こんにちは。


久しぶりに映画を観てきました。

いつの間に2000円になったの❓びっくり。


今回観た【ボーはおそれている】と【カラーパープル】と【ゴールデンカムイ】と迷って、ホアキン・フェニックスを取りました‼️


まったく事前の情報を入れず、ホアキン・フェニックスのネームバリューだけに期待しての選択で【ボーはおそれている】です。




ボーは恐れている

先に結論を言っときますと、『❓』でした。

全てにおいて中途半端な感じだと思いました。

ネタバレします。これから劇場に足を運ぶ方、こちらで今回はさようならを。
読みにきてくださいましてありがとうございました。ニコニコラブ。





主人公のボーの住む場末のマンションはエレベーターはボロくて、いつでも半端なく騒々しく治安がマックスレベルで悪い。
薬中の人だらけで、知的な意味で言葉がわからなそう。
秩序がわからなくて道理の分別もつかず躾のない動物のような人たちがワンサカ。
不条理で理不尽な世界。地獄かな。
産まれたての主人公ボーは、産まれた時から不運に見舞われ大人になっても大人しくてうだつが上がらなくて頼り甲斐の全くない問題のある独り身として描写されるところから始まっています。

さっきも書きましたが、もうボーが住んでる環境が地獄。
近年、アメリカなどで社会問題になってる『フラッカ』。

↑中国製激安麻薬フラッカでラリってる人たち

麻薬の一種なのだそうだけど、フェンタニル系の向精神薬だそう。フェンタニルがどういう成分かはわからないけど、相当ひどい代物。絶対に手を出してはいけないお薬らしいです。
手を出したら人生が終わります。

そのお薬の副作用がゾンビのようになってしまうそう。詳しくはYouTubeにいっぱい出てきますよ。

すっごい獣のような人間が住む地域での暮らし。

【ジョーカー】のゴッサムシティよりも酷い。
母親との問題をカウンセリング医師と話してたのでジョーカー的の主人公と同じようなバックボーンかと思えば、ボーは教育は受けてるらしいし、身のこなしが品失ってない、経済的にも贅沢な暮らしではないけど困ってはない描写があり『生活保護的な生活層』(アメリカに同じ制度があるのかは分かりませんが)だと思ってたんですが、違うんです。
徐々に明らかになるのですが、ここ最初から分かると印象変わるんですが母親が半端ない富裕層。
アメリカンドリームくらいの富裕層。指差し
ここポイント。
じゃ、何故住んでいるアパートがアレ❓
どうしてソコを選んだのかしら。



フラッカ



冒頭から、ボーはずーーーっと小さい不条理な不運からすごい理不尽な不運、色んな不運に見舞われます。


『そんなこと、あるぅ‼️❓マジで❓❓』の連続。次から次へと、これでもかとボーに襲いかかる不運。

どういう訳かあり得ないほど。

その都度、差し伸べられる手もあって展開が謎。


そして、いつも斜め上の最悪な事態に見舞われてしまうボー。自分のケア不足っていうのもあります。


ボーは、饒舌な人物ではないんですがホアキン・フェニックスの絶望表情描写が素晴らしかった。

穏やかな気持ちの時のボー、状況把握できなくて不安な時のボー、戸惑ってる時のボー。翻弄されて棒立ちのときのボー。

台詞じゃない。


息もつかさず、何度も言うけど不運の連続。良かれと思って行動の選んだことが全て裏目に出てしまう可哀想な人物。

信じたことさえも、間違っていて可哀想。


後半は、現実描写なのか妄想の中の描写なのか分かりにくかったです。

前半とはまったく違う不幸で、物事の根幹は母親の毒親っぷり。

スペクタクルにひどい。

愛してるって言いましたよね❓

あなたの愛って支配なのね、ずいぶんと利己的だこと。

マジ毒親。


母親の与えてきた枠の中、選択条件の前提が決まってる中である意味安定してきた人生に自分でとった行動の責任をやっと引き受けるのかと思ったら…。

何これ❓

『トゥルーマン・ショー』的展開かと思えば、本当に謎。

大勢の観客のいる公開裁判かと思えば、アレは妄想❓現実❓

内面的描写❓

どこから実在でどこから妄想なのかちょっとわたしには分からない展開でした。


これから考察を少し読んでいきたいと思います。

これはB級だなぁ。そんなにお勧めしませんけどね。

R指定15は本当。

腹上死するので。


50代のアダルトチルドレンの幼い描写なんだな。