土曜日、大田区久が原小学校の

「おやじの会」主催、


ファザーリングジャパン 代表理事

安藤哲也さんによる


「子育てセミナー」に参加しました。


以前から 「パパ検定」

内閣府の少子化対策委員として後か活躍の

安藤さん。


さすが、とてもお話が上手で、2時間があっという間でした。


一応 お父さん向けのセミナーですが

女性として 共感できることばかりで

思わずうなずいてしまうこともしばしば。


特に 心に残ったのは

子育ては 期間限定プロジェクトX


男の人はまだまだ 子育て=お母さんが中心、

子育てを「手伝う」けれど

自分が中心になって担うこと、

シェアをすることではない と思っていませんか?


母親神話というのは科学的根拠はないとのこと。


もちろん 出産、授乳はできないけれど

それ以外はすべてできる とは 安藤さんの弁。


男は 仕事が優先、

こんな 不況の世の中 子育てを理由に

残業しない なんて言ったら

首が飛ぶ!


そう考える お父さんはもちろん

ワーキングマザーも たくさんいると思います。


しかし 長い目で見てみると

もしそんな 企業ばかりだったら

日本の未来はありません!!


少子高齢化 がどういう国にするのか

想像したことがありますか?


日本の経済、様々な活動を支えるのは

子どもたち、

それを理解しないで

目の前の利益にとらわれて

人間を使い捨てする企業が

永続することはありえないと思いませんか?


いわゆる ワークライフバランス、

家庭や子育てをバランスよくできる人は

時間の使い方が上手です。


時間は皆に平等ですが

仕事も 子育ても 地域活動も したいなら

効率よい時間配分をして

短時間集中でこなすしかありません。


北欧をはじめ ヨーロッパでは

労働時間が短くても

そんなに生産性が低いわけではありません。


日本も時間ではなく

労働効率で給与換算すればいいのに・・・

とか考えます。


そして 時間といえば

子育てできる時間なんて

本当に限られています。


いつかいつか と考えているうちに

子どもは どんどん成長し

いつの間にか 親なんて必要ない!

親といたくない!なんて 言い出します。


我が家の姪だって

中学に入って 部活だったり お稽古だったり

土日はガールスカウト と

家族中心の活動ではなく

友人中心の活動がほとんどです。

私はそれでいいと思っています。

親の価値観だけでなく いろいろな価値観に触れて

生きていく時期なのですから。


そう 子育ては 期間限定、

賞味期限はすぐにきます。


姪を育てながら

感じたこと 学んだこと たくさんあります。

それがまた仕事や新しい生き方につながっています。

「子どもを産み育てる」ことは

人間が天から与えられた尊い仕事。


そして 家族だけを孤立化しないことも大切。


地域の中で

ゆるやかな形で支えあい 助け合うしくみ

自分の持てる力(仕事で使っている能力)を出し合って

協力しあうと 会社のプロジェクトと一緒で

素晴らしい結果が出せるかも・・・・。


そういう姿を子どもにみせることが

本当の意味でのキャリア教育になるのでは?


私も、今まで お母さんとの連携ばかり考えていましたが

お父さんとの連携も不可欠ですね。

とても刺激になった セミナーでした。