親ばか炸裂の記事になりますが・・・
許して下さいませ・・

長男3年生・・taigaがソフトボールを始めて約1年半
2年生のころは、学校のグランドでコーチたちと半分、お遊び感覚でソフトを楽しんでました。
もちろん、怒られることもなく、ノビノビとやらせて頂き、お陰で『ソフト命』
の少年に・・
野球のルールも知らず、大口をたたくtaiga
一人前に、「ピッチャーをする!!」とポジションも自己申告![]()
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チームプレーもボールの1球に込められた想いも、プレーのひとつひとつの責任も
何一つ、分かっていませんでした。
転機が訪れたのは、2年生の3学期。
ソフトに対する「やる気」だけはあったtaigaを監督が1部のお兄ちゃん達と一緒に・・・
とのお言葉を頂き、1部の中でともに行動するようになって・・。
(1部というのは、5~6年生のお兄ちゃん達のチームです。)
学校のグランドでは経験出来なかった、試合や上級生との練習
いつもニコニコしている監督さんの厳しさ
それでも、最初のうちは、試合のベンチでも
恐れ多くも監督の隣に座ってたんですよ~
指定席みたいに・・我が息子ながら、恥ずかしい・・
ある日の練習試合で taigaに登板させて頂くことになりました。
その日は、雨が降っていて、グランドのコンディションは良いとは言えない状態。
taigaのデビュー戦は、10日前に経験したばかり。(あっもちろん練習試合!)
いつものように、マウンドへ
でも、雨で濡れてグランドも滑る・・おまけにまだ小さいtaigaの手では、ボールも滑る

思ったように投げれず、何度もズボンで手を拭いては、握りなおす・・を繰り返し・・・
きっと、taigaの心の中は、不安とあせりでいっぱいだったはず・・・
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そんな様子を見ていた上級生のエースピッチャーがタオルを持って、マウンドまで来てくれ、
ボールを拭いてくれたり・・
監督さんも、「taiga
ボールが滑るんじゃない!taigaの気持ちがすべってるんだぞ~」って
声かけてくれたり・・
崩れそうになるtaigaをみんなが支えてくれてました。
監督さんも、まだ、3年生になったばかりのtaigaに
棘の道を歩かせるつもりはなかったので、途中降板
今にも泣きそうなtaigaでしたが、(もとから、泣き虫なんですが・・
)
マウンドの上では、泣きませんでした。
そのかわり、マウンドから降りてきて
ベンチでお兄ちゃん達が、あたたかく迎えてくれたとき、泣いてました。
うちのパパもそんなtaigaを見ていて、抱きしめたいと思ったそうですが、
taigaの周りには、taigaの気持ちを分かって励ましてくれる上級生のお兄ちゃんたちや仲間がいる。
もう、親の出る幕ではないと・・思ったそうです
私は、涙が止まりませんでした
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taigaの初めての挫折・・だったと思います。
それでも、ピッチャーを辞めたいとは一度も言いませんでした。
私だったら、もう自分が傷つきたくないし、もう無理かも!なんて思って
守備の変更を考えちゃうんじゃないかと・・・
怖くて、マウンドにも立てなくなりそうなのに・・・
それからもtaigaは機会があれば、立って投げています。
taigaのこの「あきらめない心の強さ」
我が息子ながら、感心してしまうし、この甘ったれ息子に、そんな強い部分があったなんて
正直びっくりでした
見直した
いやいや、惚れなおしました

そんなtaigaですが・・・
最近は、監督の隣に座りません。
「監督」がただの優しいおじさまではなく、チームの「監督」だと認識したようです
それだけでも、ちょっぴり成長しました
監督もそのことを分かっていて、「taigaが最近、隣に座ってくれなくなりました・・」と笑っておっしゃいます。
1年前に比べると、確実に成長したtaiga。
顔つきもお兄ちゃんになってきました。
親だけでは、教えきれないことをソフトで学んできています。
昨日、練習試合でtaigaの登板機会が与えられました
バックに5年生も携え、キャッチャーも5年生。
お兄ちゃん達に見守られながら、ピッチングしたtaiga
3回くらいで降板予定だったそうですが、
taigaの調子も良かったらしく、最後まで投げさせて頂きました
結果は、完投勝利
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お兄ちゃん達に守られていたので、安心して投げられたのだと思います
おめでとう!taiga![]()
一度も、ソフトがイヤだとか、行きたくないとか・・弱音をはいたことのないtaiga![]()
(まだ、そこまでの厳しさを体験したことがないのかもしれませんが・・・)
taigaの頑張りに、ママは頭が下がります。
反対に教えられてるよ。
諦めずに頑張れば、きっと結果がついてくる。
だから、ママもいろんなこと、頑張ろう!って思える。
taigaにパワーを貰っているのは、ママです
ありがとう!
これからも、ファイト


