チャオ!【ドッグライフデザイン アプリシエ】
アロマ&ドッグマッサージセラピストの櫻井裕子です。
>このブログが初めての方はココからどうぞ~♪
あなたのワンちゃんのこんなHELPサインに気が付いていますか?
今日のタイトルを読んで伏字の部分をあなたはどんな言葉を埋めながら読んでいましたか?
う~~ん……
オヤツ?
⇒確かにドッグマッサージには犬にとってオヤツに代わるほどのご褒美の効果もありますねぇ~。
う~ん…じゃあ
やぼう(野望)?
⇒私のある意味「ドッグマッサージで世界征服の野望」は果てしないですが、ワンコにそれはなさそうです……
って、お~~い!何を言わせるんかいっ(笑)
「やぼう」じゃなかったら……
じゃあ!きぼう?
「や」が「き」に変わっただけじゃないですかぁ(^^ゞ
じゃあ、正解を発表しますよぉ。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20190914/08/aromalifedesign-appricie/f7/e1/g/o0400040014586862483.gif?caw=800)
ドッグマッサージは実は犬にとっては大きな……
お世話
(もしくはお節介)
「えーーっ!ドッグマッサージって犬にとっていいことなんじゃないんですか?」
「いままで犬にいいと思ってやってきたのに、犬達は喜んでいないんですか?!」
「あ~~!いままで信じてきたものがガラガラと音を立てて崩れた気がします。」
……というたくさんのお声が聞こえてきそうです。
でも……ちょっと考えてみて。
それって実は人間側のモノの見方の考え方ですよね~。
ネットショッピングのドッグモデルが大変!
隠しているけど痛みのサインを出しまくっている日本全国の犬たち
この先の話を聞いてください♪
3月にネットショッピングをしているとそのモデル犬たちの姿勢がヤバすぎる!という記事を書きました。
中にはサイトのページに掲載のワンちゃんのほぼ全員が痛みのサインを出しているケースもありました。
ネットショッピングのモデル犬ちゃんたちは統計学でいうところの「サンプル」。
つまり母体数=日本全国に住む犬890万3千頭(2018年調べ)の一部がこの状態なので、
いま、日本全国で暮らす犬たちのほとんどが痛みを抱えて飼い主に隠そうとしているけど、痛みを隠しきれずに「HELPサインが出ちゃってるよ」という状態だということが容易に想像できます。
犬は人間が感じる痛みの閾値(痛いと感じるまでの幅)よりも大きな閾値を持っているため、犬が痛いと感じている痛みを人間が味わうと気絶すると言われています。
つまり……隠しきれずにHELPサインを出している犬たちの痛みを人間が味わうと気絶するほど痛いかも知れません。
「野生動物」と「ペット」との違い
人間の伴侶として共に生きると決めて生まれてきた犬達
人間の赤ちゃんも犬の赤ちゃんも、どのお家の子になるかは自分で選択して生まれてくると言われています。
いま、一緒に暮らしている犬達は「野生動物」ではなく、温かいお家があり、狩りをせずとも飢えずに食事が出てきて、飼い主と寄り添って生きていくと決めて今のお家にやってきています。
ケガをすれば病院に行って手当をしてもらったり、お家で手厚いケアをしてもらったりしてもらえると思います。
野生動物は全速力で走って転んで、捻挫したり、骨折したり、脱臼しても、
その状態を受け入れ、痛みを抱える体の状態になってもその体のままで生きていきます。
時には木に体当たりして体の歪みを治したり、脱臼をもとの状態に戻す動物もいるようです。
既にこの状態で敵に弱点としての痛みを見せずに、なるべく痛い箇所に負担をかけずに姿勢や歩き方を工夫して生きると決めた野生動物にとっては、マッサージや整体で元の状態に戻そうとするのは人間のエゴだったり、大きなお世話だったりするわけです。
「ペット」として生きている犬達にも野性味が強く残っている犬もいれば、
完全に人間の「家族」として安心安全な生活に「お言葉に甘えて」溶け込んでいる犬達もいます。
ペットの犬達が痛みを隠すには2つ理由があります。
ペットとして生きることを選択した犬達にも
大なり、小なり、野生動物だったころの記憶や習性が残っているので、
「痛みがある場所」=襲われやすい自分の弱点
となるため、なるべく痛みを隠そうとします。
他の犬と合うとワンワン!吠えてうるさい
ドッグランに行っても隠れてばかりで他の犬達と遊ぼうとしない
というワンちゃんがいたら、
体のあちこちに痛みを抱えていて他の犬達に近寄られると弱いことがバレてしまうため、
「近寄らないで~~~!」
というサインを発している場合があります。
もう一つの理由は
「飼い主さんを心配させたくない」という理由から必死に痛みを隠そうとします。
これは心配性の飼い主さんのワンちゃんに多い傾向で
「体が痛いってバレちまったら、母ちゃん弱ぇ~から泣いちまう。」
とことはじめ講座で話してくれたワンちゃんもいます。
これについては飼い主さんが愛犬の痛みを見抜く力をつける必要があります。
「ペット」の犬達よ!
