今年最後の派遣仕事で怒りのスイッチが入ったとたん…
アロマ&カウンセリング 心とからだのセルフ・ケアをあなたに、アロマシオンの島田さつきです。
アロマテラピーの正しい使い方 知ってますか?
自然のものだから安全 →
原液のまま肌に使っている →
芳香器に何滴も入れて1日中使っている →
乳幼児に使用している →
【自律神経とは】
自律神経って何だか知ってますか?
神経とは、身体を動かすためのコントロールシステムです。
「手を動かしてリモコンを取れ」と脳が指令を出すと、
脳と手をつなぐ電話線のような神経を経由して、リモコンを取る動作ができるよう筋肉を動かします。
触ったリモコンがなぜか溶けたチョコまみれになっていたら…
「うえっ!ネチャネチャした変なもんがくっついてる!危険!」と手の感触の情報を脳に伝えます。
この時も神経を通じて情報は脳に届けられ、瞬発的にリモコンから手を離すことができます。
このような神経は、双方向の情報から意識的にコントロールできる方法です。
手を出す、手を離すという動作は自分で意識してできる方法です。
それに対して自律神経とは、身体機能の維持のため自動システムとして働きます。
例えば、体温が上がりすぎたら汗をかいて体温を下げる。
体温が下がったら毛穴を引き締めて鳥肌を立たせて体温が逃げないようにする。
体内水分が足りなくなったら、おしっこを出さないようにする。
暗がりでは、モノが見えにくくなるため、光の量を多く取り込むために瞳孔を広げるなどです。
これらはいちいち意識して行っていません。
寝ている時、意識しないでも呼吸ができているのは、自律神経の働きのおかげです。
【交感神経と副交感神経】
自律神経は二つの仕事をコントロールしています。
一つは、活動的な働きをコントロールする交感神経。
もう一つは、メンテナンス時のコントロールをする副交感神経。
お互いに逆の働きをコントロールしているため、同時には働かないとされています。
車の運転で例えると、アクセルは交感神経、ブレーキは副交感神経といったところです。
通常、アクセルとブレーキの両方を踏むことはありませんよね。
全力疾走する時などは交感神経が働きコントロールします。
その時、細胞に指令として使われるのがアドレナリンなどの化学物質です。
神経伝達物質とか、ホルモン物質などとも呼ばれます。
これらの物質が血液中に放たれると、必要な箇所の細胞に取り込まれ活発な働きを促します。
例えば、全速力で逃げなければいけない時、どこを急激に働かせなければいけないかというと、
脚の筋肉であったりします。
そこに栄養分(糖質など)と酸素を急激に注がなければいけなくなります。
また、脚の筋に酸素をたくさん必要とする場合、呼吸機能もせわしなく働かせるため気道を広げます。
脚にめがけて血液を行き渡らせるには、心臓も早く動かすため心拍を上げ血圧も上げます。
即座にエネルギーとなる栄養分の糖質は、肝臓にグリコーゲンという形で貯められてますので、
足りなければここから取り出して血液中に放ち、必要な形にして細胞に届ける必要があります。
こういった作業をコントロールしているのが交感神経の働きです。
【戦うスイッチ 怒りホルモン】
今年最後の派遣仕事となった作業は、年末調整事務でした。
作業のほとんどがチェックなどの事務的動作です。
大量のデータを処理する場合、どれだけムダな動きをせず止まらないかでその仕事率は変わります。
事務的作業って地味ですが、例えば封筒に書類を入れ封をするという作業も、
書類の投入角度や封筒の位置、手の動作が少なく済めばそれだけ早くできます。
チェックする数値も、目の動きが左から右に順当であちこちにいかなければミスなく速くできます。
会社員時代、長い事入力作業というルーチンワークだったため、タイムトライアルが日常でした。
正確かつ速く打つことを要求される作業です。
その習性が染みついているので、一度スイッチが入るとチンタラ作業できなくなります。
基本、ケチなので、どれだけ時間的、作業的に損がないようにできるか?
という考えで作業にあたるわけです。
そして、作業効率が悪いとイライラしてしまいます。
私は、どちらかというと正確にキレイな仕事をすることに気を取られてしまうタチ。
なのでいい加減というか雑な仕事ができなくて、仕事が遅いほうです。
けれども、イライラスイッチ…つまりアドレナリン全快になると、バカみたいなスピードに変わります。
火事場のバカ力とでもいいましょうか…人の2倍くらいのスピードに切替わり…
普段はグズな私でも、交感神経の恩恵で、手が止まらなくなるほど機械的に動いていきます。
これらは怒りホルモン アドレナリンの成せるワザ。
はぁ…人の身体ってすごいねぇ~
こうやって私たちの身体は、自動コントロールされてる化学物質の言いなりにもなるわけです。
睡眠の研究者でアロマテラピーの研究にもあたった鳥居静夫先生の著書「嗅脳」では、
哲学者ヒュームの言葉を紹介しています。
「理性は感情の奴隷である」
交感神経が働き過ぎヘトヘトになると、身体が疲弊します。
この身体に負荷がかかる異常事態のことをストレスといいます。
怒りは物凄いエネルギーを使い能力を上げますが、
感情によって交感神経ばかりを使うことはよろしくないという話。
「風が吹けば桶屋が儲かる」式、身体のしくみ、繋がりがわかる解剖生理学、
AEAJインストラクター・アロマセラピスト学科対策講座にて承ります。
日本アロマ環境協会(AEAJ)アロマテラピーアドバイザー・アロマハンドセラピスト資格認定教室
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