この世に存在するすべての人に。
自分の正体を思い出してほしい。。。
そうすればこの世界が、
真に平和になるから。。。
みんなが、心の底からホッとして
生きていけるようになるから。。。
そんな壮大な願いを。。。
長年抱えて、生きてきたけれども。
今では、そういう願いも、
すっかり手放してしまっている。。。
そうなるにもやっぱり、
「段階」があった。
最初は、「すべての人が」だった
ところが、いつの頃からか。
「私と縁のある人」
・・・に、変わっていった。
それがそのうち、
「私と関わった人」になり。
「身近な人」に変わり。
「家族」に変わり。。。
最後は。
「たったひとりだけでも」
・・・に、変わり。。。
そうやって、悟っていくうちに。
私はその願いを。
「コントロールしたい気持ち」を。
つまりは、「壮大なエゴ」を。
いつしか、手放していた。。。
*******
ある時私は。。。
自分の器を知った。。。
そして。
その器以上のことをしようとすれば、
余計なカルマを背負うことになることも、
知った。。。
なにより。。。
この世に、こんなにたくさんの人がいて。
こんなにたくさんの時間があったことの。
その意味を知った。。。
たくさんの人や、たくさんの時間も。
「幻想」なのだけどね。。。
そうやって。。。
今ではもう、手放してしまった
あの、壮大な願いも。。。
ゼニスのヒーリングに
出会った頃はまだ。。。
私の中には、
残っていた。。。
*******
本当の「安心感」。
永遠に消えない「安堵感」を持って、
ここで人間として生きていくには。
「悟り」
・・・を、自分で実際に
体験するしかない。と。
そう思っている。。。
それは、10代のあの時から、、、
私の中でまったく変わらない
思いでもあったりする。。。
けれども。
ここを、「リアル」であると信じて
疑わない「自我」が。
本気でその幻想の物語から
脱出しようと決心するまでには。
本気で悟りを目指そうと、
思い始めるまでには。。。
やっぱり。。。
時間がかかるものなのだなと。。。
そういうこともまた。
いろんなことを観察したり、
いろんなことを経験したりするうちに。
思い知ることになった。。。
現世的な成功や幸せを求めることが、
間違っているわけではない。。。
悟りを目指さないことが、
悪いわけでもない。。。
むしろ、悟りなんか本当は、
目指さなくてもいいんじゃない?
・・・とも思う。
だって、私たちは。。。
ドラマを経験したいのだから。。。
それが、人間の醍醐味でもあり。。。
それが、「すべてである私」の
望みなのだから。。。
けれども。
その物語に完全に取り込まれることで。
「すべてである私」としての自分の
感覚をすっかり忘れて。
「夢の登場人物としての私」に、
完全になりきってしまうことで。
悩みや苦しみが増えてしまうことも、
事実。。。
その、「苦しみ」さえも。
「すべてである私」からしてみたら、
貴重な宝物ではあるのだけど。
「人間としての私」の、自我にとっては、
もう、辛い以外の何物でもない。
そして、人として。。。
誰かが辛い思いをしているのを
見れば。。。
やっぱり、なんとかしてあげたくなる。
人情として。
私の「なんとかする」は。。。
それまでは、極論過ぎたのだ(苦笑)
安易に「悟り」の話を持ちだすことが、
逆に、相手を混乱させることに
気づいたのは。。。
いつのことだっただろうか。。。
どんな人でも。
いずれは、自分の正体を
思い出したくなるようになってる。
魂に、、、
そうインプットされている。。。
だから、どんなにジタバタしても。
私達はいずれ。。。
それを目指すように
なってしまうし。。。
それもまた、このドラマの。。。
根本的な骨格に、
なっているのだな。と。
そう思う。。。
でも。。。
そこには、「段階」があるのだ。。。
・・・と。
少しずつ、
理解するようになった。。。
*******
本物の「癒し」を得るには。。。
永続する「癒し」を獲得するには。
「悟り」しかない。
それが、私の本音だ。。。
そんな私があの時。
なぜ、ヒーリングに
興味を持ったのかと言えば。
「流れ」を感じたことが、
決定的な理由ではあったけれども。
本格的に悟りの道に至るには、
「段階がある」ということを。
あの頃の私はもう、どこかで、
理解していた事もあったのだと思う。
それ以外にはおそらく。
ダスカロスの影響が大きかった
ようにも思う。。。
ダスカロスは、マスターであり、
偉大なヒーラーでもあったから。
今も昔も。
私の中で「本物のヒーラー」と
いったら。
ダスカロスしかいない。
まぁ。。。
もっと言えば、
イエスもそうなんだけど(笑)
そして世の中にはきっと。
もっとたくさんの「本物のヒーラー」は
いるのだろうけど。
私は、そういうの、
あまり知らない。
ヒーリングというのは、本来は。。。
ああいう、マスター・レベルに至って、
初めて使える技なのだと。
そう思う。。。
だから、そういうレベルに
至っていない私には。
自分が、ヒーラーに
なるなんて考えは。
当時は、微塵もなかった。。。
それが今や。。。
巷には、ヒーリングが溢れていて。
ヒーラーが、大量生産されていて。
そして、そのヒーリングは。。。
講座を受講して、アチューメントを
受ければ。
誰でも使えるようになれるなんて。。。
これって、どういうこと????
