今日のレッスンに向かう総武線で、しびれる松田のお兄ちゃんに逢いました
お父さんに負けず、兄弟で頑張ってるよね個人的には、『ハゲタカ』の役がとてもよかったと思います
ほぼ一両、このコーヒーの広告だったのですが、一言一言しびれるわ~
『正論を疑え。正解とは限らない。』だって~くぅうう~~~
昨日の記事にシンクロした気がしちゃって、妙に感心!帰りの電車で人が少ないのをいいことにカシャリ
(マナー違反です
)しました
さて、今日は少しだけ過ごしやすかったですかね皆さんお元気ですか?お客様もお疲れ気味の方が多いみたい。まだまだ残暑は厳しいものと思われます。
そこで、今週のアロマストレッチは、
『残暑を乗り切りましょうブレンド』
ラベンダー Lavandula angustifolia(シソ科:ミドルノート)
セージ Salvia officinalis(シソ科:トップノート)いん
ベルガモット Citrus bergamia(ミカン科:トップノート)
いい香りだわ~と、毎度我ながら自画自賛
この香りを嗅いでいると少しずつ精気が回復してくる気がしません?(笑)セージがパワフルに、ラベンダーとベルガモットが穏やかに、香りの刺激が心身の深層部までマッサージしてくれるような大人の香りに仕上がりました
(そこまで言うか~
)
セージの学名officinalisは、『薬用の』という意味があるくらい、薬理作用は古代ギリシャ時代から高く評価されていたハーブです。ギリシャの医師、ディオスコリデスはセージの煎剤で傷の出血が止まり、潰瘍が治癒した例を報告しています。
私はセージのハーブディが咽頭炎の回復にとても役立った経験が、ハーブやアロマの世界に大きくハマるきっかけになりました。当時は、咽頭炎の治療で服用していた薬に負けて、薬疹がひどかったのですが、セージのハーブティはそんな副作用もなく、薬以上に私のからだを優しく癒してくれたことが感動でした
咽頭炎だけではなく、口内炎や歯肉炎などの口腔ケアにも有効なので、最近は市販の歯磨き粉などにもよくセージが配合されているのを見かけます。殺菌作用や抗真菌作用があるうえ、収斂作用があるため、歯ぐきの炎症や粘膜の炎症にもグー。口腔内に用いるときは精油よりも、ハーブティやハーブをアルコールに浸けこんだチンキなどを利用しましょうね。ただし、ハーブティでもチンキでも長期連続使用は癲癇などを誘発する可能性がありますので、注意が必要です精油もしかり、です。
短期間で適度な刺激を与えるために使うためには有効なセージですが、主成分のツヨンは中枢神経の損傷や神経伝達物質に影響を与える恐れがあるケトン類です。過去記事にも書きましたが、ツヨンと言えば、巨匠ゴッホを狂わせたお酒、アブサンの主成分でもあります。アブサンを書いた過去記事
- ペルノ・アブサン (パスティス) 68度 正規 700ml
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ニガヨモギからつくられたこのお酒。一時は正気を失う人が後を絶たず、販売が禁止された時期もありました。現在はツヨンの濃度に規制がかけられ、ゴッホが飲んでいた時代のものよりは安全になっているようですが。私は飲んだこと、ないのよね~
という話をクラスでしたら、人生の大先輩の殿方たちが、
『おう、今も毎晩飲んでるよ』
とか、
『香りがいいんだよね~』
と、昔からアブサンの魅力に取りつかれていた方が何人かいらっしゃいました
おひとりは、
『昔はね、デートの前にハンカチに少し垂らして持ち歩くんだよ下手な香水よりいい香りなんだから~
』と、武勇伝(?)を聞かせてくれました。ヒューヒュー
こんな話を聞くと、早く飲んでみたくなりました。アブサン、近所で売ってないかしら~
さて、話を戻して。セージに含まれるツヨンはそのように長期連続使用は控えた方がいいのですが、エストロゲン様の作用があるため、女性のホルモンバランスの崩れにはいいでしょう。特に更年期のホットフラッシュにいいようです。ただし、人によっては皮膚刺激があるかもしれませんので、ご注意ください。
ベルガモットはベルガモットの果皮から抽出された精油。柑橘類の果皮から抽出された精油の多くは主成分がリモネンとなりますが、ベルガモットはリモネンと同じくらい、酢酸リナリルや、リナロールが含まれます。他の柑橘精油よりも鎮静作用が期待できますね。
甘いけれどもほろ苦い香りは、興奮を鎮め、心身の疲労を回復するのを手伝ってくれます。イライラするときや、興奮して夜眠れないときなどにはお勧めのひとつ。比較的万人に好まれる精油ですね~
ベルガモットはイタリア原産。イタリアでは奇跡の植物とも言われるそうな。その理由はベルガモットは突然変異の植物だから。諸説あるようですが、三上先生の本によると
カラーグラフで読む精油の機能と効用―エッセンシャルオイルの作用と安全性を図解/三上 杏平
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サワーオレンジ(=ビターオレンジ=橙)とレモン、またはライムが交配されてできたもの、とされているらしい。
現在はビターオレンジの木に接ぎ木してベルガモットが栽培されているそうです。面白いですよね、挿し木でないとベルガモットが成らないのだとかですから、ベルガモットの木の根元は、ポコッと腫れた接ぎ木の跡が残っているんですよ~(と、以前TVで観た情報
)単体では育たない、だから奇跡なんですね~
ちなみに、人気のあるベルガモットですが、肌に塗布した後日光に当たると日焼けしてシミになりやすいので(光毒性)注意が必要です最近ではこの光毒性の原因となるベルガプテン(フロクマリンの一種)という成分が入っていない精油をベルガプテンフリーとか、フロクマリンフリーとして販売しているメーカーもあります。精油の蒸留過程で一工夫するとベルガプテンが除けるそうです。ただ、これがホリスティックな精油なのかという議論はありますけれども。
ラベンダーは本日省略ごめんちゃい
ではでは皆さまよい週末をどう~
ラベンダーは日焼けしたお肌の回復にいいですよん
紫外線をたくさん浴びた後は、ラベンダーでアロマバスがお勧めです
ではでは皆さま、良い週末をお過ごしくださ~い