もっと人間を信頼して甘えてみて♡
「ペット」である以上、だれにも頼れない野生動物のような厳しい環境で生きているわけではないので、「痛い」なら「痛い」と人間に甘えて対策を講じてもらえばいいのですが、
ワンちゃんたち⇒痛みを隠したい
飼い主さん達⇒気が付かない。もしくは何か変だとは思っていても気のせいだと思っていたり、個性だと思っている。
という堂々巡りが繰り広げられているため、そのままの状態で長年放置されているケースがものすごく多いんです。
でも犬によっては、長年の痛みをかばうために作り上げた姿勢をマッサージや整体などのフィジカルコンディションを整えるテクニックでほぐされてしまうと歩けなくなる可能性があると考え、歩けなくなってしまうと飼い主さんたちに嫌われてしまったり、悲しませてしまったりすることを大変懸念します。
つまり……
こちらは「正しくないものを正す」ことが犬にとっては人間側の解釈による
大きなお世話
になるのです。
そんなワンちゃん達の気持ちを理解して、
「もっと人間に甘えて、痛いよりは痛くない快適な生活を送ってみたら~?」
という提案をするのがメンテナンスドッグマッサージ®に携わる人たちのお仕事だと思っています。
そして
犬の痛みを見抜いて飼い主さんたちに真実を伝える。
これもメンテナンスドッグマッサージ®のセラピストたちのミッションだと思います。
中にはあきらめて悟りの境地のワンちゃんも!
痛みと現状を受け入れて笑顔でいる犬の例
ネットショッピングのモデル犬を務めているワンちゃんの話に戻します。
この写真もあるネットショッピングのサイトからお借りしました。
著作権の決まりで出典元を明らかにしなければなりませんが、お店の名誉のためにあえて伏せておきます。
このワンちゃんの前足首(人間でいうところの手首)と表情に注目!
※特に右の前肢
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20190914/08/aromalifedesign-appricie/37/26/j/o0853108014586862489.jpg?caw=800)
〇と↙で印をつけたところが、
正しいとされるワンコの前足首とはちがうところ。
イーストウエストフットと呼ばれる正常ではない姿勢の型の1つに近いと思います。
前足首が外を向いているのはたぶん滑って転んだときにひねってそのまま固まり、
前足首の立ち上がりが良くないのは、肘から下の腕の筋力が落ちているからだと考えます。
たぶんとっても痛い状態を長年抱えていると推察しました。
でも……このワンちゃん
めっちゃ笑顔なんですよね~。
飼い主さんにはたぶん気が付いてもらえていないけれど、
痛みを受け入れて痛みと共存する選択をした悟りの境地に立ったワンちゃんだと思います。
魂年齢が高いワンちゃんなんでしょう。
犬の個性もいろいろ。
悟りの境地に立てない犬たちもいる!
上記のワンちゃんのように悟りの境地に立てるワンちゃんもいますが、多くの犬たちはそうではないと思います。
吠える
体にさわると咬む
イライラする
コマンドの指示を聞けない
という問題行動と思われていることが体の痛みが原因であることがあります。
体の痛みが問題行動とされる行動につながっていることに気が付いているドッグトレーナーさんがメンテナンスドッグマッサージ®を習得しに来ていただいている方もいます。
散歩に行きたがらない⇒この子は散歩が嫌い。
(アスファルトの舗装は体に痛みが響くから嫌なのに?)
