jチャオ!【ドッグライフデザイン アプリシエ】
アロマ&ドッグマッサージセラピストの櫻井裕子です。
>このブログが初めての方はココからどうぞ~♪
前回の記事の続きです。
まだ読んでいない!という方はこちらのリンクからどうぞ~
↓↓↓
http://s.ameblo.jp/aromalifedesign-appricie/entry-12223703523.html
気管虚脱は他の病気と併発しておきていることもあり、
この記事だけを鵜呑みにしないで慎重に検査をしてご判断いただけると良いと思います。
また気管虚脱と診断されていたのに、気管虚脱と間違われやすい「逆クシャミ症候群」の可能性が高いワンちゃんもいました。
今一度、どちらの症状なのかもご確認されると良いと思います。
気管虚脱は治らない病気ですが、
ある季節だけ症状がでるとか、一時的に症状がなくなるという場合は、逆クシャミ症候群かもしれません。
逆クシャミの場合は、鼻を押さえると「フガッ!フガッ!」という音がする過呼吸が止まります。
また気管虚脱は嘔吐をしやすいという特徴がありますが、逆クシャミは嘔吐はしないという特徴があります。
でも、気管虚脱のワンちゃんのガチョウが鳴くようなガッ!ガッ!という咳も、逆クシャミ症候群の過呼吸も、
私が今日書く2つの筋肉が硬くなってしまっているので、
①もともとその2つの筋肉が硬くなってしまって咳が出るようになったワンちゃん
②咳が出るようになって、咳き込んでいるうちにその2つの筋肉が硬くなってしまっているワンちゃん
どちらのケースもほぐすと楽になると思いますので、お試しください。
前回の記事でも書きましたが、
気管虚脱と診断されたワンちゃんの、骨のようにガチガチに硬くなってしまっている2つの筋肉。
それは……
①胸骨舌骨筋(きょうこつぜっこつきん)
②胸骨頭筋(きょうこつとうきん)
ですよー。
なにやら難しい名前が出てきてキャー!パニック!!!なワン’sオーナーさんのために
ちょっと解説♪
メンテナンスドッグマッサージ®のスクールの生徒さんたちにはおなじみのこの2つの筋肉。
①胸骨舌骨筋
胸の骨から始まって気管と併走して走り、2つに分かれて下顎(したあご)に付着している筋肉。
②胸骨頭筋
胸の骨から始まってV字型に2つに分かれて、
さらに2つに分かれて、後頭部の骨や耳の下にある骨の出っ張り(乳様突起)に付着している筋肉。
どちらも
■飼い主さんを見上げる角度が大きくなる小型犬
■リードをグイグイ引っ張って歩く犬
が、ワオ!な硬さになってしまいます。
確かに気管虚脱や逆クシャミは小型犬に多いとされていて
私から見ても飼い主さんを見上げる角度が大きくなるヨーキーさんやチワワちゃんのような超小型犬になるほど多いと思います。
さらに骨のように硬くなってしまっているので、当然触ると骨だと思われているため
「骨は折れちゃうといけないから、触らないでおこーーう!」
「ノドの周りは咳が出ちゃうからあんまり触っちゃいかん!」
と思われて、
ワンコさんからしたら「早くほぐして楽にして欲しいよぉ!」という筋肉なのに
後生大事にされて、スルーされてしまっています。
愛犬ちゃんのためにもうチコっとご辛抱いただいてゆっくり読み進めてください。
胸骨舌骨筋は気管と併走している筋肉ですので、
私の仮説では
「この筋肉が骨のようにガチガチに硬くなって柔軟性を失ってしまったら……?その下にある気管を押しつぶしても仕方がない」
と思うのです。
確認を取った獣医さんも
「マッサージをして、気管を押しつぶしている硬い筋肉がほぐれて、
ほんのわずかでも気管の状態が元の状態に近づくと、ワンちゃんたちは楽に感じるはず。
気管が元の状態に近づくと細胞の再生も始まって、より日常生活に支障がなくなるなら、
マッサージで気管虚脱が改善するというのはあり得る話だと思います」
とお話してくださいました。
岡山県から愛知県半田市まで毎月メンテナンスドッグマッサージ®基礎コースに通ってくれているトイプードルのナノくん。
胸骨舌骨筋と胸骨頭筋をほぐしたら気管虚脱の咳が軽減するという私の仮説を実証してくれたワンコさんです。
季節で出たりでなかったりする彼の気管虚脱の症状は実は逆クシャミ症候群だった!ようなのですが、
メンテナンスドッグマッサージ®のスクールの授業で習ったマッサージ方法で逆クシャミが出なくなったそうです。
千葉のメンテナンスドッグマッサージ®基礎コースに通ってくれている同じくトイプードルのビスくん。
彼も気管虚脱と言われていましたが、メンテナンスドッグマッサージ®で症状が改善!
