昨日のオフは、パイレーツオブカリビアンを観に行く予定でした
が直前で予定変更インサイド・ジョブ 世界不況の知られざる真実 という、東京では新宿ピカデリー でしか上映していない作品を観に行くことになりました。
ジャック~という軽いノリでいたワタクシ、いきなり随分硬派なものに変更でちょっとなんだかな・・・
この映画、世界に多大な影響を与えたリーマンショックに至る経緯を、関係者にインタビューしながら追求したドキュメンタリーです。
硬いです。筋肉とアロマのことしか知らないワタクシは、初盤で『やばい全然わかんない・・・ついていけない』と、一瞬睡魔に襲われました(笑)実際、途中退場は3組くらいあったと思いますよ~
でも、おバカなワタクシなりに、このリーマンショックは、アメリカの金融界のトップやそれを評価する格付機関、政治家、学者、あらゆるところが影で『グル』だったんだな、と思わされました。
サブプライムローンの仕組みを作り上げる過程も、酷い!!実際、当事者たちは、このまま行ったらまずいんじゃないかという予測はついていたはず。でも、引き返すことができない状況になっていったようです。
この状況って・・・おいおい、日本の原発に似ているではないですか
一部の権力者が欲にまみれたときに、多くのそれとは無関係で質素な暮らしをしていた人たちが痛い目にあうのです。それも相当痛い目に。
表向きには皆のためといって、実は私腹を肥やしたいこいつらはこの人たちは、多大な金銭を得ることに刺激を覚えます。この刺激は、麻薬を使ったときに反応する脳と同じところに伝わるのだとか。止めようと思っても、これはまずい、と思っても、あの快感は忘れられない、といったところでしょうか。
この強欲は、性的エネルギーにも比例します。実際に、売春にも多くのお金をつぎ込んだようです。それも公的な資金で、色々な方法で清算されたそうですから呆れます。っつうか、だろうなということは想像しやすいところですけど。
リーマンショック以来、全世界の多くの中流階級層が貧困層に落としめられた現在も、そいつらはこの人たちは大金を手にして潤っているというから、これまた呆れてあんぐり。
お金は純粋なエネルギー説を、以前にも力説したワタクシですが(笑)、強欲な人のところに渡ったそれは、負のエネルギーとして増幅し、実に多くのものを破壊する力があるということ、改めて思い知らされました。
この映画の取材が中立な立場であるのならね(これを全面的に信用するのも危険かもね)
庶民代表として思いました
お金は無いなりに、使うとき、借りるときは、自分の身の丈を超えたところに手を伸ばすな。そして、少なくとも私は、お天道様に恥ずかしくないお金の使い方をしていきたい
心に誓ったのでした