「これから一から子育てしてみる勇気あるか?」


子どもを産まない選択をした私ですが

子どもとずっと 関わっていたい という思いは

年を重ねるごとに強くなってきます。

そして 子どもを赤ちゃんの頃から

育ててみたいという妄想。


ここでいう子どもとは

乳幼児~高校生までです。


GASC の活動では 小学校高学年を

対象にしていますが


子育て家族応援EXPO では

乳幼児や未就学児を育てている

ママとご一緒することが多く

当然 赤ちゃんや小さいな子どもと

触れる機会が多くなりました。


教会でも 若い家族がミサに参加されることが多く

赤ちゃん~3歳ぐらいまでの

小さな子どもが増えてきました。


姪があかちゃんのころは

身近に成長が見ていたので


やっと歩き出す頃は1歳半ごろとか

赤ちゃんの泣き声を聞いて

甘え泣き  不快泣き 眠い泣きが聞き分けられたり


出かけるときに持っていくもの

おむつ ミルク 上着 おもちゃ

なんて


現役パパ?のように 

今ほど バリアフリー化が進んでいなくて

バギーのようなコンパクトでない乳母車で

おでかけに 結構苦労したりして。


当時は何でもわかっていたはずが

いまやすっかり ちんぷんかんぷん。


スリングなんてなかったですし

授乳ケープも無かったですしね。


もう10年たっているのですから

変わって当然ですよね。

だけど姪が手が離れると

どうしても子育て 子育ちにが気になって


ふっと マドンナやアンジェリナ・ジョリーのように

養子縁組  という二文字が頭をよぎり

調べてみると

日本ではあまり 進んでいないのを知りました。


特に特別養子縁組(6歳未満 養父母が実母になる)に関しては

児童相談所で3歳まで託されることが多く

たくさんの生まれたての赤ちゃんが

一番 親との関係性をつくる時期に

施設の中で職員に育てられるのです。


赤ちゃんポスト問題ではありませんが

現実には

望まれないで生まれてくる赤ちゃんは少なくありません。

ましてや いまのような大不況の時代

経済的な理由で子育てできない親も増えるでしょう。


一方では

子どもが欲しくて欲しくて でも授からない親も

たくさんいるのもまた事実。


子どもは 物ではありませんから

簡単にやりとりすることは 論外ですが

その子どもにとって何が一番幸せなのか

現行の制度やしくみをもう少し考えてみる必要があるのでは?


ちなみに私のような未婚者は 法律上

特別養子縁組は認められません。

シングルマザーにあえて託すこともないということでしょうが

少しやりきれない気がします。

主婦の大変さや産む苦しみを知らないで 

「おいしいとこどり」 という

意地悪な意見を言われたりしました。


父親と母親が両方いるのに越したことはありません。

では 片親は不幸なのか?

たしかに物理的にきつい面もありますが

片親で育った子どもでも 十分愛情を与えられている子もいます。


様々な形の家族がある、

均一な幸せの形ではなく

その家族なりの 様々な幸せな形がある、

そんなふうに思うのは私だけでしょうか?