藤の花 | TRIQUETRA ~Tributary Zone~

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2代目のブログです

 

 

 

 

諏訪大社の前宮。。。

 

鳥居の横に、藤の花が綺麗に咲いていました。

 

 

 

ちょっと前に読んでいた漫画に、

「藤姫」というお姫様がでてきていて。

 

それで娘と、「藤姫」って名前。

なんだか、上品でとても綺麗で素敵。。。って。

 

そんな話をしたりしていました。

 

 

そして。

伊勢に行った時、高速道路から外の景色を眺めていたら、

山のあちこちに藤の花が綺麗に咲いていて。

 

あぁ、、、そんな季節なんだなぁ。。。

 

・・・と思いながら、なんとなく、、、

「藤姫」のことを思い出したりしていました。。。

 

 

通っていた小学校には、藤棚があって。

毎年、5月になると藤の花がとても綺麗でした。。。

 

なので、藤を見ると、、、

小学校の頃のことを思い出したりします。

 

 

そんな風に、、、

 

ちょうど心に、「藤」がクローズアップされていた

ところでした。。。

 

 

 

伊勢で蛇に会ったことがキッカケで、

諏訪の蛇神さまやご先祖のことが、ふと浮かぶ。

 

・・・という流れの中、、、

 

実際に諏訪に行く前に、ここ最近忘れていたことを

おさらいしておきたくて。

 

私は少し、調べ物をしたりしていました。

 

 

そうしたら今回は、こんなお話が心にひっかかった。

 

 

洩矢神

 

 

 

諏訪信仰の一翼を担う神であり、

史料としては『諏訪大明神絵詞』にその存在が確認できる。

 

ミシャグジ神と同一視されることもあるが、

守矢氏は古代州羽地方の祭政を司っていた者が洩矢神で、

祀っていた神をミシャグジ神としている。

 

『諏訪大明神絵詞』などの伝承によれば洩矢神は

古来州羽(=諏訪)地方を統べる神であった。

 

しかし建御名方神が諏訪に侵入し争いとなると、

洩矢神は鉄輪(てつかぎ)を武具として迎え撃つが、

建御名方神の持つ藤の枝により鉄輪が朽ちてしまい敗北した。

 

以後、洩矢神は諏訪地方の祭神の地位を建御名方神に譲り、

その支配下に入ることとなったという。

 

また、その名が残る洩矢神社(長野県岡谷市川岸区橋原)は

この戦いの際の洩矢神の本陣があった場所とされる。

 

対岸には藤島神社があり、

これは建御名方神の本陣があった場所とされる。

 
 
 
このお話の中の、「藤の蔓」という部分に、、、
やっぱり、反応した。
 
こんな流れだったからね(笑)
 
 
(※ウィキでは「藤の枝」と書かれているのですけど、
史料館のしおりでは「藤の蔓」になっているのです)
 
 
 
建御名方(タケミナカタ)という神様の名前。。。
 
漢字表記しかされていないと、何度読んでも、
読み方が覚えられなくて困った。
 
 

 

建御名方(タケミナカタ)というのは、

大国主(オオクニヌシ)の息子さんのひとりなのだそうで。

 

ウィキによると。。。

 

 

 

タケミナカタは、『古事記』では

葦原中国平定(国譲り)の場面で記述されている。

 

これによると、建御雷神(タケミカヅチ)が

大国主神に葦原中国の国譲りを迫った際、

大国主神は御子神である事代主神(コトシロヌシ)が

答えると言った。

 

事代主神が承諾すると、

大国主神は次は建御名方神が答えると言った。

 

建御名方神は巨大な岩を手先で差し上げながら現れ、

建御雷神に力競べを申し出た。

 

そして建御雷神の手を掴むと、

建御雷神の手は氷や剣に変化した。

 

建御名方神がこれを恐れて下がると、建御雷神は

建御名方神の手を握りつぶして放り投げた。

 

建御名方神は逃げ出したが、建御雷神がこれを追い、

ついに科野国(信濃国)の州羽海(すわのうみ:諏訪湖)まで追いつめて

建御名方神を殺そうとした。

 

その時に、建御名方神はその地から出ない旨と、

大国主神・八重事代主神に背かない旨、葦原中国を

天つ神の御子に奉る旨を約束したという。

 

以上の神話は『日本書紀』には記載されていない。

一方『先代旧事本紀』「天神本紀」では、

『古事記』と同様の説話が記載されている。

 
 
 
・・・と、説明されていた。。。
 
 
そう言えば、大国主(オオクニヌシ)もね、、、
この前読んでいた漫画に登場していた。。。
 
 
イケメン、女たらし系で(笑)
 
