アレルギー専門小児科でのベビーマッサージ
なんと、セラピスト仲間にばったり!!
何年ぶりでしょうか、いつの間にかママ。
しかもベビーマッサージの資格も取得
しているという偶然。
でも、彼女は資格をもちながらに
ベビーマッサージを教えることに対して
ベビーマッサージを教えることに対して
「自信が持てないんだよね。」と。
どうやら、オイルで皮膚が赤くなったり
肌のトラブルが起きてしまうこと
に不安を感じてその一歩が踏み出せない
とのことでした。
確かに。
自分の子どもならいいものの、
ひと様の子に何かあったら、と
思うと不安になりますよね。
施術前には必ずパッチテストをしますが
それでも全身をマッサージしていると
赤く反応する部分があったり
することもあります。
クリニックでのベビーマッサージは
食物アレルギーのお子さんが多いので
私もオイル使用には気をつけています。
というのも、食物アレルギーを持っている
お子さんは皮膚が弱い子供が多い。
むしろ皮膚が弱く、アトピー性皮膚炎から
皮膚を介してアレルゲンを体に取り込み
アレルギー症状を発症している可能性も
あるのです。
2003年の話。
イギリスでピーナッツオイルが保湿剤として
使用されていた時期がありました。
重症アトピー性皮膚炎の
3歳以降のピーナッツアレルギー
が増加しその子ども達を調査したところ、
91%の子供が生後6か月までに
ピーナッツオイル
入りの保湿クリームを
使用していた事実が判明しました。
また、日本でも●のしずく石鹸を使用していた
人たちの小麦アレルギーが発症して問題に
なった話はみなさん記憶にあるのでは
ないでしょうか。
皮膚はもともと外界との仕切り。
バリア機能があります。
しかし、
もともと皮膚が弱い赤ちゃんはバリア
機能が未熟。バリアされていない皮膚は
外界からの刺激や菌、そしてアレルゲンも
容易に取り込んでしまいます。
なのでバリア機能を高めるためにも
保湿が必要なのです、
しかしその保湿剤
の成分さえも
アレルゲンになる可能性があるのです。
アロマセラピストの自分が言うのは
おかしいかもしれませんが
植物性のオイル、オーガニックが
必ずしもよいとは限らないのです。
勿論、発疹のないお子さんは別ですね。
うちの長男は何を使っても
かぶれたこともありません。
しかし次男はかぶれにくいとされる
ホホバもダメでした。
●のしずくのエピソードは
今まで小麦アレルギー
ではない人がアレルギーを発症したとのこと。
同じものを継続的に使用するのも
よくないのかもしれません。
私も自分で使う手作りコスメでは
定期的に材料を
変更するようにしています。
小児科でのマッサージには、
発疹のあるお子さんには
処方のクリームやローションを
持参していただいています。
ベビーマッサージは母子の
コミュニケーションが目的。
必ずしも植物のオイル!に
こだわらなくても、
滑りをよくして保湿できて
ベビちゃんとママが気持ちいい~~~と
感じられればいいものなのかな、
と私は思います。
容易したオイルを使えない場合は
ママに好みの精油を入れてプレゼントしています。
写真のO君は
マッサージ大好き。
もうたまらんの表情で半分眠りながら
2セットもフルで施術されていましたよ。
かわいいい~~~~
もうお一人のUちゃんは
裸にされてね転がされたことにびっくりで
今回はご機嫌が戻らず残念でお写真も控え
ましたが、赤ちゃん人形でママには一度手を
動かしてもらいました。
やっぱり見ているだけでは
覚えられないですからね。
それでもきっと不完全燃焼だったかな
次回も受診などで日程さえあえば
是非顔をだしてくださいねとお伝えしました。
月齢の小さなお子さんは
比較的マッサージも
容易です。
月齢あがり賢くなってくると
いつもと違う雰囲気や
服を脱がされることに
敏感に反応するお子さんも多いです。
子どもが泣くのはお互い様ですけど
やっぱり全く施術できないと、
残念ですね
わかります。
なるべくママが満足して帰れるよう配慮して
講義していきたいと思っています。