以前から、テレビはほとんど見てなかったけど、
最近では、ネットすら開かなくなり。
世間の事情が、全然解らなくなってきた。
難しい本も、まったく興味がなくなった。
これでも、ちゃんと普通に生きていけるのだから、
今までのあの、情報の洪水の中で溺れていた日々は、
一体何だったのだろうと。。。
静寂の中で過ごす日々は、、、
本当に、心地よい。。。
このブログのことも、普段はすっかり頭から消え去っていて。
でも。
たまに、書こうという衝動が、
突然起こったりする。
もう、だいぶ前のことだけど、
グラスバレーのCDセットが届いた。
実は、もうすでに、全部持っているCDだったけど、
ついつい、買ってしまうのだよね(笑)
いろんなものが、どうでもよくなってきた
今日この頃なのだけど。
グラスバレーとかそういう、、、
「良い想い出」と結びついているものはやっぱり。。。
そう簡単には忘れられないのだろうな。。。と。
そんな風に思った。
子供の頃のバレエの体験。
そして、ライヴ通いの日々。。。
青春時代のステージでの経験。
そのあたりが、
「あぁ、、、本当に楽しかったな」と。
最後に、そう思えるところなのかも。
グラスバレー。
出口さんのブログも、最近では滅多に
開くこともないのだけど。
こうして、自分にブログを書く衝動が起きて、
久々にネットを開いた時、
ブログを書くだけで、他のものは何一つ見る気は
起こらないにもかかわらず。
そんな中、
出口さんのブログだけは、
必ず読んでいる自分がいて。
そうやって気になるものが、、、
まだ、自分にも残っていたんだなぁ。。。と。
出口さんのことを思うと、、、
なぜか、連動して父のことを思い出す。
多分、お誕生日が同じだからだと思うけど。
そして、出口さんのブログを読んで、
なんか、同じようなことを考えているような気がする。。。と。
そんな風に感じた。
昔、私と夫と子供たちが、
私の実家で生活することになった時。
一緒に同じ家に住む際に、
私が使っていたお気に入りのダイニングテーブルを使うか、
実家に元々あったテーブルを使うかで、
父と私でバトルになったことがあった(笑)
夫は、インテリアとかまったくこだわらない人なので、
そういうことは全部、私の自由にさせてくれていたけど、
父はなんというか、、、
「物」に、こだわりを持つ人だった。
夫の在り方に慣れていた私は、、、
父が自分のテーブルを使うことを頑として譲らない姿を見て、
正直、びっくりしたのだった。。。
でも、、、
私も、そういうところは父譲り。。。
そしてあの頃はまだ私も、若かったし。
だから、バトルになったのだけど(笑)
結局最後は、私が勝った。
それでも父は、そのこだわりを手放すことはできなくて、
使わなくなったそのテーブルを解体して、
捨てずに、部屋の隅に立てかけておいていた。
母に、「お父さんは大人げない」と。
散々嫌味を言われていたみたいだけど、
頑として、捨てようとはしなかった。
でも。
「こだわりを持つ人」の気持ちは、
私も実は、すごくよく解るから。
引くに引けなくなった素直でない父に対して、
同情と反発を同時に感じて。
すごく、複雑な気持ちにさせられたものだ。。。
結局私だって、、、
自分の我を通したのだしね。
今思い出すと、、、
苦笑いしてしまう。
ただね。。。
もし今同じことが起こったら、、、
私は、「はいはい、だったらもう、
お父さんの好きなのにして」
と。
そう言うだろうな。。。と思う。
人とバトルしてまで、
自分の執着を通しても、
虚しいなぁ。。。ということを、
その後、しみじみ悟ってしまったから。
テーブル・バトルから数年後。。。
父は亡くなり。
父が亡くなったあともしばらくの間、
そこに立てかけられたまま取り残されたテーブルを見るたび、
思った。
「物」というものは、、、
それがどんなにお気に入りなものであっても、
あの世に持ってはいけないのだよね。。。と。
死んだ後も持っていけるもの。。。
それはきっと。。。