フェイスブック離婚。
先日、フランスで会ったロンドン在住のアメリカ人の友人が言っていました。
その時は「ふ~ん・・」だなんて軽く思っていたけれど、
日本でもすでに週刊誌などで、書かれているそうですね。
海外に行くと、初めて出会う人には「フェイスブック持ってる?」と聞かれます。
最初のうちは、フェイスブックの存在なんて聞いたこともなく、
ひたすら「私はやらない」と言い通していたのですが、おととし位からでしょうか。
ほぼ90%位の確率で、聞かれるようになり、登録だけはしておいていました。
ただ、mixi、ツイッター、ブログと違って、本名+顔写真の掲載があるので、
日本では流行ることはないだろうと思っていて、放置していたのです。
そうしましたら、昨年あたりから、フェイスブック一直線。
今までSNSをしなかった方も、始められていらっしゃいます。
本名以外にも、出身高、実社会でのプロフィールの登録が義務付けられているので、
個人情報がみんなに公開されているようなもの。
(もちろん、それを友人のみに公開にもできますが)
ですから、同級生や、昔の友人、知人と連絡をとることができたり、
学生は就職活動で利用できたり・・・利点は多いと思います。
と、お話は元に戻りますが・・・
一方で、フェイスブックによって、
元彼・元彼女・あるいは初恋相手などとも連絡がとれてしまうため、
それが問題になっているようです。
アメリカでは、最近の離婚原因の20%位がフェイスブックが引き金となっているそう。
この数値には驚きました・・・・
昔、よく聞く「同窓会で久々に会って燃え上がる恋」みたいな感じの現代版なのでしょうか。
私には、理解できません。
「過去」は過去。ですもの。
現状に満足していないからそうなってしまうのかしら・・・と思ってしまいます。
もし、ネット上で出会っても、
「あら、元気なのね」とさらりと思うくらいで、その後「会おう」とは思いません。
会ってどうするのだろうと思います。
昔話をして、「あの時はこうだったね」「懐かしいね」という会話なんてしても意味がない。
どちらかが、「忘れられなかった」とでも言うのでしょうか。
でも、それだっから、フェイスブックで見つける前に、
是非行動を起こしていただきたかったと思うわけです。
たまたま偶然、フェイスブックで再会したから、昔の感情が出てきただけなのでは、と。
もちろん、フェイスブック離婚は、昔の恋人との出会いに限らないとは思いますが、
日本でもユーザーがどんどん増えてきているだけに、どうなってしまうのだろうと思います。
そして、もう一つ、
連絡のとりたくない相手にも、自分の存在が知られてしまうこともあるので、
勝手に「あなたの知り合いかも?」という、ユーザー名が出てくる機能は、少し怖いです(笑)
久々に辛口になってしまったかしら。。。スミマセン(ノ_-。)
フェイスブックもツイッターも、今回の震災で、携帯が繋がらない中でも連絡がとれたため、
安否確認や情報収集にとても役立つもので、とても便利だと実感しました。
大絶賛していたばかりですが、良い面だけではないのですよね。
もちろん、全ては「自分次第」ですね!