こんばんは、

とぅーとさわんの有賀千恵です。

 

 

 

コンセプトの続きです。

 

 

 

 

 

 

○自己犠牲のないプレママ中心のケアを


 

 


日本の現在の環境は、胎児中心、異常中心にチェックする視点の中で妊婦健診が進められています。



プレママにとっては、「すべてはおなかの赤ちゃんが健康に育つために」という自己犠牲の精神を強いられているようにも感じます

 

 

 

 

 

現代社会は核家族になっているために、心の底から相談できる人が周囲にいなかったり。

 

就労している方は、男性社会の中にいる場合、マタニティハラスメントの被害にあったりする場合があります。

 

そういった現実に妊娠しても、素直に周囲に甘えられないことも。




一方、ヨーロッパやアジアでは、胎児よりも母親中心、異常よりも健康な日常生活を中心とした視点で妊娠経過をケアする傾向があります。






そういった過程で、プレママ自身身がいたわられる気持になります。




欧米の多くの国では助産師さんが主体となった妊娠・産後ケアをされています。

 

妊娠中から産後ケアまで一貫して助産師さんにサポートしてもらうことが多く、医療よりも幅広いケアを受けられる社会がなりたっています。

 

一方、日本ではまだまだそういった一環した環境が確立していません。

 

産科は赤ちゃんが生まれて、だいたい産後1ヶ月まで。

 

そのあとは、赤ちゃんは小児科に移行しますが、ママへのサポートは基本なし。

 

最近ようやく、国をあげて、産後ケアセンターができています。

 

ですが、先進国にしては、そういったサポートは産後ドゥーラなどの民間のほうがはやくて、まだまだ遅れています。

 

助産院は、場所によってはママと赤ちゃんのケアをしているところもありますが、しっかりとサポートしてくれる場所はまだまだ数が少ないように思えます。

 

 

プレママも、出産直前まで働いていたりと、日常の生活一生懸命になっていて、ゆっくり休めているか、自覚がないことが多いです。

ひどいむくみや逆子などのマイナートラブルが年々多くなっています。