植物が芳香物質を感知する方法の、研究発表リンク先を備忘録として記します。
アロマ&カウンセリング 心とからだのセルフ・ケアをあなたに、アロマシオンの島田さつきです。
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面白いニュースが出ていました。
植物における「匂い受容体候補」の発見 ―鼻がない植物が匂いを嗅ぐ仕組みの一端を解明―
植物は、動くいきもの「動物」と違って、「植わっている物」なので自ら移動できません。
そのため、敵から来襲されたとき、動かずに戦う術を備えました。
その武器の一つが芳香物質です。
アロマテラピーにおいて、私たちが利用する作用の「抗菌」や「抗真菌」、「殺菌」、
はたまた「抗ウイルス」のなどは、植物にとっては、動けぬ自身の身を守るシステムです。
芳香物質が植物にとって、言語のような役割であることは示唆されていたが、
実際にどのように周りの植物に伝播しているのか、そのメカニズムは解明されていなかった。
上記のニュースは、それが発見できたかも…という内容だ。
まず、植物は、自分が虫などに食べられるとある匂い物質を出す。
その物質の情報によって、周りにいる植物は虫に食べられにくくなる現象がある。
食べられた植物が出す芳香分子によって、周りは危険を察知し虫が嫌がる物質を生成するという。
上記ニュースの研究の中では、虫に食べられて出す匂い物質は、β-カリオフィレンとされている。
β-カリオフィレンは、アロマテラピーをされている方はなじみがある芳香物質だろう。
C15H24のセスキテルペン。
ブラックペッパーやシナモンなど香辛料系に多く含まれ、抗炎症、鎮静作用で知られている。
食物として摂る植物(野菜くだものなど)は、大抵は消化促進や健胃など消化器の働きに役立つ。
主菜でなく添え物になっているもののほとんどが、そういった役割である。
私たちの先祖は、食文化として脈々とその知恵を授けてくれているのだ。
さて、話を元に戻して、植物が虫に食べられ、β-カリオフィレンが空気中に放出されると、
TOPLESSというタンパク質がこれににくっつく。
動物は、嗅覚の細胞内に匂い分子をキャッチする受容体を持っているが、
植物においては、その受容体の役割をしているのが、TOPLESSらしいということ。
植物中にTOPLESSが増えると「虫(敵)が嫌がる物質の生成」つまり「抵抗性遺伝子をON」にしているのだろう。
結果、抵抗性遺伝子がONになり、虫に対する忌避作用がある物質を増やし抵抗することで、
周りにいる植物は虫に食べられにくくなる(危機に備える)。
β-カリオフィレンについて、なかなか面白い記事があったので、備忘録としてリンクしておく。
・β-カリオフィレンのカンナビノイド受容体タイプ2(CB2)活性化作用
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はて、先週だったか似たような話をしていた。
芳香物質は、その分子から正体がわかっているが、これらは気体だ。
香り物質とは、空気中に「気体」として漂っていないと「嗅げない」
つまり、条件として、個体でも液体でもなく「気体」でなければならない。
気体とは、空気中に存在するが、目視できない、小さすぎて目に見えないサイズだということ。
この気体の「気」とは、空気中に存在はするが、目に見えないサイズのものを指している。
と、私は理解している。
そして、気功の「気」だ。氣というともっとわかりやすいかも。
気功には、武術で使うような外気功と、健康(養生や治療)に使う内気功がある。
合気道というのは、氣を合わせ相手を消極的に倒す武術と言えるかもしれない。
内気功は、主に「氣」を手かざしなどによって治療に用いる。
私は実際に、子供のころから無意識に手かざしで自分の腹痛を治していたし、
気功を使える複数の人から、痛みをとってもらったことが何度もある。
この場合の「氣」もまた、目に見えない何かで、見えないけど有るエネルギーと例えられる。
つまり気体と同じ、見えないほど小さなサイズの"何か"ということ。
私たちは、背中に目がないのに後ろから見られる感じや、嫌な空気を感じとれることがある。
「殺気」を感じたり、変な空気を感じるのは、この見えないサイズの分子や原子、
もっと小さな粒子や素粒子と言われるものを感じ取れる感覚器があるからではないだろうか?
例えばそれは第六感と言ったりするもの。
実は、皮膚の表面にも、小さな素粒子をとらえる受容器があるのかも知れず、
それに気づけるだけの科学力を、人類はまだ持っていないだけかもしれない。
この先には怪しげと捉えられがちな波動学の存在があり、量子の世界と内容が重なっていく。
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