カラダは正直！妊娠中の皮膚の痒み

おはようございます。

自然育児で元気120％全開のホームドクター：高木真由美です。

現在、ホームドクター講座を受けてくださっているママが二人目を妊娠されました

先日、メールが来て、「一人目の妊娠後期に出現した謎の湿疹が早くも出て来てすごく痒い！」とのこと。

この謎の湿疹は、産後1か月まで続いたそうです。

今回は妊娠初期から既にもう痒みが出て来て、おまけに、今回は手の甲まで湿疹が出たそうです。

「痒みが出ているところは、以前お薬を塗って痒みを抑えなかった？」と聞くと、「ビンゴ！その通りです。」と。

妊娠するといつもより体温が高くなりますから、カラダの排泄機能が高まって要らないものを出そうとして湿疹が出るんですね。

湿疹が出ている脚のところは妊娠前にお薬を使っていたかは聞いていませんが、前回の湿疹でお薬（ステロイドかどうかは？）を使ったそうです。

そして、手の甲は妊娠前に強いステロイドを塗っていたそうです。

ステロイドを塗り続けると、体内で過酸化脂質となって体内にどんどんと蓄積して行きます。

これが、厄介者でなかなかカラダの外に排出されないんですね。

いつかカラダの外に出てやろうと待ってますが、だいたいの女性のカラダは冷えていますからこれが出ないんですね（笑）

だけど、妊娠して体温が高くなったら過酸化脂質は「待ってました～！」とばかりに、カラダの外に出ようとします。

そして過去にステロイドや界面活性剤を使ってバリアゾーンが壊れてしまっている部分のお肌を出口にして、そこから一気に出てくるというわけです。

どうしてその症状が出ているか？そしてじゃあどう対応していったらいいか？を理解すれば、「謎の湿疹」の正体がわかるので、気持ちの持ち方が全然変わってくると思います。

そのママがメールの最後に、「カラダって正直！」って言っていました。

本当にカラダって正直ですよ。

お薬を使うと必ず、後で必ず自分に帰ってくると こちらの方 はおっしゃっています。

それは自分でも経験しているので、出来れば安易にステロイドに手を出して欲しくないな～と思います。（ ステロイドの代償）

最強のステロイドを1年半ぐらい使いましたが、まだステロイドが体内から抜けきっていないので未だに季節ごとにデトックスの時期がやってきます。

ちなみに現在、今年2回目のデトックス中。10月上旬から腰のところに湿疹がずっと出続けています。今年一杯ぐらいはかかるかも^^;)

もし、ステロイドをお子さんやご自身に使う場合は、必ずよーくメリット・デメリットを調べてから使ってくださいね。