夏色インコさんが運営されているWebマガジン
《はちみつバード》。
こちらがお休みに入る、とのこと。
その記事を読んだときの寂しさは、お気に入りのお店がなくなるような。
ぽかりと穴が空いたようなきもちでした。
でも。
きっと何かしらの形でパワーアップして帰って来られるはず。
ファンとしてその日を楽しみに待ちたいと思います。
そこで、休止前ラスト企画のひとつ。
こちらに参加させていただきます♪
2018年12月からハッシュタグ企画に参加すること今回で６回目となります。
毎回参加者の皆さまの企画に沿った記事を読むのもワクワクでした。
ほんと楽しかったなぁ。
それで…今更感もありますが(笑)
改めてブログのテーマを作って記事をまとめておくことにしました(*^^*)
思い入れのあるひとつひとつ。
自分のためにたまに読み返してみます。
インコ編集長。
おつかれさまでした。
そしてありがとうございました。
また、会いましょう♪
THIS IS ME 2021
『夢は、叶えるためにあるんだとは思わない。
面白がるためだよ』
そう教えてくれた人がいました。
わたしは、といえば。
この歳になるまで叶えられてない夢を持ち続けていることが恥ずかしく。
それでもそれを手離すことができず。
けれどしがみつくほどの熱さを持つことは怖く。
ごちゃごちゃと(笑)
とにかくすこし距離をおき、他人事のように装って見守っているような。
夢との関係は、そんなへんてこなものでした。
それは、たった一度。
しかも通りすがりの見習い占い師の女性に
「手相、見させてください」
と呼び止められ、断りきれずに手を差し出した時のこと。
「あ～あなたは夢見る夢子ちゃんですね」
と、告げられたことに端を発します。
その言葉が一瞬でわたしの芯を突き刺して、ヒッ！と息が止まる思いをしました。
当時、就活と夢との間で揺れ動いていた時期。
所詮夢子ちゃんの夢は叶わないのだから、ちゃんと現実に生きなさい。
そう未来を見透かして嗤われたように感じ、耳も頭も顔もじんじんと熱くなるほど恥ずかしくなりました。
以来、夢という言葉に対して距離をおかなくてはと慎重に構えてしまう自分がいます。
もう二度とあんな思いはしたくないから
安易に口に出さず、話題にもしない。
誰かとそれについて話すなんてもってのほか、と。
でも、「面白がる」という視点に気づかされた時。
あ、と心が鳴ったんですよね。
距離をおく？しがみつく？
そもそも自分の夢なのに、自分との距離を計ってよそよそしくするとか、おかしくない？
その瞬間、ガンガンガンと、今度は頭の中で鐘が鳴りました。
そっか。
わたしの夢なんだから、自由に触ったり、音鳴らして、色塗って、可愛くしたりブチャイクにしたり。
そうやって面白がっていいのか。
この歳でまで叶えられてないからって、そんなのはきっとたいしたことじゃない。
恥ずかしいって、その見習い占い師を一体あなたいつまでひきずってるの？
夢子、上等じゃん。
なんつって(笑)
そこまではまだ全然思えませんが。
以前よりは、自分の夢をそっと、ちょびっと、指先で触れるようになってきました。
それは、まだ生まれたてほやほやのように温かで、生々しく、ふにゃとしています。
まだ自由自在に触れるほど頑丈ではないかも。
過保護だったからなぁ。
でも今、好きな形をイメージしてだんだんと育てています。
すこし面白がれるようになったら、夢が時折クスクスと笑いかけてくれるようになりました。
いつか何かしらのカタチになったら、その人にも見て欲しい。
それもまたわたしの新たな夢のひとつです。
覚えてるかな、インコさん♪
あの時気づかせてくれて、ありがとう。