昔から、ゴッホの絵は大好きだったのだけど。
ゴッホの生涯の物語を知った時は、
こう思ったものだった。。。
「ゴッホは、、、彼の絵は好きだけど。
もし実際に一緒に住んだりしたら、
大変そうな人だなぁ。。。」
・・・と(苦笑)
そしてあの頃はそういうことを、
漠然と思っていただけだった。。。
Kiki先生のスタジオに通っていた頃も。
その頃の私はまだ、
ダンスとか歌とか。
あとは例えば、その人の描く絵とか。
その人の語る言葉とか。
そういう。。。
その人の「生み出すもの」を通して、
その人のことを尊敬することが出来ていた。。。
だからあの頃はまだまだ。
「尊敬する人」
・・・が、私の周りにはたくさんいた。。。
ある時。
「心から尊敬できる人」
・・・の基準が、自分の中で
変わってしまうまでは。。。
そしておそらく。。。
そうやって、尊敬できたり、
目指したりしたい人がたくさんいたからこそ。
目指す理想がそこにあったからこそ。
私はあんなに、
活動的になれていたのかもしれないな。
・・・とも思う。
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Kiki先生のスタジオに通うことは。
ほんの数回で終わった。。。
本当に。
とてもとても素敵なスタジオだったのだけど。
まだもう少し。。。
他も探してみたい。。。
・・・みたいな気持ちが、
自分の中に残っていたからなのだろうと思う。
韓国の彼女も。。。
彼女の本音は解らないけれども。
彼女もやっぱり、
そこに留まることはなかった。。。
ただ。
一度でも、そういう本格的なお教室を
経験してしまった私は。。。
もう。
カルチャー・スクールでは
満足できなくなってしまっていて。
その後も。
ベリーの雑誌をパラパラとめくりながら、
お教室探しは続いていった。
ある時ふと。
目についたスタジオ。。。
そのスタジオの存在は、
もう、だいぶ前から知っていたはず
なのに。
今まではほとんど、
目に留まらなかった。
それが。
カルチャーや、Kiki先生のスタジオでの
経験を経たあとの私には。
なぜか突然、
そこが光って見えるようになっていて。
なんだか私はもう。
とりつかれたような気持ち。。。
・・・というか。
もう、すぐにそこに行かなくては。。。
みたいな気持ちに駆られていた。
この時。
韓国の彼女は、そのスタジオには
興味を示さなかった。
おそらく。
彼女の好きな匂いを。
そのスタジオからは、感じなかったの
だろうと思う。。。
彼女は彼女で。
私とは違う先生のスタジオに
体験に行ったりしていたのだけれども。
私もまた、彼女の好みのスタジオに、
興味を惹かれることはなく。。。
だから、あの時思っていた。。。
韓国の彼女と私が、
同じ道を一緒に歩く時間も。
そろそろ終わりなのだろうな。と。
一緒にいるべき時が終わっているのに。
そこにしがみついたままでいると、
ロクなことは起こらない。
だから。
私はいつも。
そうなる前に、そこから
離れてしまうのだ。。。
いつかまた。
お互いの道が交わる日は、
必ず来る。
それはもしかしたら。
今回の人生ではないかもしれないけど。
でも。
表面上のドラマはともかく。
魂の絆は。
切れないものなのだから。。。と。
そして。
最後の最後は。
すべての人の体験が。
全部、自分自身の体験だったと。
必ず解るのだから。と。
だから。
たとえ、その人との交流が終わっても。
私はあまり。
寂しさを感じることがない。。。
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あの頃。
そんなことをふと。
韓国の彼女に話したりもしたのだけど。
そのことについても、
あとあとになって、色々言われた(苦笑)
「あれって、私とはもう縁を切るって
言われてるのかと思って。
なんてひどい!って。
すごい、ショックだったんですけど」
・・・と。
私の悪い癖は。。。
思っていることを、無邪気に、
ストレートに言いすぎることなんだな。。。と。
そう思った(苦笑)
私も、人間だから。
「情」がないわけではないのだけど。
そういうの。
かなり、薄いほうなのだと思う。。。
物事を。
「情」のレベルで見ることは
少なくて。
もっと、違う視点で見てしまう。
けど。
それがこうやって。
誤解を招くことが多々あり。。。
そういうことで。
「どうしたものか」
・・・と考えたこともあったけど。
今ではもう。
そういうものも、すっかり抜けてしまって。
誤解されることを、
まったく恐れなくなった。
だって。
たとえ一時、誤解されたとしても。
私の真意が。
「相手を意図的に傷つけること」
・・・でない限りは。
いつかは絶対に。
最後の最後には。
ちゃんと、解ってもらえる。。。
・・・ということを。
数々の経験から学んだから。。。
韓国の彼女とはそのあと、
しばらく交流が途絶えた。
あの頃はもう。
ほとんど毎日?のように、
密に過ごしていたのだけど。
お互いが、別々のスタジオに
通うようになったあとは。
それぞれが、それぞれの
世界に没頭していくことになった。
今から数年前、再び、
彼女との交流が起こったりもした。
その時に私が。。。
「でも、私の弱点は子供達で。
その子供たちを失った時は。
その時だけは、自分がどうなるかは
解らない」
・・・と言ったら、韓国の彼女に。
「なんか、ホッとしました。
Lyricaさんにもちゃんと、そういう
人間らしいところ、あったんですね」
・・・と。
そう言われた(苦笑)
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話は過去に戻り。。。
そうやって私は。
その目当てのスタジオには、
ひとりで行くことにしたのだけど。
もう、体験レッスンの初日に、
一瞬で、胸を貫かれた(笑)
「出会った!!」
・・・と。。。
そう思った。。。
そのスタジオの先生は、
アメリカ人で。
ミシャールという名の、
ベリーダンサーだった。。。
*******
つづく