未熟な医療を現代医療と呼ぶ私たち | アロマ&心理カウンセリング 心とからだのセルフケア @東京 調布

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心とからだの健康はセルフケアから。セルフ・カウンセリング、AEAJアロマテラピーアドバイザー・アロマハンドセラピスト資格認定教室 アロマシオン主宰
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webも創るアロマ&カウンセリング講師、アロマシオンの島田さつきです。

 

8月末から父が蜂窩織炎で入院した。
蜂窩織炎は、治療をしなければ重篤になるバカにできない病気だけれど、感染症で起こるありふれた病気。
抗生剤で治療すればすぐに治るような病気でもある。


しかしながら、年寄りで抵抗力がなくなっていた父は、腫れが一度引いたにもかかわらず、またぶり返してしまい蜂窩織炎なんかで、1か月も入院することになった。
普通に自然治癒力のある成人ならば、そんなことはなかっただろう。

 

また、色んな慢性疾患を抱えている年寄りは、他の不調があっても原因が特定できなかったりもする。

たくさんの検査をしても、薬を投与しても、その変化で予測するだけ。

あたりをつけるギャンブルのようだ。


私は思った。

 

こんな些細な感染症でさえ、コントロールできないのが現代医療なんだと。
現代医療でコントロールできるのは、ほんの数パーセントのことにすぎないのだ。

医療従事者がそれを目の当たりにして、無力さを感じるのはこういうことかもしれない。

 

菌やウイルスでバタバタと人々が死んだ時代から考えたら、現代は夢のような医療かもしれない。
でも、その医療も、私たちが描いているものとは差がある幻影なのかもしれない。