健康のためなら死んでもいい。。。(20年前のワタクシのスローガン)
AEAJ認定教室 調布アロマシオンを主宰し、アロマテラピー研究室でも活動中、
アロマ&カウンセリング講師の島田さつきです。
アロマテラピーの安全な使い方 知ってますか?
自然のものだから安全 →
原液のまま肌につける →
ディフューザーを1日中使っている →
きちんと知るためには アロマスクールで
前回の続きを書きます。
不安は、自分が作り出している幻(まぼろし)。
不安とは、「もし~だったら」に備える自己防衛システムです。
もちろん必要だから私たち生きものはそのようなシステムを持っています。
けれども、必要以上にそれを発動させるのは、命を縮めているも同然です。
不安なとき、自律神経はピンチに備えるための交感神経を働かせます。
交感神経が働くときは、すぐに逃げたり、戦える戦闘モードに入っています。
突然、驚かされたりすると、ピンチだと思って心拍数を上げて、
全身に酸素と栄養分を送るため、スゴイ勢いで血流をあげます。
もし、早く逃げる必要があるなら、脚の筋肉細胞にエネルギー源となる、
血を届けなければならないですよね。
ヒトの心臓が一生に打つ心拍数はだいたい30億回と言われています。
心臓は他の筋肉とは異なる心筋と呼ばれる特殊な筋肉でできていますが、
生まれてから一度も止まらず休まず働き続けるので、この回数が限界ということです。
もし、ちょっとしたことでも、必要以上に交感神経が働き続けたらどうでしょう?
ドキドキし過ぎな人は、早くに30億回を超えてしまいますよね。
心拍高めになりがちなアスリートの寿命が比較的短いのも、こんなとこから想像できます。
前回、「予期不安」のことを述べました。
今までの経験から、予めピンチに備えることです。
しかし、この予期不安によって、必要以上に交感神経を働かせるのは、
寿命を縮めているとわかりますね。
以前、こんなクライアントがいました。
「不安でいたくないのに、いつも最悪のケースばかり想像してしまいます」
「もし、それが起きたらどうしよう…と考えがぐるぐる回って不安になってしまうんです」
一般的には、もっと楽に考えれば良いのに、楽観視すれば良いのにと思えるケースです。
しかし、本人は悲観的な考えに憑りつかれてしまうのです。
こんなとき、どうすればよいのでしょう?
逆の発想でそんな不安など、起きないと思わせるのも一案ですが…
私は、子供の頃、すごいビビリで、夜中に起きて両親がいないと、
妖怪に連れ去られてしまったんじゃないか?(悪魔くんかっ!!) とか、
実は両親は、宇宙人かなにかで、私たちが知らない間に、別の世界に行ってるのかも…
とか、SFちっくな脳みそでした。
今でもちょっとその脳みそは残ってますが(笑)
そういうコワイ妄想に駆られたとき、逆の楽しいことを思い浮かべようとしました。
しかし、そうしようとすればするほど、コワイ妄想が増大してしまうのです。
コワイものを打ち消すとき、脳はまず、消す対象であるコワイものを想像しますから、
その度に、怖さを何度もリフレインすることになるんですね。全くの逆効果ですね。
不安がぐるぐる頭を巡ってしまう人は、どうしてもこうやって不安を呼び込んでしまいます。
不安を呼び込む心理には、とても不思議なこころのやりくりがあるのです。
不安に思うことで、不安を払しょくしようとする。
私は予期不安に苛まれている。
だから「もし~だったら…」に備えよう。
備えていれば安心だよね。
不安に思うことで、安心を手に入れようとする行為なんですね。
「不安に思う自分は、不安に対処して最悪を避けようしているから、不安に思わないよりは安心だ」
というとわかりやすいでしょうか?
これがエスカレートすると、もっと最悪のことがあるかもしれないから、
それも想定していなければ…と、どんどんコワイ考えに寄っていきます。
不安になることが、安心を得る前提になってしまうから止まらなくなるんですね。
健康のためなら死んでもいい…とかわりませんね(笑)
また、予期不安に突き動かされるパターンで別のものもあります。
予期不安に備えて、色々考えた挙句。
その不安通りにことが進むと…「ほ~らやっぱりね」と安心するパターンです。
安心というか、これによって自分の行為はムダではないと自己肯定します。
自分の不安は、ムダじゃないことを証明するんですね。
そしてこの場合、その証明のために、
自ら嫌な出来事を呼び込んでいることに気づかないのです。
わざわざ、嫌な気分になるようなやりとりを選択しています。
厄介なのは、それを自分の無意識が行っていると気づかないので、
いつまで経っても、そこに介在する他人を悪者にすることです。
こういったこころのシステムは、知れば知るほど不思議で不可解で、また興味深いです。
けれど、知ったからそれに対応できるかというと、またそれは違います。
頭でわかっても、その通りにできないのがヒトです。
字面や人の話、書籍に書かれている間は、ヒトごとなんです。
自分のこととして、捉えた時、はじめてその知識が活きはじめます。
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