おはようございますクラッカー


昨日は、もう頭パンパンで、ギブアップつかれた


で、続きです・・音譜


午後からのセミナーは講師の方によるものでした。

第一部は、

『ラベンダーと歩んだ道』と題して、富田忠雄氏による講演。

まず、スライドを見ながらファーム富田の四季の風景を堪能。手元にもプリントアウトされたものを

配布して頂きました。

四季折々の花の種類や色夏の景色

スライドでこんなに美しいのだから、実際はもっと壮大なファームなのでしょうねラブラブ

私は、富田ファームにまだ行ったことないのですが、ますます行きたくなってしまいましたアップ

そして、ファームで収穫したラベンダーを試香紙に1滴ずつ滴下したものを、各自に1枚配って頂きました。

甘くて、凛として、深みのあるラベンダーの香りふふ

しばらく、その香りを堪能していると・・ヤバいガーン眠気が・・・


会場一杯にラベンダーラベンダー

きっとみなさん、お腹も一杯だった事も手伝い、ラベンダーで眠たかったはず・・・にや


アロマスケッチ  ~子育てにアロマのスパイスを・・♪~-200911071422000.jpg



美しく壮大なファーム富田ですが、そこには並々ならぬ、富田氏と富田さんの家族の努力と

苦労の賜物だということを、富田氏のお話から初めて知りました。


富田忠雄氏がラベンダーと初めて出逢ったのは20歳のころの農業学生時代。

先進地への見学へ自転車に乗ってデコボコ道の山を進んでいくと、右側に紫色が見えた。

なんだろうと思い、仲間には先に行って貰い、自分だけ紫色の方へ。

そこには、海のように風で波立つ満開のラベンダーSAYU ハーブ

むせかえる香りに感動というより、驚きの方が大きかったそうです。


私は初めて知ったのですが、ラベンダーというのは、満開時の約10日間は紫色なのだそうですが、

その前後は、どちらかというと、緑っぽい。だから、気が付かれにくいのだそうですSAYU ハーブ


そのときから、富田さんはラベンダーに魅了され、夢中になり、「ラベンダーのない人生なんか考えられない。」とまでおっしゃっておられました。


心を引きちぎられるようなお話も聞かせて頂きました。

ラベンダーと関わってきて、1度だけ、もう限界とラベンダー畑をつぶそうとされたそうです。

(ラベンダーだけでは生計が成り立たないという理由もあり・・・)

ギリギリまで頑張ったそうですが、もう限界がこられ、家族と何度も話し合いを重ねた結果だったそうです。


ラベンダーを愛してやまない富田さんが自らトラクターに乗りこみ、ラベンダー畑に入り、家族の見守る中、

ラベンダーたちを刈り取りました。

正気の沙汰では、なかったそうです。正気では出来なかったと言われてました。


心を鬼にして、トラクターをフル回転させ・・・

奥さんは涙を流されて・・・汗


乾燥したラベンダーがポキポキ折れる音を聞きながら、4Mほど進んだところで、

『ギャ~~』

という声が聞こえたそうです。

家族の声ではなかった。

富田さんは、ラベンダーの声に違いないと思ったそうです。


そこで、やっと正気に戻った富田さんは、手も足も震え、涙が出て、もう動けなかったと言われてました。


奥さんが、「あと1年やってみましょう。生活できなくてもいいから・・」と声をかけてくれたそうです。


そして、今年1年がんばってみようと決意され、精一杯の愛情を家族みんなで込めながら

ラベンダーを育てていきました。


その年の夏、転機が訪れました。

JR富良野線がラベンダー畑の近くを走っているのですが、JR四国

そこの風景がJRのカレンダーとなり、ラベンダー畑が注目を集めるようになったそうです。


まだまだ、今回お話しされたことは、苦労の一端だと言われていました。

本当に色々なことが振りかかり、そのご苦労は言葉に表せないと思います。

その都度、「ラベンダー」のために頑張ってこられた人生なのだなと、改めて感じました。


富田氏とお逢いして感じたことは、本当に優しく温和なお人柄が滲み出ていらっしゃるということです。

ラベンダーを心から愛しているご様子が手に取るように伝わってきました。


そんな富田氏に育てられているからこそ、ファーム富田のラベンダーは、あんなに優しく凛とした香りを

醸し出しているのだと納得しましたラベンダー


私もいつか、絶対、ファーム富田を訪れ、富田氏のラベンダーを堪能したいと心から思いましたドキドキ


記念に1枚、富田氏とのツーショットをお願いしましたドキドキ

私の宝物ですラブラブ!ドキドキ

快く応じてくれた富田氏。ますますファンになりました。(ミーハーでごめんなさいあせる


アロマスケッチ  ~子育てにアロマのスパイスを・・♪~-200911081130000.jpg


つづく・・・


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