運命の出会い 339 | TRIQUETRA ~Tributary Zone~

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2代目のブログです

あの日は、3人で。

一体、どんな話をしたのだったか。

 

実は、その内容は、

全然、覚えていない(苦笑)

 

 

でも。

会話は、スタディ・グループに

ついての打ち合わせ。のような。

 

そんな事務的な話は

ほとんどしないで。

 

楽しくおしゃべりばかり

していたような気がする(笑)

 

 

 

あの時、感じたのは。

 

WMKの彼の色は、

どちらかといえば、

私に近いな。。。

 

・・・ということだった。

 

 

 

翻訳者の彼の色は。。。

 

彼がまだ若い頃には、

私には。

 

「限りなくブルーに近い透明」

 

・・・だった。

 

 

でも。

彼がだんだん、おじさんになり、

それなりの社会的立場を

手に入れてからは。

 

若い頃のあの、

透明さは、消えた気が

していた。

 

 

ただ、色的には、おそらく。

「青」のままで。

 

青。というか。

水色。

 

 

ジェームズからも、

「青」を感じたけど。

 

でも、彼から感じる青は、

もう少し深い青だった。

 

 

インディゴまではいかないけど、

少し、深めの青。

 

 

 

私は。。。

 

・・・と言えば、多分。

 

赤。

 

 

赤というより、

 

「マゼンタ」

 

・・・と言ったほうが、

正確かもしれない。

 

 

紫。。。ではなく、

マゼンタ。。。

 

 

オーラが見えると言っていた、

ゼニスの先生だけは。

 

私に「青」を見たようだけど。

 

オーラとかは見えない、

普通の人達は。

 

みんな揃って。

 

私に、赤を。。。

 

マゼンタを感じていた。

 

 

私自身も。

 

青。と言われるより、

マゼンタと言われたほうが、

自分自身、しっくりきた。

 

 

 

翻訳者の彼からは、、、

その、「マゼンタ」を。

 

一切感じなかったけど。

 

WMKの彼からは、

少し、赤みを感じたのだ。。。

 

 

青よりも、

赤を強く感じた。。。

 

 

 

だからあの時私は。。。

 

もしかして、WMKの彼は今後。

 

翻訳者の彼と私の。

 

この、ある意味、

膠着した状態の中に。

 

なにか。

新しい一石を投じる人

だったりするのかしら。。。と。

 

 

なんとなく。

そんなことを考えたりしていた。

 

 

その日は、結構夜遅くまで、

みんなで楽しく過ごし。

 

彼らは二人とも、

近所のホテルに宿泊していき。

 

翌日もまた、

会う約束をした。

 

 

*******

 

 

翌日。

 

会社の事務所に、

最初にやってきたのは、

WMKの彼で。

 

翻訳者の彼は、

人に会う用事があるので、

あとから来る。

 

・・・とのことだった。

 

 

彼が会っていたのは、

ある意味、彼の身内の人

だったのだけど。

 

翻訳者の彼が、その人を、

事務所に連れてきた時は。

 

私は、正直。

 

「・・・・・・」

 

・・・と、なっていた(苦笑)

 

 

なぜ、そういう心境に

なったのかは。。。

 

話せば、長くなる。。。

 

 

でも、あの時私は、

正直言えば。。。

 

 

「相変わらず、勝手で。

何が何でも、自分のことを

優先する人なんだな」

 

・・・と。

 

そう思っていた(苦笑)

 

 

*******

 

 

いつだったか、

翻訳者の彼が。

 

ジェームズの小説、

『エンシェント・アロー・プロジェクト』を、

漫画化してみたいと。

 

そんなことを言っていた。

 

 

私は、個人的には。

 

小説を漫画化したり、

映画化したりするのは、

実はあんまり好きではなかった。

 

 

自分の、脳内イメージを

壊されるのがイヤだからだ。

 

 

けれども、ジェームズや

本家サイト管理人のマークが、

結構乗り気だ。と。

 

翻訳者の彼がそう言ったので。

 

 

本家本元の、

ジェームズ本人が

その気なのであれば。

 

それならば、

私がそれに、とやかく

言うことはない。。。と。

 

 

そう思った。

 

 

だから。

 

ジェームズがそう言うのなら、

私も協力するよ。。。と。

 

そう言った。。。

 

 

 

 

翻訳者の彼のことは、

もう、よく解っていた。

 

 

とにかく。

 

私に、

共感してもらいたいのだ。

 

そのうえで、

協力してもらいたいのだ。

 

ただ、自分の思うとおりに。

言うとおりに。

 

私に、動いてほしいのだ。

 

 

でも、私たちは。

思考回路が違い過ぎて。

 

いつもいつも、

真逆を行く。

 

 

だから、共感できないのだ。

 

 

日本の男の人は。

 

特に私達世代、

もしくは、それ以上の世代。

 

そこからは。

未だに感じる。

 

どこかに、男尊女卑の

精神を。

 

 

翻訳者の彼と話していると、

本当にそれを、よく感じた。

 

 

まぁ、時代だから、

しかたないけど。

 

 

時代だけでなく、

住んでいる場所とか。

 

そういうのもきっと、

関係しているのだろうと。。。

 

そう思っていたけど。

 

