こんばんは
今日は、himariの懇談会でした。お友達ともケンカできるようになり、
幼稚園生活を楽しんでいるようで、一安心
それ以外は特に予定はなく、大好きな友達の家に行き
何するわけでもなく、お互いに好きなことをしたり・・
そんな時間が案外心地良かったりするものですね。
ところで
みなさんは、 『聞く』と『聴く』の違い、分かりますか?
字の雰囲気から、なんとなく「聴く」の方が集中して聴いているような気がしますよね?
私は、高校生の頃に読んだ、新聞記事に掲載されていたコラムの内容が
今でも忘れられません。
『聴く』 は
耳 と 目と 心 で相手の話をきくこと
だから、『聴く』の字は、
耳 + 目 心 と書くのだ・・・と。
高校生というと、看護科の学生でしたので
とても純粋に心に響き、私の看護師としての基本姿勢を支えてくれた言葉になりました。
「聞く」・・hear ⇒耳で音や声を感じ取ること
「聴く」・・listen ⇒耳を傾け、注意して聞き取ること
英語にすると、上記のようにあらわされるようです。
夜に、taigaとkokoroがケンカして、激しい言い争いをしてました。
4年生のtaigaと1年生のkokoroでは、知っている語彙の多さが違います。
必然的に、言い返せれなくなるkokoroは、ヒステリックに怒り、泣き叫びます
「もうイヤだにいにいなんか、大嫌いヤダヤダヤダ・・・・」
ふたりのバトルを聞いている私は、イライラ
でも、ケンカの内容はどうであれ、kokoroの悔しさは理解できるので
落ち着け!私~と自分で怒りをおさめながら
「ちょっと、おいでkokoro」と声を掛け、ドライヤーで髪を乾かしてあげながら
「悔しかったね~kokoro。もう、あんな意地悪なにいにいは、○○くんか○○くんに(いとこたちの名前)にあげちゃおうか?そしたら、ケンカせんでいいし、意地悪もされんし。kokoroが泣いたり怒ったりせんでもよくなるよお正月にみんな集まるから、ちょうどいいかもよ~」
kokoroの反応はというと・・・
すぐに首を横にふり、「いやだ」と言います。
「なんで~?いつもケンカばかりじゃん。いつも怒ってるでしょ、kokoroは」
「家族だもん・・・」
この一言に、私は完全に負けました
「そっか~家族かぁ~本当は、にいにいのこと、大好きなんだよね」
バトルだけを 聞いてた だけなら、私はずっとイライラして怒りにまかせて怒ってたかもしれません。
でも、kokoroの気持ちを 聴いた ことで 「本当は、にいにいのことが大好き」なんだと
いうことをkokoro自身も再認識したようです。
私も、ケンカばかりしてても、兄妹の絆 みたいなのを感じることができ、親としては正直嬉しく思いました。
そのkokoroの言葉を聴いたtaiga
悪いと思ったのか、反省したのか・・・
kokoroを意味もなく、抱っこしてあげたり、優しい言葉をかけてあげたり
いつのまにか 仲良く遊んでいました
表面的なものを「聞く」だけでは、分からないこと、たくさんあります。
私も、分かってるはずなのに、出来ていないことがほとんどかもしれません。
大切な人の 言葉 をきちんと 『聴いて』あげてますか?
大切な人=家族や友人だけでは、ありませんよ
大切な【自分自身】の声も、ちゃんと聴いてあげれていますか?
たまには、自分自身にも、耳と目と心 を傾けてあげて下さいね