チャオ!【ドッグライフデザイン アプリシエ】
アロマ&ドッグマッサージセラピストの櫻井裕子です。
「ドッグマッサージ?
どーせ今から痛いことするんでしょ?痛いのなんて絶対に嫌だからね!」
というハッキリした性格のワンちゃんたちがいます。
彼ら(彼女たち)はドッグマッサージをしようとすると歯を見せて威嚇。(これはまあカワイイ方で警告レベル1)
それを無視するとマッサージをしようと体に触れる手に歯を当てて警告。(これは「嫌だって言ってるのにやめんかい!」という警告レベル2。まだ加減しています。)
警告レベル3はそれでもドッグマッサージを遂行しようとすると流血事件に発展。
(加減したのに「あ!人間さんを傷つけてしまった!」という自責の念に駆られて、どこにその気持ちをぶつけて良いのかわからず、自分の足を激しく咬み出す優しい気持ちを持っているワンコさんもいました)
性格が凶暴なわけではなく、ただ体のあちこちに痛みを抱えていて
でも本当は体が痛いから、さわって痛みを取り除いて欲しい気持ちがあるんだけど、
しかし痛いのは大っ嫌いなのでさわってもらうのはまっぴらごめん!
ワンちゃんたちも大いに葛藤しているようです。
体のあちこちが痛いと人間もイライラしやすくなりますし、心に余裕がなくなります。
本当は優しい気持ちを持っているワンちゃんなのに、体のあちこちが痛いので触れようとすると歯を見せる、怒る、咬みつこうとするので、誤解されて殺処分の対象になってしまっているワンちゃんもいる可能性があります。
また、保護活動をしている生徒さんの話では保護犬になるか殺処分になるかの選別が行われるその犬の命の分かれ道で1頭でも多く助かって欲しいから、メンテナンスドッグマッサージ®を身につけたそうです。
体に痛みを抱えているワンコさんたちをマッサージしようとさわろうとしている時、きっとワンコさんたちの心情としては
しばらくマッサージを受けようかどうしようか迷っていたラッキーくんでしたが、とうとう意を決して頭を隠してマッサージを受けてくれました。
この方法を同じ主張をしている他のワンコさんたちにも試してみたところ効果てきめん!
おとなしくドッグマッサージを受けてくれるばかりか、体がほぐれて痛みがなくなるので、今までさわると唸ったり、怒ったりしていた場所をさわっても怒らなくなりました。
ドッグマッサージをやってあげたいけど、いままで愛犬にさわると怒られて諦めていたという人は、ぜひ試してみてください。
心は優しいのですが、口が悪いうちの萠荷(もゆか)さん。
自称「王子」の9歳のラッキーくんが歯を見せて唸るたびにどこにいてもすっ飛んできて、激しくワンワン吠えていました。
通訳すると……
9歳のプードル王子に若干9ヶ月の萠荷が『じじい』呼ばわり。(^^;)
看護師さんみたいにもっと優しく「痛いけどがんばりましょうね」くらいは言えんのかいっ?
ちなみに肉体をご卒業しても萠荷のコーチをしている香蓮ねぇさんに対しても
「あのババアうるさい!」。
大人になるまではこの口の悪さは直す気がないそうです。
櫻井裕子最新刊
発売直後、アマゾン犬部門第1位獲得!!!
メンテナンスドッグマッサージは、犬の解剖学に基づく基礎知識の上に成り立っているマッサージです。
最大の特徴は「速効性です」。
普通のケースであれば10秒以内に、カチカチにこり固まった筋肉が柔らかな筋肉に戻るのを実感できます。
続きは本をお読み下さい♫
読んだよーという消えてお知らせがわりにポチッと押していただけると嬉しいです♪