不登校や自傷行為、旦那さんの関わり方がよくない | 育て直し上手な親になろう!子供の自傷行為・不登校の悩みが軽くなるブログ

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思春期親子の絆を取り戻すコミュニケーションの専門家・絹井淳子です。思春期の子供の自傷行為やリストカット・不登校などへの親御さんの関わり方、対処法、心の整え方、子育てへの考え方などを綴っています。

父親の関わり方にモヤモヤする

 
今日は、
子供の不登校・自傷行為に悩む
お母さんに向けて
旦那さんについてのお話をします。
 
 
私の公式ラインに登録してくださる方は
ほぼ100%に近い確率で
お母さんが登録してくださいます。
 
ご相談を伺っていると
夫婦関係や
旦那さんのお子さんへの関わり方についての
お悩みもよくお聞きします。
 
 
「夫が関心を持ってくれない」
「夫が全て自分のせいにしてくる」
「夫が子供に寄り添わず、余計な一言を言う」
 
などなど。
 
 
旦那さん=男の人という前提でお話しますが
男の人が
子供の問題に関心を持たなかったり
子供に寄り添えないのは
どうしてなのでしょうか?
 
 
その理由をお伝えします。
 

(下に続きます)

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男性の苦しみを理解する

 

もともと男性は

子育てが苦手です。

 

というよりも

人類の長い歴史の中で

特に幼い子供たちの子育ては

女性が集団でするものであり

男性は関わってこなかったため

脳の仕組み的にも

子育てできるようにはなっていないようです。

 

 

ですが、

ある程度子供が大きくなってくると

男性は子供を「社会の一員」として育てるため

関わりを深くしていきます。

 

 

男性は女性よりも

社会性を重視します。

 

 

心理学者の河合隼雄によれば、

「わが子はすべてよい子」として

育てるのが母性

「よい子だけがわが子」として

育てるのが父性である。と。

 

父性は一見、

ひどく残酷で冷たいものに見えますが

母性によって無条件の愛情を注がれ

守られながら

父性によって社会性を学び

子供は育っていくため

どちらも子供の成長に欠かせない要素です。

 

父親からすると

一見、自分が知っている社会の規範から

子供が外れているように見える場合

どのように接していいかわからなくなるし

「早く矯正しなければ」と焦ってしまうのですね。

 

 

これって

男性の特性でもあるし

苦しみでもあると思います。

 

「よい子だけがわが子」の意識の中で

育ってきている男性は

その意識を自分にも

当てはめている可能性がある。

「きちんとやらなけれな

 社会での自分の居場所はない」

という思いを

自分に対しても強く持つのです。

 

成人男性の自殺率が

女性よりもはるかに高いのも

このような理由があるからではないでしょうか。

 

自分にも強い規範意識がある分

子供のことも

「うちの子はこのままでは

 社会でやっていけないのでは?」

と不安になって

強い言葉で言ってしまったり

どうしていいかわからないから

無関心のようにふるまってしまうんですね。

 

 

つまり旦那さんの行動は

旦那さんなりの「心配」の表現でもあります。

(そうじゃないケースもありますよ!!!)

 

 

ではどうしたらいいか?

 

男性は「役に立ちたい」という思いが強いもの。

 

まずは言動の奥にある

「心配する気持ち」に共感と感謝を伝えた上で

具体的にしてほしいことを

「私は」を主語にしたiメッセージ

+ポジティブな感情を表す言葉とともに伝える

ことをしてみては

いかがでしょうか。

 

 

例えば

子供に対する言葉遣いがキツイなと感じたら

「心配して言ってくれてるよね。ありがとう。

 あなたが見守っててくれたら、子供も安心するし

 私も心強いなって思うよ。」

 

とか

「あなたも大変なお仕事

 頑張ってくれてありがとうね。

 でも、少しだけ話聞いてくれたら

 私も気持ちが楽になるかも。」

 

などというように。

 

「俺は役に立たない奴なんだ」

と感じさせる頼み方はNG。

 

「そんな言い方したら

 子供は余計に傷つくでしょ!」

とか

「今まで子育てしてこなかったに

 今更口出しして!」

とかですね。

 

 

旦那さんを「役立たせてあげる」頼み方。

それで

変わってくれるかもしれないし

思うように

変わってくれないかもしれない。

それは旦那さんが選ぶことだから

他者にコントロールはできません。

 

 

でも、夫婦とは

同じように見えて

実は違う人間であること

男性には男性なりの

女性には女性なりの

思いがあること。

それを知るだけでも

夫婦関係はよくなったりもするものです。

 

 

 

それでは、
とっても長くなってしまいましたが、
今日も最後までお読みくださり
ありがとうございました。おねがい