どんな年の瀬をお過ごしですか? | ◆ 薬いらずの元氣家族をつくる*おうちセラピー

家族みんなの毎日を明るく元気に!!

愛と笑いの栄養士セラピスト、岡田のりこです♪






「年の瀬」

って、よく使うけど、

どういう意味なのかな?


この「瀬」は

川の流れが速く、

船で通ることが困難な場所を

指しています。


同じような意味で

瀬戸際の「瀬戸」は

海が陸に近くなって、

浅かったり狭くなっているところ

=海峡を指していて、

やはり、船で通るのが

難しく危険な個所を指しているそうな。


とにかく「瀬」は通り過ぎるのが

困難なところ。


江戸時代は、ほとんどが「ツケ」で

勘定を済ませていたので、

それを一気に払わなければならない

年末は、金銭的にも精神的にも

本当に苦しかったようです。


つまり、「年の瀬」は

年明けを無事に迎えられるかどうか

という庶民たちの切羽詰まった状態を

表す言葉なのですねぇ。






少し話はそれますが、

数年前の年末、実家の母から

「子宮がんの再検査になった、

もしかしたら、相当悪いかも」

というカミングアウトを受けました。


年明けにしか、

検査のための手術室が

空いていないということで、

なんともグレーーな

気持ちの年末年始を

過ごしたのを覚えています。


「来年は母と年越しを

迎えられるのかな」

とか

「去年までは幸せだったな」

とか、グルグル考えながら

初詣も涙目でお参りしました。


そして、2年前の年末には

今度はわたしに子宮頸がん疑惑!

こちらも、年越しで結果を待つ、

しかも、家族誰にも言えずに

一人悶々と・・・というのを経験。



ちなみに、検査結果は

どちらもシロ!!



でも、この時から

「来年はないと思って、

精一杯、その年のお正月を

家族と幸せに過ごそう!!」

と、ココロに誓ったのです。





幸せな過去にすがるより、

何が起こるかわからない未来を嘆くより、


今、ここにある幸せに

ココロ全部を注いで

生きていこう☆



だって、生きていくってことは、

本当はいつも「瀬」と

隣合わせなんだから。


何かと氣忙しい年の瀬ですが、

みなさんが、少しでもココロ穏やかに

過ごせますように。