こんにちは

「男のストレスをアロマで癒す専門家」
アンスリールの星野知子です。

今日は
記憶力を高める香り

「ローズマリー」

について
ご説明しますね。

先日の
守成クラブでの
『出発進行』の

長台詞を覚えるときに
役立ってくれました。



お料理にハーブを使われる方には
お馴染みの「ローズマリー」ですが

アロマテラピーでは

記憶力がアップする精油で有名です。

英ノーザンブリア大学の
2013年の実験で

ローズマリーの精油を
嗅いだ人と
嗅いでない人に
同じ記憶力テストを受けてもらうと

ローズマリーを嗅いだ人の方が

長期的な記憶力が
60~75%もアップしていることが
判明したそうです!!

長期的な記憶力とは

イベントを覚えておく能力
特定の時間に
タスクを完了させることを覚えておく能力
記憶を思い出すまでのスピード

を指すそうです。

また
ローズマリーを嗅いだ
被験者の血液からは

集中力を高めるとされる成分
「1,8-シネオール」が
大量に発見されました。

これにより
注意力もアップすることが
わかりました。


認知症の予防、改善にも
効果があったデータがあります。


アロマで認知症予防&改善


ローズマリーは

多年性の常緑低木で
80~180cm位の高さです。

地中海地方の原産ですが
とても強い植物で
世界中で栽培されています。

ローズマリーには

ローズマリーシネオール
ローズマリーカンファー
ローズマリーベルベノン

の3種類の
ケモタイプがあります。

ケモタイプとは

同じ学名の植物であっても
植物が生育する
土壌や気候、風土などの
自然環境により
含有する成分が
大きく異なるので

これらを
「ケモタイプ種(化学種)」
と呼んでいます。

含有する成分が違うと
薬理作用、効果が
変わってきます。

上の
記憶力アップの実験は、たぶん

ローズマリーシネオールか
ローズマリーカンファーで
行われたと思います。

ローズマリーはどのタイプも
精神を刺激し、上昇させる
効果がありますが

香りの鋭さやニュアンスも
異なるので

好みや、それぞれの薬理作用で
使い分けることを
お薦めします。


「ローズマリーシネオール」は

ユーカリに似た
爽やかな香りで

1,8-シネオールの含有率が高く

脳に活力を与え
やる気や自信を引き出して
集中力、記憶力を高めてくれます。

また
呼吸器系の不調に効果的です。


抗カタル作用や
(粘液をさらさらにする
粘液溶解作用)
血流を促進する作用があるため

風邪、インフルエンザ予防
気管支炎、副鼻腔炎
などに効果的だと思います。

消化器系の不調や慢性疲労
腰痛、坐骨神経痛、リウマチ
静脈瘤
などにもよいと言われています。

デオドラント、ニキビケア
脱毛予防にも
効果的です。

【主な薬理作用】

頭脳明晰、記憶・集中力強化、肝臓強壮、抗炎症、去痰、粘液溶解、消化促進、抗菌、抗ウイルス、抗真菌

ブランドにもよりますが
10ミリリットルで
2000円くらいです。

【注意点】
ご家族が妊娠初期の時は使用禁止。
作用が強いので
使用する際は少量で!


「ローズマリーカンファー」は

ケトン類のカンファーの
含有率が高い種類です。

香りはカンファー(樟脳)の
ツンとした鋭い刺激を感じます。

ひらめきや直感、インスピレーションに
良いと言われています。

無気力な時や
記憶力、集中力を高めたい時に。

カンファーには
筋肉弛緩作用があるので
肩こりや筋肉痛、リウマチ
神経痛、間接の痛み、腰痛
などに
効果的だと思います。

ごく少量で心臓を強壮し
血圧を上昇させます。

【主な薬理作用】

神経強壮、頭脳明晰、強心、血圧上昇、通経、肝臓強壮、胆汁分泌促進、粘液溶解、筋肉弛緩、加温、うっ血除去、利尿、抗菌、抗ウイルス

ブランドによりますが
10ミリリットルで
2000円くらいです。

 
【注意点】
カンファーには
肝臓や神経に対して毒性があるので
濃度が濃いと
てんかん発作を引き起こしたり
流産や痙攣の危険もあります。

高濃度での使用には
気を付けてください。

作用が強いので
使用する時は少量で!


「ローズマリーベルベノン」

ローズマリーベルベノンは
3種類の中で
1番フレッシュな香りだと
思います。

精神的に
うつ状態や不安感が強い時
過食やアルコールの
過剰摂取した時

などに
心身を両面から刺激して
強壮してくれると言われています。

心臓、肝臓、すい臓
胆のうの不調に。
 
体を浄化し
肝機能の低下や
肥満、糖尿病、動脈硬化などの
生活習慣病の予防に
役立つと言われています。

むくみや静脈瘤、痔に
サイプレスとのブレンド症例も
あるようです。
 
消化不良、胃腸の痙攣など
消化器系の不調や
 
過剰な粘液を溶解するので
呼吸器系の不調にも。
 
EDに有効だった症例もあります。

ケトン類の
ベルベノンの含有率が高く
スキンケアやヘアケアに
効果的だと思います。

シワなどの老化肌や傷
ケロイド
ニキビ、あかぎれなどの
肌トラブルや
脱毛予防にもお薦めだと思います。

【主な薬理作用】

自律神経調整、脂肪溶解、抗痙攣、去痰、粘液溶解、肝臓強壮、胆汁分泌促進、心臓強壮、うっ血除去、駆風(腸に溜まったガスの排出を促す)、皮膚組織再生、癒傷、瘢痕形成、抗菌、抗ウイルス

ブランドによりますが
10ミリリットル
4200~4500円
くらいです。

【ローズマリーの使用上の注意点】

ご家族に妊娠中、てんかんの方
乳幼児がいる方は
気を付けて使用してください。

作用が強いので
使用の時は少量で!

次回は
「ローズマリーで認知症予防」

について
ご説明しますね。

※アロマテラピーは医療ではありません。効果や効能は心身の不調改善を保証するものではありませんのでご了承下さい。

参照
参照

★アロマで女子力アップ
★男性向けアロマでストレスマネジメント
★女人禁制デキる男のアロマ活用講座

などセミナーのご依頼は

E-mail:mail@un-sourire.info(コピペしてくださいね)

サロンホームページ:
http://www.un-sourire.info/
セミナー講師ホームページ:
http://www.aromadedekiruotoko.com/
MR AROMAホームページ :
http://www.mr-aroma.jp
フェイスブックページ:
https://www.facebook.com/tomoko.hoshino.332