こんにちは!

「男のストレスをアロマで癒す専門家」
アンスリールの星野知子です。

香りの歴史・番外編
【武士とアロマ】

今日は
「武士と香り」に
スポットライトを当てて
ご紹介しますね!

平安末期より

武士が勢力を持ち出し


香り文化の主役は
薫物から

香木、なかでも
「沈香」だけを焚く

【一木の香り】
が主流になってきました。

優美な香りの「薫物」より
清爽な香りをもつ「沈香」が
武士の気風に
あっていたようです。

詳しくは→香りの歴史【室町~鎌倉時代編】

鎮静効果に優れる「沈香」は
まさに
アロマテラピーによる
“心への作用”と同じように
使われていたのです。



時代が下り
武家社会が確立すると

戦の際に
衣服や鎧、兜にまで
香を焚き込み

出陣した武士も
多かったと
言われています。

これも

嗜好としての香りではなく


精神統一を図ったり
士気を鼓舞するため

と考えられています。

また

首を切られ
敵将に差し出された時に
不快感を与えないように


という「武士の美学」
込められているようです。
 
 
焚きこめる香りで
特に人気があったのは

”尚武” にちなんだ 
「菖蒲」の香りなんだとか。

「菖蒲」
“邪気を祓い
運気を呼び込むもの”
と昔からいわれています。

現代でも
端午の節句に
“菖蒲湯にはいると
病にならない”
という風習が残っていますよね。

また
「丁子」の香りも
人気があったようです。

「丁子」の香りについては
また【江戸時代編】で
ご説明しますね。
 


死を覚悟した場合の
身だしなみとして

兜に「香」を焚きこめた
武将として
特に有名なのが

「秀頼四天王」の一人とされる
木村重成です。



写真出典

「真田丸」でみて
ご存知の方も
いらっしゃるかもしれません。
 
戦国時代屈指の
イケメン武将としても
有名な

木村重成
豊臣側で戦った
数少ない勇猛果敢な武将でした。


味方そして敵からも
智・仁・勇の
三徳を兼ね備えている
と賞賛をうけ

豊臣秀頼からも
日本無双の勇士である
と高く評価されていました。


大坂夏の陣で
兜の緒の端を切り落とし

討死を覚悟した状態で
井伊直孝の軍にへと突撃し
討ち死にしました。

その後
徳川家康が
木村重成の首実検をした際に

※首実検=配下の武士が
戦場で討ちとった
敵方の首級(くび・しるし)
の身元を大将が判定し
その配下の武士の論功労賞の
重要な判定材料とするために
行われた作業


兜をとった髪から
香の香りが漂った事から
家康が非常に感心し

「5月の初めというのに
首にいささかの臭気もなく
香を焚きこめたのは
勇士のよき嗜みである。

皆もここに来て
その薫りを嗅いでみよ。

また兜の緒の端を
切り落としてあるのは
討死にを覚悟した証拠

素晴らしい勇将である。」

と木村重成の戦いに挑む姿勢を
えらく褒め称えたそうです。

木村重成の場合は
妻の青柳が
兜に焚きこめたといわれています。

何を焚きこめていたかは?
菖蒲から◯◯に変更!



いかがでしょうか?!

「武士の美学」
かっこいいですよね?!

現代の男性も
戦後時代の武将を真似て

精神統一をしたり
やる気をだしたり
身だしなみとして


天然の香り=アロマを
使ってみてはいかがでしょう。

参照
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