親と子の生き直しサポートカウンセラーのじゅんこです
機能不全家庭で育ち 様々な心の病を発症
そこから立ち上がり 今では二人の男の子のママです
心の勉強と自分の癒しを重ね
塾講師やプロ家庭教師・カウンセラーとして
多くの人の心の悩みに携わってきた経験を活かし
あなたらしい生き方・親子関係の改善のヒントなど
幸せな人や家庭が増えることを願って
ブログを綴っています
完全完璧な子育てはあり得ません。
子供が親から何一つ傷を受けず
育つことは難しく、
子供が成長してきたとき
大小様々な問題が起きたり、
「お母さんはあのとき
ああしてくれなかったじゃないか!」
と、自分の子育てを非難されたり
することがあります。
そのとき、
「私は親としてこんなに苦労して
完璧に子育てしてきたのに、
努力してこなかった
お前が悪いんじゃないか!」
と子供に伝えてしまうと、
子供は一生傷を抱えたまま
その部分の成長を止めて
生きていくことになります。
親が子供の問題や非難を受け止め、
「そうだね。私はこんなところが
足りなかったんだね。
あなたの気持ちに
応えられてなかったんだね。」
と認めることができると、
子供は傷を親に返し、
またぐんぐんと成長していくことができます。
ここで忘れてはいけないのが、
自分ができなかったことを認める
=自分が親として失格ではない
ということ。
自分が一生懸命子供のために尽くしてきた
努力や愛情まで否定されるものではありません。
どれだけ努力しても
愛情を注いでも、
それら全てがパズルように
ピタッとハマるわけではない。
ハマらないものもあれば、
はみ出すものもあり、
足りないところも出てくる。
親子とはいえ、人と人。
人と人との関係は
すれ違い、それを擦り合わせながら
共に成長していくもの。
できないということは
自分の存在価値まで
否定されるものではないと知っていれば、
自分のできなかったことを認めるのは
怖くないものです。