超高音、ハイトーン・ヴォイス | TRIQUETRA ~Tributary Zone~

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2代目のブログです

「踊ること」と「歌うこと」とは、子供の頃からずっと一緒で、

それは、私の人生の一部となってきたものでしたが。。。

 

「踊ること」に関しては、今年のはじめに、とうとう卒業しました。

 

・・・とは言っても、踊ること自体はきっと、一生好きなままだと思うので、

今でも家では、ひとりでしょっちゅう踊ったりはしていますが、、、

 

でも、、、「ダンサーとしてステージに立つ」。。。みたいなことからは、

もう、卒業したかな。という感じです。

 

気持ち的にもう、ダンスで舞台に立ちたいという気持ちが、

すっかり、なくなってしまった。

 

 

プロのバレエの世界では、、、私ぐらいの年齢になると、例えば、

パリ・オペラ座のようなバレエ団では、有無を言わさず引退です。

 

それは、年齢を重ねたダンサーには厳しい現実ではあるけれども、、、

でもプロとしての、「見た目的な美しさ」というものを考えたら、

後進に道を譲るということは、やっぱり必要なのだと、個人的にはそう思います。

 

もちろん、バレエもベリーダンスも、踊りたければ何歳になっても踊れるものですが、

私はどこかで、「引き際」のようなものを、やっぱり感じてしまってね。

 

 

それは身近で、娘の成長を見ているから尚更でした。

 

子供だと思っていた娘や、娘と同じ世代の女の子たちが、どんどん

女性になっていき、、、そして、美しくなっていく。。。

 

ものすごく嬉しい反面、、、なぜかどこかに寂しさを感じたりもする。

 

その寂しさは、、、自分自身の現実を見て、それを受け入れないといけない

寂しさでもあるのだなぁ。。。と。そんな風に感じたりもしました。

 

いつまでも見た目若い、、、と言われれば、女性なら誰でも嬉しいとは思いますが、

最近、いつまでも「若さゆえの美」というものにしがみついていることが、、、

ちょっと虚しくなってきたし、なんだか違うような気もしてきた。。。

 

人によってはこれを、「諦め」という風に捉えるかもしれないけど、、、

でも私は、もっと違うことに目を向けていきたいと。。。

 

最近とみに、、、そういう気持ちがなぜかとても強くなってきたのです。

 

「引き際」というものを、、、

潔く認めたい気がしてきたんですよね。。。自然と。

 

もともと、そういうことにはあまりこだわっていたほうではないと、、、

自分ではそう思っていたのですが、でも、、、

 

ベリーダンスをしていても、昔のように熱い気持ちになれなかったのは、、、

もしかするとどこかで、そういうことが分かっていたからなのかもしれないなぁ。。。と。

 

やっぱりどこかで、「若さ」、、、というものに執着していた自分がいたのかも。。。と。

 

 

歌に関しては、、、またちょっと思いが違います。。。

 

ダンスをやめてから、ボイトレのレッスンを再開しましたけれども、

実は最近、声楽もまた再開させていたりしました。

 

何も気負わずに、ただただ、ちょっとした気分転換くらいの気持ちで。

 

コンコーネとか、家で練習する暇全然ないのですけれども、、、と

先生にあらかじめ伝えたら、「もう、この場で練習してくれれば全然大丈夫です!」と。

 

声楽の先生なのに、そういうゆるいところが大好き。。。と。

そう思う自分は、なんか、変わったなぁ。。。と。

 

クラシックの声楽の先生って、どこかストイックな人が多い感じがしていたし、

以前の私だったらきっと、そういうストイックさを逆に心地よく感じたりもしていた

気がするのですけれども。。。

 

やっぱり、「何か」が最近、はずれたのだなぁ。。。と。

 

 

歌うことは昔から好きでしたが、歌を人に習おうと思ったことは、

ずっとありませんでした。

 

わざわざ習わなくても、なんとなくは歌える。。。という自負が、、、

多分どこかにあったからだろうと思います。

 

でも生まれて初めて、「これは全然歌えない。これは習わないと無理!!」

と思ったのは、、、サラ・ブライトマンの歌でした。

 

「Time to say good bye」。。。

 

あの歌がちゃんと歌えるようになりたくて始めた声楽でしたが、、、

気づけば、いつしか歌えるようになっていて、発表会でそれを歌ったりもした。

 

もちろん、、、ダメなところをあげればキリがなくなりますが、、、

とりあえず、最初の目標はクリアできたのです。

 

だから、声楽も無理して続けなくてもいいかな。。。と。

仕事が忙しくなってきた頃に、一度レッスンをやめましたが、、、

 

やっぱり、歌ってないと色々と衰えていくもので、

「あぁ、また歌えなくなっちゃう」という焦りと、、、

「でも今は忙しくて、練習する暇ないし、プロになるわけでもないのだし」

という気持ちの間での揺れが起こったり。。。

 

声楽も再開してよかったな。と。

今は思っています。

 

声楽的な発声で声を出すという場面は、、、

日常生活ではまずないので、、、

 

とても気持ちが良いのです。

 

ダンスと違って歌は、、、まだこの「気持ちよさ」を、、、

今でも素直に感じることが出来るのだなぁ。。。と。。。

 

だからやっぱり、、、歌うこと、大好きなのだと。。。

 

 

ボイトレのほうで、最近、「オペラ座の怪人」の練習をしています。

 

これは、もう何年も前からひとりで地道にチャレンジはしていたのですが、、、

どうしても、最後の最後の高音が出ないのです。

 

声帯なんかの構造もあるので、

ベルカント的な発声では、私にはこの音は一生無理かも。

 

・・・という感じがしたので、ここは少し妥協して、

ホイッスルボイスでやってみようかと。。。

 

なので、声楽ではなく、ボイトレの先生にお願いしたのです。

 

 

プロでも、人によっては音響でごまかしたり、

キーを下げて歌っているくらいですから、

かなりのチャレンジであることは分っていますし、

だいぶ、望み薄ではあるのですが。。。

 

結果どうこうよりも、チャレンジしている今が。。。すごく楽しいです。