エリック・サティとその時代展 | TRIQUETRA ~Tributary Zone~

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2代目のブログです

渋谷のBunkamuraでやっている、サティの展覧会に行ってきました。


黄色い花エリック・サティとその時代展





サティといえば、ジムノペティが有名ですが。。。
私は、グノシエンヌが好きだったりします。


『グノシエンヌ』とは「知る」というギリシア語の動詞の語幹をもとにして作った
サティの造語である。

語源はまた、古代クレタ島にあった古都「グノーソス宮」とも神秘教会
グノーシス派とも言われている。

古代ギリシャの詩の脚韻を踏んだリズムが伴奏部に使われている。

(Wikiより)






サティもまた、、、
新しいもの好きというか、古いものに反発するタイプというか。
人と同じはイヤ!というタイプというか。

でも芸術家はやっぱり、そうでないとね。

・・・なんて思ったりもしますが(笑)


サティの頃の、、、あの頃の芸術界って、、、
本当に、とてもパワフルだったよなぁ。。。と感じます。

みんなすごく熱かった。。。

すごい情熱を持っていた時代。。。



サティは、出版関係の仕事をしていたリュシアン・ヴォージェルという人から、
『スポーツと気晴らし』というアルバムのための音楽を依頼されたのだそうです。

ヴォージェルは、時代に通じた教養ある耽美主義者として、当時の社交界や
ファッション界に通じていた人らしいです。。。

なんでもヴォージェルは、サティに依頼する前にストラヴィンスキーに
依頼していたみたいなのですが、謝礼が十分でないと断られたのだとか。。。

サティも最初は断ろうとしたらしいのですが、その理由がストラヴィンスキーとは
真逆で、そんな高額な謝礼を受け取るなんて妥当じゃない。。。というもの
だったらしい。。。


なんだか、、、サティらしいですね。。。(笑)


そして、そのアルバム用のカラー図版を依頼されたのは、画家のシャルル・マルタン。



 *イタリア喜劇


 *カーニバル


 *釣り


彼の絵、大好き。。。
こういうフランスらしい色使いが、とても好きです。。。


フランス人って、ちょっと小悪魔的というか。。。

なんとも言えない毒を持っているような感じがするのに、、、
色使いとかお菓子は、なぜかとてもとても、甘い感じがするのですよね。


もちろん、、、
その毒も、、、決して嫌いではないのだけど。


昨日は、ピカソが舞台装置や衣装デザインを担当して、サティが作曲したという
バレエが、館内で放映されていました。

『パラード』というこのバレエは、サティがジャン・コクトーの詩を元にして
作曲した全1幕の「現実主義的バレエ」だとのこと。

当時、これを上演したのはもちろん、、、ディアギレフのバレエ・リュス。


あの時代の芸術ってなんだか。。。
リュスなしでは語れないような?


当時ピカソは、パ・ド・ドゥ(と言っていいのか?)の女性に、男性と同じ、
全身タイツの衣装を着て欲しかったそうですが、女性ダンサーはそれを
断ったのだそうです。。。

でも現代では、、、
女性もそういう衣装を、普通に着るようになりましたよね。

昨日観た、再現の舞台でも女性はそういう衣装を着ていました。


時代ってやっぱり、、、
少しづつ少しづつ変化していて。。。

当時の人にはとっぴょうしもなさすぎて、どうしても受け入れられなかった
ようなものが、現代人にとっては、ごくごく当たり前のことになっていて。


だから、どんな時代にも必ず先駆者とか、改革者という役割の人がいるのだけど。。。

いつの時代もいつの世も、、、そういう人には向かい風が強くて。。。

彼らはいつも、その風と戦っていますよね。。。




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