仰向けになるのが嫌い⇒服従しない。
(背骨に痛みがあるかもしれないのに?) ※性格上仰向けになりたくないワンコもいます。
洋服が嫌い
(肩や腕の筋肉がガチガチにこっているからかも知れないのに?)
面白い姿勢をする⇒この犬の個性!個性!
(関節に痛みがあるからかも知れないのに?)
こういう行為や様子を飼い主さんが本当の理由を知らずに解釈をして勘違いをしているケースもあります。
痛みを持つ関節や筋肉はそのワンちゃんが生きてきた歴史や勲章でもあるので、ほぐしてしまったら大きなお世話になることがあります。
しかし、その歴史を認めてあげつつ、『痛いよりは痛くない生活に戻ろう!』という提案をワンちゃんと飼い主さん達に提案し、痛みを高いマッサージテクニックで開放してあげるのがメンテナンスドッグマッサージ®セラピストがめざすところです。
この想いに共感した!というあなた♪
私たちの仲間になりませんか~?
まずは愛犬の体の痛みを知りたいという方はことはじめ講座から。
マッサージの技術とテクニックを身につけたい方は基礎コースからどうぞ~♪
メンテナンスドッグマッサージ®ことはじめ講座 開催日程
◆愛知
9月29日(日)①10:00~13:00 ②15:00~18:00
11月18日(月)①10:00~13:00 ②15:00~18:00
11月19日(火)①10:00~13:00 ②15:00~18:00
12月28日(土)①10:00~13:00 ②15:00~18:00
12月30日(月)①10:00~13:00 ②15:00~18:00
◆千葉
2019年
11月10日(日)10:00~13:00
11月11日(月)10:00~13:00
※千葉&愛知ともに3時間のワンデーレッスン
◆受講料
16,200円(税込)(税抜価格 15000円)
※千葉・愛知は特別価格です(その他の地域の開催は通常19,440円<税込> <税抜価格18000円>)
※ワンちゃん2頭目から有料(6,480円(税込)(税抜価格 6000円)/1ワン)
※ご家族さま 中学生以上有料(6,480円(税込)(税抜価格 6000円)/お1人)
※お友達同士でのグループでのお申込みは1件ずつお願いします。
◆お支払い方法
銀行振込 一括 (住信SBIネット銀行)
※再受講はテキストをお持ちいただければ2160円割引します。テキストはことはじめ講座のオリジナルテキストです。
◆お申込み
愛知&千葉 https://ws.formzu.net/fgen/S61382879/
11月スタートに変更になりました!
2019年秋期 愛知&千葉 メンテナンスドッグマッサージ®基礎コース
愛知(知多郡武豊町富貴 最寄り駅:名鉄河和線富貴駅 徒歩6分)
◇解剖学動画受講3回 月1回実習4回コース
★日曜クラス 10:00~14:30(休憩含む) 残4
12期生: 11/17 12/22 1/26 2/23
★水曜クラス 13:00~17:30 (休憩含む)
12期生: 11/21 12/26 1/23 2/20
定員:6名
千葉(柏市花野井 最寄り駅:つくばエクスプレス線柏の葉キャンパス駅 徒歩20分)
◇解剖学動画受講3回 月1回実習4回コース
★日曜コース 時間:10:00~14:30<休憩含む>)残4
11/3 12/1 1/12 2/2
★木曜コース 時間:13:00~17:30<休憩含む>
11/7 12/5 1/9 2/6
定員:5名
お申込み締切:10月20日(日)(入金締切:10月28日<月>)
お申込みはこちら
新装版メンテナンスドッグマッサージ®基礎編
櫻井裕子最新刊
発売直後、アマゾン犬部門第1位獲得!!!
メンテナンスドッグマッサージは、犬の解剖学に基づく基礎知識の上に成り立っているマッサージです。
最大の特徴は「速効性です」。
普通のケースであれば10秒以内に、カチカチにこり固まった筋肉が柔らかな筋肉に戻るのを実感できます。
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![](https://stat.ameba.jp/user_images/20170831/17/aromalifedesign-appricie/e6/e7/p/o0500010014017180168.png?caw=800)
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