母が倒れたと言っても。
父の時のように、
直接命に関わるようなことでは
ないだろうと。
はじめは、
そう思っていた。
最初に問題が出たのは、
足だけで。
その他は元気だったからだ。
けれども。
全く歩けなくなってしまった母は、
日常生活に支障が出て。
それまで母が分担していて
くれた家事など。
私のやることも増えて。
そういうことで私も。
今までの忙しさに、
拍車がかかっていった。。。
でもあの頃。。。
なんとなく、うっすらと、
気づき始めていたりもした。
私ってやっぱり。
家にいることが
好きなんだな。。。と。
家事ばかりして、
外に出られなかったり。
外の社会と、
ほとんど接していなくても。
それは、
まったく苦痛ではなく。
逆に、
幸せ、感じてない?
・・・と。
静かに、家族だけと
過ごす日々に。。。
そう言えば。
娘が生まれたばかりの頃。
家で、赤ちゃんと
二人きりで、一日中
ひきこもっていても。
全然、大丈夫だったっけ。
・・・というかむしろ。
幸せを感じていたよな。
・・・みたいなことを、
思い出したりしていた。
そうこうしているうちに、
母の足はどんどん悪化し。
そのうち、入院となり。。。
手術となり。。。
手術することでやっぱり、
一気に病人みたいになった母は。
一時期は本当に、
いろいろと落ちてしまい。
もしや。
父の時と同じように、
このまま?
・・・と、思わされるような
時期もあった。
母が倒れる直前の頃。。。
ヒーリングの仕事に関しても。
そして、スタディ・グループに
関しても。
思うことがいろいろあった私は。。。
本当はもう。
そういうものを、手放したく
なっていたのだろうと思う。
けれどもそこには、
いろいろなしがらみやら、
責任やらがあったりしたし。
一度始めたことを、そんな簡単に、
辞めてはいけない。
・・・みたいな思いに、
囚われていたりもしたので。
だからきっと。
あのままであったなら私も。
今でも、ヒーラーをやっていたり、
スタディ・グループをやっていた
ままだったかもしれない。
けれども、そんな中で、
母が倒れてしまったことによって。
状況的にも。
それを続けていくことが
難しくなってきて。。。
でも、あの時私は。。。
正直言えば。
どこかでホッとしていたのかも
しれない。。。
これで、手放せる。と。。。
*******
ヒーリングのお仕事に関しては、
母が倒れたあとは、
一時休業にして。
でもあの頃はまだ、
どこかに迷いがあった。
落ち着いたら、
復帰しようかどうしようか。と。
でも。
決定的な流れを感じたのは、
ゼニス、アメリカ本部のアンから。
メールの返信がこなくなった
ことだった。
ゼニスにも、
組織的なシステムがあって。
ティーチャーとして、
ゼニスの講座を開くためには、
毎年一回、資格の更新を
しなくてはいけなくて。
私も、とりあえず。
更新だけはしておこうと
思っていた。
資格の更新は。
アンが、すべて
取り仕切っていた。
でも、あの時。
更新の手続きのために、
そのアンに何度もメールを
したのだけれども。
アンからは、
返信がこなかったのだ。
一回も。
なぜ、そういうことに
なったのか。
だいたい、見えていることは
あるのだけど。
そういうことはもう、
ここでは端折る。
ともかく。
そこに、どんな理由が
あったとしても、今。
「返信がこないから、
更新の手続きができない」
・・・という現実が
起こっているということが。
これもまた。
ひとつのメッセージなのだと。
私は感じていた。。。
母が倒れたことも。
アンから返信がこないことも。
今はそう。。。
もう、流れが。
そっちに流れている。。。と。
すべての物事が。
そこから離れるという方向へと。
そちらへと流れている。。。と。
そう感じた。
*******
スタディ・グループに関しても。
翻訳者の彼との、
ああいう流れがあった時から。
私はもう、
「引退」
・・・の気配を感じていた。
きっと。
この先、この日本で。
展開されていくであろう、
ウイングメーカーの世界には。
翻訳者の彼の色が、
更に色濃く乗って
いくのかもしれない。
でも私は。
その色は、好きじゃなかった。
私が好きだったのは。
ジェームズの世界。
ジェームズの色。
その色ではなくなっていく
ウイングメーカーに対して。
私は。
「熱」は持てないからだ。。。
本家の。。。
ジェームズ自身が展開させた、
ウイングメーカー神話を。
ジェームズの世界を。
本気で愛していたが故に。
そこから離れてしまうことは、
少し、寂しい気もしたけれども。
これもまた、
運命か。。。と。
そう思った。
そんなことを考えていた
タイミングで。
母が倒れたのだった。
あの頃は。
ジェームズ本人の活動ももう、
止まっていたから。
動く気配もなかったから。
私もここで、
終わりでいい。と。
そう思った。
きっとなんでも。
いつかは、
終わりがくるのだ。。。と。
その時は、
握りしめていた手を開いて。
いさぎよく手放さないと。
その後はもう。
めんどくさいカルマのドラマに
巻き込まれるだけだろう。と。
*******
本家のウイングメーカーは。
ジェームズ自身が展開させた
世界のことは。
今でも、愛してる。。。
ウイングメーカー神話に。。。
ジェームズの世界に。
ジェームズという人に
出会えて。
本当によかったな。。。と。
心からそう思うし。
ジェームズには、
感謝の気持ちしかない。。。
でももう。。。
私は、遠くから静かに
見ているだけにしようと思った。。。
日本のウイングメーカーの
活動には、もう、関わらないし。
翻訳者の彼の背負う荷物を、
半分背負う。
・・・なんてことも、
もうしない。
この先もし。
ジェームズが動いた時も。
私は遠くからひっそりと。
そして、自由に。
彼の世界を楽しませて
もらおうと思っていた。
昔のように。
本当に、ただの。
自由な、いちファンに戻ろうと。
そう思った。
*******
そして、それは。
今年。
2020年に起こった。
ジェームズが動いたのだ。
本家ウイングメーカーの
サイトがまた、リニューアルされて。
新しい絵画が、
いくつか公開された。
・・・けど。
それらの絵を観ながら。。。
そこに添えられていた、
ジェームズからのメッセージを
読みながら。。。
なんというか。。。
ジェームズやっぱり。
本当は、
もう、終わってるんでしょ?
・・・みたいな。
そんな印象を受けた。。。
もし、また動くとしたら、
それはきっと、
2020年だろう。。。と。
そういう、漠然とした
予感があったから。。。
それが現実になったことは、
素直に嬉しかった。。。
でも。
ジェームズ。。。
本当にそれを
やりたかったのかな?
そこに、「熱」は
あったのかな?
・・・と。
なんとなく。
そんな気がしてしまった。。。
だって、あの時に。。。
2014年に、
ネルダインタビュー5を
公開した時に。。。
それまでのすべての画像を
放出した時に。
彼は。
すべてを出し切ったような。。。
そんな印象を受けていたから。
ジェームズが伝えたかったことは、
すべて伝えきって。
このまま続ける意味は、
もうない。。。と。
ジェームズが。
そう感じているように、
見えていたから。
だから。
なぜ今年になって、
更新したのだろうなぁ。。。と。
不思議に思った。。。
まぁ。。。
それはそのまま。。。
私の気持ちをそこに、
投影していただけなのかも
しれないけど。。。
*******
つづく