも、ある程度清潔感を求めている”と言えるでしょう。また、第一印象でのにおいはとても重要だという事も言えるのではないでしょうか。

商業施設のにおい
日本にはいつからか「無臭」が求められるようになり、様々な商業施設では清掃をしっかりしてお客様との商談スペースでは無臭を心がけている企業さんも多いと思います。ところで、店舗って本当に無臭なんでしょうか。実際友人の家に遊びに行くと、他人の家のにおいってありますよね。本人たちは無臭だと思っているけど実は結構気になったりした事ありませんか。同じ事は店舗でも言えます。普段そこで働いている人には感じないけど、初めて来店されたお客様は敏感にそれを感じとります。また店舗の場合一般家庭と違って土足でカーペットの上をあるいたり、ダクト式エアコン等通常の掃除ではカバー出来ない部分もどうしても発生し、ひどくなるとカビ臭いなんて事になるかもしれません。
第一印象は一度しかありません。そんな重要な機会を「におい」で駄目にしてしまってはとてももったいない。

第一印象における「におい」の可能性
それでは逆にこの「におい」を使って第一印象の向上を図る事も可能なのではないでしょうか。
店内に入った瞬間フワっとやわらかく香る上品な香り。想像してみてください。それだけで店舗のイメージがあがるのではないでしょうか。もちろん香りがキツ過ぎても逆効果なのでその点は気をつける必要がありますが。実際香りを使った店内滞在時間や売上上昇効果等についても論文が発表されており、その効果は証明されています。是非一度御社でも香りに関する検討をしてみてはいかがでしょうか。
ショールームはその商品に興味のあるお客さんが来る場所。
実際に商品を体験して購入検討が出来る場所でもある。

確かに今まで営業マンの説明だけ、ネットやチラシだけでの情報しかなかったお客さんにとって手にとって購入検討が出来る場所はお客さんにとってとても有益な場所になる。
またこの段階のお客さんは既に興味が高く、購入意識も高い事がうかがえる。

それでは、そんなショールームにおいてアロマがあった場合の可能性として、

1.他社との差別化
  商品ディスプレイ、空間ディスプレイは当然の事、空気の演出にまでこだわるという気遣いは当然きてもらったお客様に対して格好のアピール材料になるはずだ。

2.空間を楽しむ
  商品を実際に見ながら体験してもらう、またその空間にあわせた香りを楽しむ。リラックスして商品を楽しんでもらうのも手の一つかもしれない。

3.記憶に残す
  香りは記憶との関係が深く、ショールームでの楽しい体験を記憶として残す事が出来る。パンフレットに香りを添えると自宅に帰っても実際に体験した商品を香りという側面からも思い出してもらえるかもしれない。

先日「香りの可能性 1」として動物の本能と香りの関係から人間の行動まで書いてみました。

今回は香りとマーケティングについて書きたいと思います。

「香り」「マーケティング」で検索するといろいろな企業サイトがヒットしてきます。
既にそれだけ香りをマーケティングに取り入れている企業が多いと言う事でしょうか。
私は違うと思います。
一部の業界では既に香りが常識みたいになっていますが、日本ではまだまだの分野であると感じています。

特に無臭の文化が浸透している日本では、経営者はまず「香り」はどこまで利益を生むのかと考えます。
香りを導入する事により売上が上がるとか、顧客の滞在時間が伸びるという論文もあるみたいですが、実際の所、私もそのまま効果が出るのか疑問に思いますし確証は無いのでお客様の前でそういった話をするのは少し難しく感じています。

では、「香り」の価値ってなんでしょうか。

私は「香り」を導入する企業様に対して「究極のおもてなし」と提案をしています。
究極までつけると少し大げさかも知れませんが、その空間の空気まで気をつかう。

もちろん100%天然の精油にはそれ自体に消臭、抗菌・抗ウイルス、リラックス効果等の機能性もありそういった面からのアプローチも当然ありますが、今回は単純に「香り」という視点からの話ですので。

「香り」ありきではなく、その空間のデザイン、従業員の教育、企業の背景、ブランド等こういったバックグラウンドに「香り」が重なるとマーケティングツールとして絶大な威力を発揮すると思います。

日本にも様々な企業があり、こだわりや歴史様々な良い部分をもっとピックアップして「香り」を活用すればブランディングとしてとてもすばらしいツールになると思います。

私たちもそういったサービスをしていかないといけないと思います。


なんかこうやって書くと「香り」ってごく一部の選ばれた企業が使うマーケティングみたいな感じがしますね。
でも決してそんな事はありません。
今回はあくまでマーケティングとブランディングから考えた「香り」の活用ですので。