ビズくんの飼い主さんで受講生のKさん曰く、
「テキトーにやってても、やっていると症状が出ないんです。3日サボると症状がまた出るようになるんです」
でも?
メンテナンスドッグマッサージ®のテキトーは普通のテキトーじゃないですからね♪
だって、ホントにテキトーにやってたら
胸骨舌骨筋と胸骨頭筋のところなんて触らないですから~!
「なかなかうまく出来ません!」なんて仰りながら、ちゃんと成長されているので嬉しいです。
ドッグマッサージでワンちゃんの咳や逆クシャミの症状が治まったら、
あなたの2本の手だけで出来て、
ワンちゃんは体が楽になるし、お薬を減らしたり、飲まなくていいはずのお薬を飲まずに良くなるかも知れないですよ~。
ドッグマッサージのやり方の解説を!と思っていたのですが、
長くなってきたので次回にします。
お楽しみに。
アロマ&ドッグマッサージセラピストの櫻井裕子です。
>このブログが初めての方はココからどうぞ~♪
前回の記事の続きです。
まだ読んでいない!という方はこちらのリンクからどうぞ~
↓↓↓
http://s.ameblo.jp/aromalifedesign-appricie/entry-12223703523.html
気管虚脱は他の病気と併発しておきていることもあり、
この記事だけを鵜呑みにしないで慎重に検査をしてご判断いただけると良いと思います。
また気管虚脱と診断されていたのに、気管虚脱と間違われやすい「逆クシャミ症候群」の可能性が高いワンちゃんもいました。
今一度、どちらの症状なのかもご確認されると良いと思います。
気管虚脱は治らない病気ですが、
ある季節だけ症状がでるとか、一時的に症状がなくなるという場合は、逆クシャミ症候群かもしれません。
逆クシャミの場合は、鼻を押さえると「フガッ!フガッ!」という音がする過呼吸が止まります。
また気管虚脱は嘔吐をしやすいという特徴がありますが、逆クシャミは嘔吐はしないという特徴があります。
でも、気管虚脱のワンちゃんのガチョウが鳴くようなガッ!ガッ!という咳も、逆クシャミ症候群の過呼吸も、
私が今日書く2つの筋肉が硬くなってしまっているので、
①もともとその2つの筋肉が硬くなってしまって咳が出るようになったワンちゃん
②咳が出るようになって、咳き込んでいるうちにその2つの筋肉が硬くなってしまっているワンちゃん
どちらのケースもほぐすと楽になると思いますので、お試しください。
前回の記事でも書きましたが、
気管虚脱と診断されたワンちゃんの、骨のようにガチガチに硬くなってしまっている2つの筋肉。
それは……
①胸骨舌骨筋(きょうこつぜっこつきん)
②胸骨頭筋(きょうこつとうきん)
出典:3D DOG ANATOMY
ですよー。
なにやら難しい名前が出てきてキャー!パニック!!!なワン’sオーナーさんのために
ちょっと解説♪
メンテナンスドッグマッサージ®のスクールの生徒さんたちにはおなじみのこの2つの筋肉。
①胸骨舌骨筋
胸の骨から始まって気管と併走して走り、2つに分かれて下顎(したあご)に付着している筋肉。
出典:3D DOG ANATOMY
②胸骨頭筋
胸の骨から始まってV字型に2つに分かれて、
さらに2つに分かれて、後頭部の骨や耳の下にある骨の出っ張り(乳様突起)に付着している筋肉。
