チャオ！【ドッグライフデザイン アプリシエ】
アロマ＆ドッグマッサージセラピストの櫻井裕子です。
今年最後のメンテナンスドッグマッサージ®基礎コースが千葉も愛知も終わりました。
大阪から毎月愛知まで通ってくれた元アジリティドッグのシェルティのショコラちゃん（9歳）
は、うちの香蓮ねぇさんと同じ変形性脊椎症を持っているワンちゃん。
私の経験では、
お口の歪みがあるワンちゃんは背骨のトラブルや歪みを抱えていることが多くて、
ショコラちゃんもうちの香蓮ねぇさんも、あごの位置がずれています。
あごの位置がずれているワンちゃんは、あごの関節の付近や耳の後ろの辺りの首と後頭骨の境目に硬いゴムのような感触のコリを抱えている傾向があります。
ショコラちゃんは、左の後肢の足首に関節炎があり、
それをかばっていたのかこの日は左の前肢に体重がかけられず、
跛行（はこう＝「びっこ」のこと）が出ていました。
広背筋は人間さんにもついていて、腕を頭の方に上げる時に使っています。
出典サイト：https://muscle-guide.info/latissimusdorsi.html
広背筋をほぐすと腕の可動域が広がって動かしやすくなるワンちゃんたちの気持ちを知っていただくために、生徒さんたちにも広背筋をほぐして体験して頂いています。
ショコラちゃんのようなケースだと、
病院でレントゲンや検査をしてもだいたい異常なしと言われることも多くて、
年齢的に「もう年だから仕方がない」って言われてしまうケースもたくさん聞いています。
年だからとあきらめてしまう前に、
飼い主さんがドッグマッサージのようなテクニックと知識を身につけて、毎日マッサージを行って頂くことで健康寿命が延びると思います。
シニア犬になると筋肉が硬くなりやすいので、
できるだけ早い時期からドッグマッサージをしていくことで、
やわらかくて柔軟性がある筋肉に育ちます。
高齢になると、何でもないところや椅子などの少し高いところからも転倒しやすくなり、
筋肉が柔軟だと、とっさの危険な時にも態勢が立て直しやすくなり、ケガをしにくくなります。
メンテナンスドッグマッサージ®でショコラちゃんみたいなワンちゃんと飼い主さんたちに希望を持ってほしい！
ありがたいことに私のことをゴッドハンドと呼んでくださる方がいらっしゃるけれど
そうじゃなくて、ワンちゃんの飼い主さんそれぞれみんなをゴッドハンドにしなくっちゃ、
世の中のたくさんのワンコさんたちを救えない。
そう思ってメンテナンスドッグマッサージ®スクールを開講しています。
まもなく2019年のメンテナンスドッグマッサージ®基礎コースのスケジュールを発表します。
受講したい！って思っているなら、ブログをチェックしておいてください。
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メンテナンスドッグマッサージは、犬の解剖学に基づく基礎知識の上に成り立っているマッサージです。
最大の特徴は「速効性です」。
普通のケースであれば10秒以内に、カチカチにこり固まった筋肉が柔らかな筋肉に戻るのを実感できます。
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