こんにちは。

昨日は朝雨で散歩が出来ずに夕方、愛犬と散歩したアロマパパです。

小さな体(チワワ)でアロマも白水大池公園2.1kmを1周しました。

大きな僕と小さなアロマと同じ距離はいけませんよね。

さて、今日は価格について考えてみましょう。

市場では「一物一価格の法則」が成立し、同じ物は同じ価格で取引されるのが基本ですよね。

しかしながら現実には、同じ物が異なる価格で取引されています。

その理由にはさまざまなものがあります。

では、映画館の入場料にはなぜシニア割引や学生割引があるのでしょうか。

これらは、長い間働いてきた高齢の方や、若い学生たちへのサービスでしょうか?

そのような優しい企業は大歓迎ですが、資本主義経済では生き残れないでしょう。

それでは、なぜ値引きが行われるのでしょうか?

当然のことですが、映画館が利益を最大にするためです。

買う側の間で価格に対する反応が異なるとすれば、すべてのグループに同じ価格を設定するのは必ずしも得策ではないのです。

お小遣いがそれほど多くはない学生さんや高齢の方は、映画館の入場料が高くなれば、映画を見に行く回数を大きく減らすでしょう。

その結果、彼らからの入場料収入が減少するでしょう。

逆に、一般の人々の需要は学生や老人と比べて価格が多少高くなっても映画を見に行く回数はそれほど減らないと思います。

したがって、入場料収入を増やすために、入場料は老人や学生と比べて高く設定されるのです。

このように、消費者をいくつかのグループに分け、その各々に適切な価格を設定する(価格差別)方が、すべてのグループに無理矢理同じ価格を設定する(統一価格)よりも、多くの販売収入を得ることができるのです。

しかし、グループごとに市場が異なると考えれば、各々の市場では「一物一価格の法則」が成立します。

では、土曜日の夜の飛行機代と深夜のタクシー料金はどうでしょう。

例として、米国では土曜日の晩に旅行先に宿泊する人の飛行機代が安く設定されています。

これはビジネス旅行と観光旅行の需要の価格弾力性の相違にもとづく価格差別です。

実際、出張は価格が高くても止めるわけにはいけませんが、観光旅行なら止めてしまうでしょう。

米国の習慣では、ビジネス客が日曜日に自宅に戻らないということは稀ですから、土曜日の晩に宿泊する人は観光客とみなされ、安い価格が適用されるのです。

また、公共交通機関がなくなる深夜には、家に帰るためには価格が多少高くてもタクシーを利用せざるを得ないですよね。

ですから、深夜割増料金は致し方ないのかもしれないが、なにか損をしている気分になるのは僕だけでしょうか。

これとは逆に、オフィスや工場が閉まる夜間になると電気料金は低く設定されています。

では、僕たち年代の方には懐かしいあのジュリアナ東京が女性の入場料を無料にしていた理由は何でしょうか?

それは、「お立ち台」に上がった女性の派手なパフォーマンスで一世を風靡していましたよね。

それを見に男性客が来ます。

そこで、男性客からは入場料を徴収したが、女性客は無料にしても採算がとれるし、話題性も出ます。

女性客をタダにすることからの収入減を相殺して余りある男性客の増加が見込まれるのであれば、そうすることも理に適っていると言えるのです。

また、あるホテルのバーでは、水曜日に女性のドリンク代が安くなっています。

この女性割引は女性客の増加が見込め、男性客の来店を促すという「消費の外部効果」にもとづくものです。

さらに新製品の導入期には、最初に使用した消費者の口コミ情報が将来の需要を拡大することがあります。

この効果が大きとなれば、導入期の価格は低く設定してもいいし、ある場合にはタダで試供品を提供することだってありますよね。

このように価格戦略は時として、『損して得取れ』の発想も必要となります。


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