 

現代はそういうところも、、、

だんだん、変わってきて。

 

女性としては、

嬉しいかぎりだし。

 

 

だから。

息子や、息子のお友達とか、

その世代の若い男の子たちを

見ていると。

 

 

どうか。

 

おじさん達に、

染まらないでね。。。と。

 

 

つい、願ってしまったりする(苦笑)

 

 

*******

 

 

あの時。

 

漫画化のことに関しても。

 

私は彼に、

こう言った。

 

 

漫画の絵にも。

時代の流れがあって。。。

 

私たち世代が好きだと

感じる作画を。

 

子供たち世代は、

「古い」と感じる。

 

 

だから、今後もし、

漫画化を検討するのなら。

 

今から、それを

やっていこうとするのならば。

 

絵は、若い人に

描いてもらったほうが、

いいと思う。と。

 

 

今は、ネット上で、

いろんな人がいろんな作品を

挙げているから。

 

無名でもいいから、

その中から、光る人を

発掘していくのはどうか。。。と。

 

そう言ったのだけど。

 

 

見事にスルーされた。

 

 

彼は、どちらかと言うと。

 

名のあるプロの人に

描いてもらいたかったようだ。

 

 

 

あれから。

そんな話しも、立ち消えたのかと

思っていたけど。

 

あの日、翻訳者の彼が

私達の前に、突然、

不意打ちのように連れてきた

その身内の女性は。

 

たしか、私と同じ歳で。

漫画を描く人だった。

 

 

プロではなかったけれども、

何かの賞を取ったことがあると。。。

 

そう言っていたような。。。?

 

 

 

翻訳者の彼は。

 

WMKの彼と私の前で、

その女性と、いきなり、

漫画化の打ち合わせを始めた。

 

 

「え?聞いてないけど?」

 

・・・と、思った。

 

 

 

その女性には、

さすがに気を遣った。

 

だって、彼女は、

何も悪くないから。

 

 

だから。

 

私の怒りの目。というか。

不審の目は。

 

すべて、翻訳者の彼へと

注がれた。

 

 

WMKの彼もいるのに。

 

どうしてこの人はいつもいつも、

周りを振り回そうとするのだろう。と。

 

どうしていつもいつも。

 

自分のペースに、

人を無理矢理、巻き込もうと

するのだろう。。。と。

 

 

少しは、

人に合わせるってことが、

出来ないのか!!

 

・・・って(苦笑)

 

 

 

あの時、WMKの彼が

何を思っていたのかは

解らないけれども。

 

 

私がそこで、そういう思いに

なったのは。。。

 

そこに至るまでの、

これまでの、いろんな積み重ね。

 

色んな長い道のりが、

あったからなのだろう。。。

 

 

イラッ。。。というより、

呆れ。。。かな。

 

あの時は。

 

 

 

多分あの時。

 

私からは、相当、

「怒りオーラ」が、発せられて

いただろうと思う。

 

あえて、そうしていたから。

 

 

翻訳者の彼と彼女が、

話している間。

 

私は、ずっと黙っていた。

 

相槌さえ打たず、

ただ、黙ったまま。

 

翻訳者の彼の顔を、

ジーッと。

 

目を離さずに見ていた。

 

 

あの時。

 

私の隣で、WMKの彼も、

ずっと黙っていて(苦笑)

 

 

「あぁ、この人は。。。

ちゃんと、空気の読める人だな」

 

・・・と。

 

 

そんなところで、

感心していた。

 

 

多くの男の人が、

こういう空気、なかなか

読めなかったりするのだけど。

 

WMKの彼は。

読める人なんだね。。。と。

 

そう思った。。。

 

 

出口さんにも、それは

感じたけれども。

 

WMKの彼もまた。

 

女性から、

愛される人だろうな。と。

 

そう思っていた。

 

 

 

翻訳者の彼も、

さすがに、あそこまで意図的に

発したあのオーラは察して。

 

「まぁ、、、怒らないで下さいよ」

 

・・・と言っていたけど(苦笑)

 

 

だったらなぜ、

怒らせるようなことをするんだ。と。

 

 

せっかくの楽しかった時間が、

台無しになったような気がした。

 

 

*******

 

 

まぁ、でも。。。

 

WMKの彼とは、

あの時初対面だったし。

 

翻訳者の彼も、

そんなに何回も会ったわけでも

なかったのだけれども。

 

 

ここまで私が、

素でいられるというのもまた、

 

彼らがどこかで、

身内だからなのだろうな。。。と。

 

そう思ってもいた。

 

 

最初からどこかで、

安心しているのだ。

 

 

素を出しても、

受け入れてもらえるだろうと。

 

 

どこかで、

解っているのだ。

 

 

 

結局。

 

なんだかんだ言っても、きっと。

家族なのだろう。。。

 

彼らは。

 

 

ウイングメーカーというもので

繋がった家族。

 

・・・みたいなもの。。。

 

 

表面的には、

あれこれトラブルがあったと

しても。

 

もう、イヤだ。と。

思ったとしても。

 

 

自分を飾らずに。

 

素のままでいられる

相手というのは。

 

貴重なものだ。。。と。

 

 

そう思っていた。

 

 

*******

 

 

つづく