出典:3D DOG ANATOMY
どちらも
■飼い主さんを見上げる角度が大きくなる小型犬
■リードをグイグイ引っ張って歩く犬
が、ワオ!な硬さになってしまいます。
確かに気管虚脱や逆クシャミは小型犬に多いとされていて
私から見ても飼い主さんを見上げる角度が大きくなるヨーキーさんやチワワちゃんのような超小型犬になるほど多いと思います。
さらに骨のように硬くなってしまっているので、当然触ると骨だと思われているため
「骨は折れちゃうといけないから、触らないでおこーーう!」
「ノドの周りは咳が出ちゃうからあんまり触っちゃいかん!」
と思われて、
ワンコさんからしたら「早くほぐして楽にして欲しいよぉ!」という筋肉なのに
後生大事にされて、スルーされてしまっています。
なんか難しいわー!ちゃぶ台ひっくり返したくなるわ!
という気分になってきていたら
愛犬ちゃんのためにもうチコっとご辛抱いただいてゆっくり読み進めてください。
胸骨舌骨筋は気管と併走している筋肉ですので、
出典:3D DOG ANATOMY
私の仮説では
「この筋肉が骨のようにガチガチに硬くなって柔軟性を失ってしまったら……?その下にある気管を押しつぶしても仕方がない」
と思うのです。
確認を取った獣医さんも
「マッサージをして、気管を押しつぶしている硬い筋肉がほぐれて、
ほんのわずかでも気管の状態が元の状態に近づくと、ワンちゃんたちは楽に感じるはず。
気管が元の状態に近づくと細胞の再生も始まって、より日常生活に支障がなくなるなら、
マッサージで気管虚脱が改善するというのはあり得る話だと思います」
とお話してくださいました。
岡山県から愛知県半田市まで毎月メンテナンスドッグマッサージ®基礎コースに通ってくれているトイプードルのナノくん。
胸骨舌骨筋と胸骨頭筋をほぐしたら気管虚脱の咳が軽減するという私の仮説を実証してくれたワンコさんです。
季節で出たりでなかったりする彼の気管虚脱の症状は実は逆クシャミ症候群だった!ようなのですが、
メンテナンスドッグマッサージ®のスクールの授業で習ったマッサージ方法で逆クシャミが出なくなったそうです。
千葉のメンテナンスドッグマッサージ®基礎コースに通ってくれている同じくトイプードルのビスくん。
彼も気管虚脱と言われていましたが、メンテナンスドッグマッサージ®で症状が改善!
ビズくんの飼い主さんで受講生のKさん曰く、
「テキトーにやってても、やっていると症状が出ないんです。3日サボると症状がまた出るようになるんです」
でも?
メンテナンスドッグマッサージ®のテキトーは普通のテキトーじゃないですからね♪
だって、ホントにテキトーにやってたら
胸骨舌骨筋と胸骨頭筋のところなんて触らないですから~!
「なかなかうまく出来ません!」なんて仰りながら、ちゃんと成長されているので嬉しいです。
ドッグマッサージでワンちゃんの咳や逆クシャミの症状が治まったら、
あなたの2本の手だけで出来て、
ワンちゃんは体が楽になるし、お薬を減らしたり、飲まなくていいはずのお薬を飲まずに良くなるかも知れないですよ~。
ドッグマッサージのやり方の解説を!と思っていたのですが、
長くなってきたので次回にします。
お楽しみに。
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