絹井淳子です
今日のお話は
多くの方には
受け入れがたい話かもしれません。
でもとても大事な話。
私たちは
親であってもそうでなくても
基本的に
自分のためにしか生きられません。
自分が優先です。
みんな自己中心的です。
自分を優先して、自分を満たして
初めて他人にも与えることができる。
シャンパンタワーの法則なんて
よく言われますね。
ある程度余裕ができて
視野が広がってくると
自分のことだけを考えて生きていては
自分の得たい未来は
得られないことがわかるので
周りに貢献しようとしますが
結局それも
自分のためです。
でもみんな
自己中心的に生きることは
悪いと思っているから
ダメだと思っているから
自己中心的でない自分になろうとする。
本当は自己中心的な自分を
認められなかったりする。
そうして現れるのが
「あなたのためにやっている」
という言葉。
本当は自分のためなのを
隠したいと思っちゃうから
「あなたのため」と
言ってしまう。
特に自分の子供には
言ってしまいがちです。
子供は混乱します。
親が
「あなたのため」と言ってくるけど
それがとてもじゃないけど
自分のために言っているように思えない。
「でも本当にそうなのかな?
とりあえず親には従わないと
親の気持ちは満たされないよね。」
そうして自分の気持ちを後回しにして
だんだんわからなくなる。
信頼できなくなる。
親のことも
自分のことも。
そうなるくらいなら
自分の自己中を認めちゃいましょう。
全ての行動は
自分の中の何かを満たしたいから
あるいは
何かを守りたいから
起こすものなのです。
誰かのためでも
誰かのせいでもありません。
子供のことを
どんなに心配しているように思えても
自分の中に満たしたい
何かが必ずあります。
誰かに対して
イライラ・怒り
不安・不満・恐怖など
強いネガティブな感情を感じたら
「自分は本当は
どうしたいと思っているの?
どうなったらいいと思っているの?」
それを自分に問いかけましょう。
私も
自分が自己中心的であることを認めたら
「あなたのためなんだよ!」
って子供に言えなくなりました
そう言ったところで
絶対に自分のために言っているって
自分でわかるから。
自分が本当に望んでいることがわかったら
それを正直に子供に言っちゃえばいいのです。
「私は◯◯と感じるから
△△してほしい」
と。
その上で、
子供にも子供の気持ちがあり
それをちゃんと尊重して聞けるなら
自分勝手な押し付けの
コミュニケーションにはなりません。
「あなたのため」と押し付けられるより
ずーっとずーっといい。
自己中に気づくことも
自分の気持ちを優先することも
大切ですが
相手に全く配慮せず
自分のことだけを押し通すことは
自分すら大切にできなくなりますからね。
本音かつ
自分も相手も大切にできる
コミュニケーションが取れたら
素敵だと思いませんか?
それでは
今日も最後までお読みくださり、
ありがとうございました。
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