下のニュースを読んで不快になった。

 

ラーメン屋でイヤホンつけている客が迷惑だ、という話。

 

その理由として、ランチタイムに回転率を上げたいから、だと。

 

ペッ。

 

この言葉を聞いて、唾を吐きかけたくなった。

 

客は食べる機械じゃない。食べて金を落としてゆく機械じゃない。

 

回転率ってほざいているラーメン店主は、客は金を運んでさっさとラーメンを胃袋に納めて帰ってくれればいい、という本音を語っている。

 

冗談じゃあない。

 

 

ちなみに、私はラーメン店でイヤホン付けたことないし、普段からスマホでイヤホン付けてYouTube見ることもない。

 

ラーメン店でこのような行為は確かにエチケットに反すると思う。

 

でも、基本的には、食べるペースは人それぞれ。

 

ラーメンの食べ方に決まりはない。

 

もちろん、ラーメンは熱いうちに、のびないうちに食べてほしいという作り手の思いはわかるけれど、それと回転率云々ていうのは、それとは別の話。

 

ラーメンは熱いうちに、のびないうちに食べてほしいから、イヤホンはちょっと、というのは、客やラーメンに対する愛がある。

 

でも、回転率っていう理屈は、待っている人のためというタテマエで、営利至上主義のホンネを隠しているところが気持ちが悪いし、卑怯だと思う。

 

円安で原料高、燃料高でラーメン店の経営が厳しいというのも、十分に理解できる。

 

だから、経営上の問題で、回転率が問題となるもの、とてもわかる。

 

でも、この本音は人前では決して口に出してはいけない。

 

それがプロ。

 

食べた後、並んでいる人がいるのに、店内で長々とおしゃべりする客は迷惑。

 

これはわかる。

 

でも、食べ方は人それぞれ。

 

かつて、ラーメンの鬼と呼ばれたS氏が店内で私語厳禁なんてほざいてたけど。

 

その店のラーメン食べたけれど、ぜんぜん美味しくなかった。

 

回転率なんて口にする前にまずテメエのラーメンの腕を磨けよ。

 

そう言ってやりたい。

 

今回は毒舌を吐きました。

 

私は普段はこだわりの専門店であんまりラーメンを食べないんだけれどね。

 

最近のラーメンは1000円以上してコスパ悪すぎで、その割に栄養価もないので、そういうこだわりラーメンはめったに食べません。

 

日高屋のラーメンが私にとっては十分に美味しい。

 

今日の昼も日高屋で肉野菜炒め定食に半ラーメンだった。

 

私はこれで満足。

 

日高屋はイヤホン禁止なんてウザイことは言わないし。

 

 

もう一度書きます。

 

客は食べる機械じゃない。食べて金を落としてゆく機械じゃない。