運命の出会い 333 | TRIQUETRA ~Tributary Zone~

TRIQUETRA ~Tributary Zone~

2代目のブログです

2016年の元旦は、

房総半島のフラワーラインで。

 

 

たしかあれは。

館山辺りだったと思うけれども。

 

 

そこで。

とても美しい景色を見た。

 

 

 

 

 

 

ピンク色に染まった空と海。

 

 

あとから調べたら、

こういう現象は、「ヴィーナス・ベルト」と

言われているのだと知った。

 

 

今年は、元旦早々、、、

美しいものを見たなぁ。。。と。

 

思っていた矢先。

 

 

突然。

 

デヴィッド・ボウイの訃報が

入ってきた。

 

 

あの時。

 

自分でもすごく不思議に

思っていたのだけれども。

 

デヴィッド・ボウイが亡くなったと

聞いた瞬間。

 

ものすごい寂しさ。というか、

喪失感みたいなものに

襲われた。

 

 

私はそれまで、、、

特に、デヴィッド・ボウイのファン

だった。。。というわけでも

なかったのに。。。

 

 

もちろん。

 

彼の曲は有名だったから、

聴いたりすることはあったし。

 

好きか嫌いかと言われれば、

好きだったけど。

 

でも。

彼は、自分にとって、

特別な存在だ。。。

 

・・・と、思ったことは、

一度もなく。。。

 

 

特に。

影響を受けた記憶もない。。。

 

 

でも。

 

同じように有名どころだった、

マイケル・ジャクソンが

亡くなった時なんかは。

 

私はそこまで、

寂しさを感じたりはしなかった。

 

 

世間が騒いでいたから、

いちお、意識にはのぼって

いたけれども。。。

 

どこかで、他人事だった。

 

 

なのになぜ。

 

デヴィッド・ボウイの時は、

こんなに寂しく感じるのだろう。。。と。

 

こんなに、

気を取られるのだろう。と。

 

不思議で。

 

 

そうやって。

 

彼が亡くなってみて初めて。

 

デヴィッド・ボウイって実は。

 

私にとってかなり、

大きな存在だったんだな。と。

 

やっと、気がついたりした。

 

 

それを自覚したうえで、

改めて、今までの記憶を

辿ってみれば。

 

 

確かに彼は。。。

 

いろんな場面で、

私のドラマの中に登場して

きていたっけ。。。と。

 

気づいたりした。。。

 

 

*******

 

 

そのことについて、今。

いろいろ書こうかなと思ったけど。

 

以前の日記を見たら、

もう、十分考察していたようなので(笑)

 

もう、いいかな。。。と。

 

 

ただあの頃ってちょうど、

春くらいにある、ボイトレの

ライヴで歌う曲を決めなくては

いけない時期で。。。

 

 

それで私は。

 

なんだか、どうしても、

デヴィッド・ボウイの歌を

歌いたくなって。。。

 

 

 

 

彼の歌の中で、

一番好きな歌は。

 

『ジギー・スターダスト』

 

 

 

 

 

 

でも、この曲は、、、

自分で歌うには微妙。。。で(苦笑)

 

 

で、次に好きだった、

『スターマン』を、歌おうと。

 

最初は思っていた。

 

 

 

 

 

 

『スターマン』は。

 

すごく好きな歌で。

今でもよく、聴いている。。。

 

シンプルで。

歌いやすいし。

 

 

だから、ただ聴いていたり、

カラオケで歌う時だったら、

全然よいのだけど。。。

 

 

ライヴの時に歌うには、、、

 

何かが、物足りなく感じた。。。

 

 

どこか素直すぎる。

・・・というか。

 

解りやすすぎる。。。というか。

 

 

何と言ったらいいか。。。

 

なにか、「もう、ひと声」みたいな

ものが欲しくて。。。

 

 

その「ひと声」が、

具体的に何なのかは。

 

ちょっと、よく解らないのだけど。

 

 

「そこ」を満たすものを

探していた時に。

 

 

あの時の私に、

ピタッとハマったのが、

この歌だった。。。

 

 

 

 

 

 

あの時。。。

 

ボイトレの先生の前で、

数曲歌って。

 

「どれがいいと思います?」

 

・・・と訊いたら、先生は。

 

『スターマン』を選んでいた。

 

 

「そうですか。考えてみます」

 

・・・と、その場では言ったけど。

 

実はもう、

私の心の中では、

 

『スペース・オディティ』

 

・・・を歌うことは決まっていて。

 

そこは、

揺らぐことはなかったな。。。

 

 

 

じゃあ、わざわざ訊くなよ!

 

・・・って感じだけど(笑)

 

 

ただちょっと。

訊いてみたかっただけなのだ(笑)

 

 

 

それから数ヶ月。。。

 

レッスンでは、この歌の

練習をしていた。。。

 

 

 

あの頃はそうやって、

ボイトレのレッスンだけは

続けていた。

 

 

でも、たしか。。。

 

声楽のほうは、ダンス同様、

辞めたのだったと思う。。。

 

 

声楽も。

 

出来れば、続けていたかったけど。

 

あれもやっぱり、ダンス同様、

あの時、手放したのだ。

 

 

家で練習する暇も、

あまりなかったし。。。

 

 

当初の目標であった。

 

「サラ・ブライトマンの歌を、

まともに歌えるようになる」

 

・・・というものは。

 

ある程度、、、

達成出来ていたから。。。

 

 

 

・・・と。

 

 

そう。

 

自分に言い聞かせて。。。

 

 

*******

 

 

つづく