こんばんは。
台湾に住み始めて、良かったな、と思うことはたくさんあります。
台湾人は、本当に親切で温かい人が多いので、
言葉が不自由でも一生懸命対応してくださるし、
困ったことがあれば助けてくださるので、
そういった意味では、海外とは思えないほど住みやすいです。
そして、住んでみてさらに分かったこと。
「日本を愛してくれている人」が多いこと。
やはり、これはとても嬉しいですね。
あとは、適当でマイペースなところも好き!
のびのびと自由に生きているので、基本「嫌なことは嫌!」とはっきり言いますし、
気分によってテンションがコロコロ変わっているところを見ると、
人間らしくていいな~と微笑ましく思ったり。
そんな台湾生活が居心地良すぎて、すっかり離れられないでいる今日この頃です。
そして、また。
良かったな、と思うことの一つは、ベトナム人と出会えたことです。
台湾には、ベトナム人がとても多く住んでいて、
台湾に住む外国人の30%を占めているそうです。
10年近く前のデータで15万人以上でしたから、今はもっと多いのではないでしょうか。
理由は色々ですが、ベトナムの田舎から出稼ぎに来ている人、
あとは、女性でしたら、お嫁さんとして来台されている方も多いです。
私が以前通っていた学校は、ベトナム人率が半分にちかいくらい高く、
たくさんのベトナム人とお友達になりました。
彼女、彼らたちは、まだ20歳前後で、ベトナムの田舎出身。
ですから、今後、私がベトナムにふらっと旅行に行っても、
決して出会うことはなかったであろう子たち。
ベトナム人留学生は、二年間のVISAを取得し来台します。
その後、台湾の大学に入れなければ絶対に帰国しなければなりません。
(が。。。ここで、最近、台湾で問題となっているのが、
VISAが切れてもい続けているベトナム人が多いということ。
こちらについては、またアメンバーで書きますね!)
私が仲良くなったお友達は、台湾で二年間語学学校に通って、
その後台湾の大学に入ったという優秀な女性。
彼女は、私のクラスメイトと一緒に暮らしていて、それがご縁で知り合いました。
地方からきているベトナム人は、英語が一切話せません。
その「話せない」のレベルは、日本人の「英語が話せない」とはわけ違って、
例えば、日本人が中国語を話せない、と同等のレベルです。
ですから、最初は、全くコミュニケーションがとれずに本当に困りましたが、
今思えば、彼女、彼らたちのおかげさまで、私の中国語は少し上達したんですよね。
最初、おうちに招待された時も、実は予定があって断りたかったのに、
断れなかった→そのため行くしか無かった。という、今となっては、
懐かしい想い出です。
彼女たちは、一つ屋根の下で男女8人で暮らしています。
私が遊びに行くと、手料理でもてなしてくれるのですが、
それが本当に上手なのです。
一人一品ずつ作ってくれるのですが、男性陣もかなり上手。
スパイスやハーブ等の薬味の使い方が上手なのでしょうね。
臭みをとったり、面倒な下ごしらえもしっかりして、台所で見ていると本当に驚きます。
今日は、その一例を。。。
台所に立つ彼女。
男性陣も、お野菜を洗ったり、ニンニク、生姜のみじんぎりをしたり一生懸命。
例えば、生春巻きたべた~い!といってみる。
担当は、V君。
(ちなみに、テーブルではなく、床で食べることが多いです。)
はい、完成。
見た目も美しいでしょう。
おまけにタレまで自家製で作ってしまいます。
生春巻きは私の大好物ですから、結婚したいですよ(・∀・)
こちらは、フォーですね。
担当D君。
私好みの薄めの味付けなのだけど、しっかり出汁の味もします。
さっきの彼女が一人でつくったもの。
まだ大学生なのに、これはお見事。
それも手際良く、あっという間にできました。
絶品だった、鶏の足部分のニンニクジンジャー炒め。
完全に私の胃袋は支配されてしまっています。
是非日本で開店してほしいもの。
ベトナム人女性も優しいけれど、ベトナム人男性も優しいです。
友達関係でも、とにかく女性を守らなくては、という意識が強い気がします。
料理を作ったり、片付けをしたり、夜道送ってくれたり。
その上、男らしさもありますね。
学生同士でも、絶対に女性にお財布を出させないところとか。。
ここは、徹底していますね。
毎日10時間労働、一ヶ月二日しかお休みがなくても、疲れただなんて弱音も吐かない。
一昔前の日本人男性のような感じなのでしょうか。
と、長々と書いてしまいましたが、
何を書きたかったかというと、とにかく私はベトナム人が大好きだ、ということです笑
だから、台湾を離れられません。
いつか、彼女たちに、「雪」を見せてあげたいなと思っています!
今日は、長くなってしまい失礼致しました。
でも、また熱い思いを書きます。
最後までご覧いただきましてありがとうございました。