私だけのクリームを作り① 材料と道具、あると便利な道具。 |   Aroma & Medical Herb 香草塾

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(公社)日本アロマ環境協会・アロマテラピーアドバイザー認定教室
ハンドセラピスト認定教室

今年に入り、体調があまり良い状態ではなく、
特に講師業を続けるのに大切な「声」がうまく出ないために講座をお受けしていません。
講座を休むようになって半年が経ちます。
声が出ないくらいで・・と思われるかもしれませんが、出ない声を無理に出そうとする行為は体力を消耗します。
無理をしていた頃、2時間の講座中にまったく声が出なくなって途方に暮れたこともありました。
友人が風邪を引いて「声が出ないってつらいね、気持ちが分かったわ」と連絡が来た時に
そうか・・そうなってみないと辛さが分からないものなんだなと、私自身もその辛さを伝えきれていなかったことに気づきました。
たまに調子が良いときは、仕事を再開したいと思うときもありますが、やはり責任を持てないので再開に至っていません。
さて、そこで思いついたのが、
今までは講座に参加した人だけに教えていたクラフトレシピを公開していこうかなと思います。
 
今回はクリーム作りに必要なグッズのご紹介です。
水と油を混ぜてクリームができますが、混ぜるためにどうしても乳化剤が必要です。
私が使っている乳化剤はこちら↓
みつろうとエマルシファイイングワックス。
いろんな乳化剤があり出来上がりに違いがありますので、気に入ったものを見つけておくと便利です。
どこで買っているかと聞かれますが、ほぼオレンジフラワーさんで購入しています
そしてオイル↓
冷蔵庫から出したばかりの画像でちょっと固まってます。
左からカレンデュラ、紫根、カモミールをホホバオイルに浸けて濾したインフィーズドオイルです。
オイルはハーブの色を活かしたいため、精製された無色のものを使用しています。
★初めて作る人は、ホホバオイルやマカダミアナッツオイルで十分です。
★インフィーズドオイルの作り方はブログのどこかで紹介しているかもしれません。
 
そして、水は↓
芳香蒸留水、ハーブウォーターなどと呼ばれています。
ほとんどのアロマやハーブショップで取り扱いがあります。
画像は「生活の木」さんと「フレーバーライフ」さんのものです。
ローズウォーターやラベンダーウォーターなどがなんにでも使えて便利です。
化粧水、拭き取り水、クレイパック、赤ちゃんのおしり拭きなど。
弱酸性なので皮膚に刺激が少なく、日焼けのほてりを抑えるコットンパックやあせもに。
★芳香蒸留水がない場合は、精製水でOKです。
 
さて、材料は揃いました。
道具も必要です。↓
この秤は0・01g単位で測れます。
 
ビーカーやミニ泡立て、へらなども必要です。
 
私は、季節を問わずオイルも水も冷蔵庫に保管しています。
・オイル 10グラム
・乳化ワックス 3グラム
・みつろう   1グラム
・グリセリン  2グラム
・水   13~14グラム
・精油  6~7滴
このレシピで30グラムのクリームができます。
次回は作る手順のご紹介をしていきますね。