その意識の中にすっぽりと入りこんでいる間は、、、
前回も書いたけど。。。
「安堵感」
・・・に包まれていた。。。
世界中のたくさんの国を旅して。。。
秘境とか荒れ地のような場所も、
あちこち探検して。。。
最後にとうとう、
自分の家に帰ってきた時のような。
そんな安心感だった。。。
でも本当に。。。
その「安堵感」って。。。
誰が感じていたんだろう?
そうやって、安堵感に包まれていたのに、、、
ここが、なんでなのかは解らないのだけど。。。
なぜか突然、、、あの子の顔が浮かんだの。。。
1年生のクラスで、、、
コミッティーをやってたあの子の顔が。。。
そうしたら急に、、、
「怖い!!!!」
・・・って、感覚が来たのだけど。。。
それがね。。。
ものすごい、恐怖だったの。。。
そして。。。
「このままだと、私、おかしくなる」
・・・みたいな、焦りの気持ちが出てきて。。。
そうしたら。。。
いつもの私の意識に戻ってた。。。
もう。。。
ポカーン。。。って感じだった。。。
私は電車の窓辺に立っていたけど、、、
意識が飛ぶ前と、戻ったあとと。
その窓から見えていた外の景色は、
1ミリも動いてなかった。。。
電車はちょうど、河の上の鉄橋を渡っていた時でね。
朝日が、河に反射してて。。。
キラキラと眩しくて。。。
その景色が、、、
全然変わってなかったの。。。
自分はいままで、
永遠の中にいたような感じがしていたのに。
あんなにいろんなことが解ったのに。。。
ここでは、、、
1秒たりとも時間は動いてなかった。。。
戻ってしばらくは、、、
呆然自失。。。
みたいな感じだった気がする。
満員電車の中で(笑)
あの頃は、、、
こういうことに関する知識なんて、
まったくなかったものだから。。。
自分に何が起こったのかなんて、、、
全然、解らなかった。。。
だから、、、
ちょっと、怖かった。。。
まず、、、
読んでいた本を、急いで閉じた。。。
この本のせいで、こんなことが起きた。
この本をこれ以上読んでいたら、ヤバイ。
・・・って、とっさに、そう思ったから(苦笑)
・・・と同時に。。。
自分の深い深いところにね。。。
今まではいなかったものが、
棲みついていることにも、気づいてた。
多分今までも、、、
それはそこにいたのだろうけど。。。
ずっと、息をひそめていたみたいで。
でも。
あの体験後は、それは堂々と、
前に出てくるようになった。。。
そして、あれ以来、、、
それはずっと、ここにいる。。。
それは。
「全てである私」としての自覚。。。
私はあの日以来。。。
そっちの「私」と、人間としての「私」の
意識が自分の中で、混在してる。。。
両方の意識を、
同時に生きるようになったの。。。
でもこの感覚を、、、
誰かに説明するのって。。。
すごく難しい。。。
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「全てである私」の視点からしてみたら。。。
本当の自分の姿をすっかり忘れて。。。
人間としての私、、、Lyricaという人に、
ああまで完全になりきっていたこと。
なりきれていたことは、
ある意味、感動ものだった。。。
「Lyrica」として、赤ちゃんで生まれて、
19歳になっている今日という日まで。
つい、さっきまで。。。
いろんなドラマを繰り広げ。
そのドラマの登場人物になりきって。。。
そこに完全に巻き込まれて、
その中で、右往左往してた。。。
それが、ただの「ドラマ」であることも知らず。
ただの夢であり、幻想であることも知らずに。。。
その幻想のドラマを、唯一の現実だと信じて
疑いもせず。。。
それに翻弄されながら生きていた。。。
そんな人間Lyricaが、
なんだか、滑稽に見えた。
だから、笑った。。。
でも、笑ってはいたけど。。。
それ以上に、、、
人間Lyricaへの愛しさがこみ上げてきて。。。
あの感覚は、、、
どう表現したらいいんだろう?
愛しくて愛しくて。。。
泣きたくなった。。。
それは、Lyricaに対してだけでなくて。。。
存在している、すべてのものに対して。。。
愛してる。。。
ありがとう。。。
・・・ってね。。。
そんな気持ちが、溢れてきた。。。
だってね。
「全てである私」って。。。
ただ、「在ること」しか出来ないの。。。
全てを持ってるけど。
全てを知ってるけど。
全てを解ってるけど。
ただ、それだけなの。。。
そんな、ただ在るだけの「私」の望みを
叶えてくれているのは。
私たち人間を含む。。。
幻想の世界で、その登場人物になりきって
右往左往してくれているもの全て。。。
「全てである私」の中にある可能性を、
実際に表現したり、創造したりして。
ドラマを動かしていけるのは。
そういう。。。
幻想の世界の登場人物だけだから。。。
だからね。。。
本当の自分のことを、
思い出させないようにしたのは、
自分なの。。。
そうしないと。
ドラマを、実感を持って
表現できないから。。。
そのおかげで、
人間は、大変な思いもしたりしてるけど。
そういう「大変」っていうものまでをも含む、
全てを体現してくれている私たち、人間に対して。
本当の自分はもう。。。
愛してる。
ありがとう。
・・・って。
ホント、それだけなの。。。
突き詰めれば、人間も、
自分なのだけどね(笑)
そのへんはもう。。。
人の頭で考えるだけ、
無駄だな。。。
・・・って思う。
意識が飛んだあと。。。
そういう感覚が、、、
自然と、自分の中に生まれはしたけど。。。
人間Lyricaとしての意識がまったく
なくなるわけでもなかった。
そんな経験をしたからといって、、、
いきなり、聖人君子みたいになるはずもなく。
だからやっぱり。
愛してる、ありがとう。なんて。
そんな簡単には言えないし(苦笑)
人間Lyricaとしての自分は、、、
相変わらず学生で、相変わらず子供で。
まだまだ、経験も浅くて。。。
器の小さい(笑)人であることには、
まったく、変わりがなかった。
けど、そんな人間Lyricaというのは、
実は「夢の中の登場人物」であって。
Lyricaだけでなく。。。
ここにいる、全ての人がそうであって。。。
みんな、最後の最後は、何があっても必ず。
あの、「全てである私」に戻るように出来ている。。。
そして私も、あの人も、あの人も、みんな。。。
今、この瞬間でさえも。。。
ずーっと、永遠に。
本当は、「全てである私」のままなんだ。
・・・ということが、自分の中の「事実」になったことは。。。
やっぱり、すごく、大きいことだった。。。
そのおかげであれ以来、、、
何があっても常に、
安心して生きていけるようになったことは、
たしかだったから。。。
こういう体験をすると。。。
それはもう、「信じるもの」ではなくなる。。。
それは、、、自分にとって、、、
まぎれもない「事実」となって。。。
それを疑うことのほうが、難しくなった。。。
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あのあと、、、
降りる駅に到着するまで、
まだ、しばらく時間があって。。。
私は、ギュウギュウ詰めの電車の中で、、、
窓の外の景色を見ながら。
いろんなことを考えた。。。
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つづく