・・・と。
私は最初は。
はなから、そういったヒーリングには
否定的だった。
レイキにすら、批判的だった。
けれども実際。。。
この世の中で、そういう現象が
起こっている。。。
・・・ということだけは、事実だった。
そのヒーリングが、本物か
偽物か。。。
・・・ということは置いておいても。
巷に、様々なヒーリング手法や、
ヒーラーが溢れているということだけは。
事実だった。。。
私は。。。
そういう現象が実現している意味を。。。
どこかで知りたかったのだとも思う。。。
そしてもし。。。
私がその「技術」を使って。
今、こうして流れの中で出会った、
「ゼニス・オメガ・ヒーリング」という
「道具」を使って。。。
本当に、ダスカロスのように
人助けが出来るのだとしたら。。。
それは、自分にとっても、
とても嬉しいことだと。。。
そう思った。
*******
究極の癒しは、悟りだと言っても。。。
人が「本気」でそれを
目指すようになるには。。。
通常は。
いろいろと、段階を踏んでいく。。。
まずは、そういった方向へと
目を向けさせるための、なんらかの
「キッカケ」が起こるだろう。。。
でも、その「キッカケ」というのは、
その人の自我に準備が出来た時。
その人の魂が勝手に起こすだろうから。
そういうところでは、
余計な手出しをせず。
ただ、任せておけばいいのだと思う。
魂に。
その次に必要なのは。
「自我を満たすこと」
・・・だと思う。。。
だって、人は。。。
「自我」は。
幸せになりたいのだから。。。
この「幻想の世界」の中で。。。
その、「物語」の中で。
幸せになりたいのだから。。。
それが、自我にインプットされた。
基本的な望みなのだと。
私は思う。。。
だからまずは。。。
自我の望みを叶えてあげなければ、
人は、おそらく。。。
その先には進もうとしないだろうと。。。
「幻想の幸せ」を求めることを、
決して、やめないだろう。。。と。
そう思うのだ。。。
多分、悟りというのは。
その幸せに飽きてからでないと。
真剣に求めようとは
しないものだ。。。
それは。
「絶望」とか、「空腹」からでなく。
「満足」とか、「満腹」から起こさなければ。
いつまで経っても自我は。。。
基本の望みを諦めきれないものだ。と。
私は思う。。。
だから、初心者。。。というか、
こういう世界に目を向け始めた
ばかりの人が。
いきなり、覚醒だの。
いきなり、悟りだの。
・・・と、そちらに目を向けて
しまうのは。。。
私には、逆に遠回りを
することになるように見えた。。。
幼稚園児がいきなり。
大学生の勉強をしようとする
ようなものだと。。。
それなのに今は。
そういう情報が、あまりにも安易に
出回りすぎているように見えて。
だから今の、スピ業界は、
嫌いだった。。。
いろんなものが、
ごちゃ混ぜになっていて。
逆に、迷路で迷っちゃうよね。。。と。
*******
その「キッカケ」さえも。。。
誰もが、今生で起こるとは限らない。。。
それは、ひとつの魂にとっては。。。
長い長い、旅なのだろうとも思う。。。
目覚めのキッカケのあと。。。
その、初歩の初歩として。
自我の願望を、
完全に満たすことを目指す。。。
何度も何度も、
寝たり起きたりを繰り返さないために。。。
自我が。
現世レベルでの幸せを、
心からかみしめるために。。。
それを妨げるあらゆる荷物を、
降ろすお手伝いをすること。
そこまでが、ヒーラーの仕事だと。
私は思った。。。
そして。
ヒーラーの領分は、
多分、そこまでで。
その先の、
悟りやら覚醒やらの世界は。
マスターの領分なのだろうと。。。
私の願いは。。。
たくさんの人が悟ることだったけど。
今の私の器で出来ることは。。。
せいぜい、ヒーラーまでだ。。。と。
あの時、思った。。。
そしてそれこそが。。。
菩薩の道なのではないのか。。。と。
*******
もうこうなったら、
とりあえず、試してみようと。
ゼニス・オメガ・ヒーリングを、
真面目に学んでみようと決めたら。。。
お姉さん先生のスタジオに
戻ることが。。。
なんだか、すごく
重く感じるようになった。。。
その間。。。
なぜか、足の痛みは
一向に引かなくて。。。
病院で言われた、
「全治までの期間」を過ぎても。
いつまで経っても、
踊れない状況が続き。。。
私の身体は。。。
本当に解りやすいものだ。。。と。
ちょっと、可笑しくなった。
あの時、駅の階段で
私を突き落としたのは。
私の魂だったのでは?
・・・とすら思った(笑)
そして、ここまで身体が
訴えてくるのだから。。。と。
とうとう、決断した。
電話やメールでは、
さすがに失礼だと思ったので。
直接、ベリー・スタジオに出向き。。。
お姉さん先生に伝えた。。。
イベントには出られそうに
ないことと。。。
ここで、スタジオを
辞めさせてもらう。。。ということを。
突然のことで。。。
お姉さん先生も、妹先生も、
そして、スタジオの他の人も
驚いていたけれども。。。
でも。
お姉さん先生は、本気で、
寂しがってくれながらも。
どこかでは、ちょっと。
ホッとしているようにも見えた。。。
それはもしかすると。
私の心の投影だったのかも
しれないけど。。。
*******
つづく