 
そのせいか、諏訪大社本宮で大国主(オオクニヌシ)の名を見た時、、、
そんな漫画の中の姿が浮かんでしまって(苦笑)
 
 
でも、、、イメージって大事なんだな。。。と。
そういうことも、しみじみ感じました。
 
 
だって、、、忘れないものね。
イケメン設定にすることで、その物語がグンと記憶に残る。
 
 
 
私は、戦国武将とかには全然興味がないので、
武将をイケメンに仕立てて、キャーキャー言う女の子たちの
気持ちが全然理解できなかったのだけど。
 
 
なんかちょっと。。。
解っちゃったような気がした(笑)
 
 
 
 
建御名方(タケミナカタ)と建御雷神(タケミカヅチ)の戦いが、
お相撲の起源なのだとか。。。
 
 
日ユ同祖論の本の中にあったお話に。。。
聖書の中でヤコブと天使が格闘した時も、
相撲という形だったというお話が、たしか、
あったような気がするのだけど。。。
 
 
 
まぁ、、、それはともかく。。。
 
建御名方(タケミナカタ)の持つ、「藤の蔓」というのは、
一体、何の象徴だったのでしょうね?
 
 
それで、いろいろ見ていたら、どこかで誰かが、
面白い独り言を言ってた。
 
 
「日本書紀を編纂したのは、藤原不比等。
だから、タケミナカタの手に藤を持たせたんだろね」
 
 
・・・って。
 
 
真相は、、、いかに?
 
 
 
中臣鎌足が天智天皇(中大兄皇子)から、
「藤原」の姓を与えられ。。。
 
・・・という話は有名だけど、
 
なんで、「藤原」だったのでしょうね?
 
 
やっぱり今、「藤」が気になります。
 
 
実際に藤原の姓を使いだしたのは不比等だったけど。
その不比等は多分、私のご先祖。
 
 
厳密には、不比等直系ではないみたいだけど。
でも、関りはあったらしい。。。
 
 
だからその不比等が、、、
本当のところは、一体どんな人だったのか。。。
 
・・・というのも、いろいろ気になるところです。
 
 
 
その後、平安時代は藤原氏が盛り上がっていたけど、
そのせいか、不比等は今、巷では散々に言われてる(苦笑)
 
 
一説では、不比等が古事記や日本神話を自分の都合の
良いように編纂し、都合の悪い古代の書物は焚書。
 
そして、歴史の中から物部氏の功績を消した。。。
 
・・・とかね。
 
 
 
夫とも言ってたんだけど、不比等が本当に、
歴史から物部氏の何かを消そうとしたのだとしたら。。。
 
その「理由」というのは、本当は何だったのか。。。
 
・・・ということが、実は一番知りたいところ。
 
 
でもここは、、、みんながみんな、
自分フィルターを通して話すから。。。
 
 
ホント、不比等に直接会って聞いてみないことには、
真相は絶対に分からない。。。
 
 
 
だからこういうところは、、、
 
こういうところこそ、自分自身で意味付けしていくしか。
自分自身で物語を創るしかないところだとも思う。。。
 
 
その「仮説」に、、、どれだけの人の意識が共鳴するかによって。
「真実」もまた、変わる。。。
 
 
過去さえも今、、、創られるのだから。。。
 
 
 
夫の実家のご先祖である物部氏。
私の実家のご先祖である藤原氏。
 
 
不比等が、、、本当に歴史から物部氏の息吹を隠そうとしたとして。
 
 
それは、自分が成り上るためだったのか。
それとも、物部氏を何かから守るためだったのか。。。
 
 
その行為そのものではなく、
その裏にある「理由」によって。
 
私たち夫婦の今後の関係性が変わるよね!って(笑)
 
 
そんな冗談を軽く言ってみたら、、、
 
 
「いやぁ。。。守るほうであってほしいな~~」
 
 
・・・と、夫は言っていた。
 
 
夫婦円満でいるためにも。。。
 
物部氏と藤原氏が仲良しであって欲しいと願うのが、
人情ですね(笑)
 
 
なんて、、、冗談です。
 
 
魂的にみたら、家柄なんて本当は、
あまり関係なく。
 
 
すべては、ご縁。。。
 
 
そういうこと、夫も私も分かったうえでの、
言葉遊びです。
 
 
****************
 
 
 
明日から、大阪に行ってきます。。。
 
 
この大阪旅行は、もうずいぶん前から決まってたけど、
その前に伊勢に行ったり、諏訪に行ったり。
 
 
こんなに詰め込むことになるとは、
思いませんでした。
 
 
あの、、、2次元逃避の時間は本当に、、、
充電期間だったのかもしれないな。。。